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耕さない田んぼと畑のエッセンス

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ひろこのnoteより抜粋⭐︎
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#耕作放棄地

休耕地を耕さずに、ゆっくりと田んぼにかえす方法①

休耕地を耕さずに、ゆっくりと田んぼにかえす方法①

・はじめに休耕地では、そこに棲む生き物や植物がみんなで環境を作っていて、自然なバランスを保っています。

でも、そこに人間が入っていって、突然田んぼにすると想像してみてください。

『栽培する場所』として考えたときは、アンバランスな状態なのではないでしょうか?

・たけしくんが休耕地を田んぼにする時にやっていること大切なのは、『それをする理由』です。

理由が分かれば、その土地にとって、自分にとっ

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時間をかけて変化していく。人も、田んぼも。

時間をかけて変化していく。人も、田んぼも。

FUSABUSAのオーナー、薫さんと知り合ったのは2016年のこと。

薫さんはご夫婦で『地元・房総の食をつなぐ』というコンセプトで、飲食店を営んでいました。

そのお店から目と鼻の先の酪農家さんのお宅で、たけしくんが雑草をテーマにした小さいお話会を開いたときに、足を運んでくれたのです。

お話会が終わり、みんなで雑談していたとき

薫さんが「実は…」と話を切り出しました。

『自分は農家の家に生

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未来の田んぼを育てるというイメージが浮かんだ2013年の話

未来の田んぼを育てるというイメージが浮かんだ2013年の話

わたしがはじめて「休耕地」という言葉を聞いたのは、2012〜3年頃だったと思う。

今まで作物を栽培していた田畑での農業をやめる、または作物を作らなくなると休耕地として扱われる。国の減反政策の影響も有るが、農家さんが高齢化し、後継ぎがいなくて休耕地になっていることが多いようだ。

南房総で、耕さない田んぼの教室を開くおよそ2年前に、「NPO法人・日本自給教室」の分校を館山で開いていたのだが、そのと

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