見出し画像

フィンランドから学ぶシンプルなライフスタイル①〜いいものだけを10年使う〜

フィンランドは幸福度が高い国として知られている国です。その暮らしを覗くような一冊フィンランド人が教えるほんとうのシンプルを読んで考えていきます。

10年使い続けているものって何かあるかな〜と探すと意外とないものです。引っ越しのタイミングで捨ててしまっていたり、その場限りで使っているモノがほとんどだと反省しています。

本書を読んでいくと、フィンランドと日本の考え方の違いが色々と見えてきます。

①古いモノにこそ価値がある

日本人は新築好きだったり、新品が大好きですよね。
私も何かを使うなら新しいモノと考えがちです。
でも、フィンランドでは良いモノを長く使う文化があり、古いモノにこそ価値があると考えています。
古いモノには様々な思い出が一緒にくっついてきます。例えば食卓を囲うテーブルなどであれば、一緒にご飯を食べた思い出が所々に染み込んでいく。
また、祖母からテーブルを引き継げば、世代を超えた思い出がモノと一緒についてきます。

日本では、引っ越しと共に新しいものを買い改めるような文化もありますが、本当は見直すべきなのかも知れません。

はじめはもしかすると、値がするものを買うことになるかもしれませんが、長く使い続けることができれば結果的に安く済みます。
短期的にみるのではなく、自分が気にいった本当に良いモノを少しずつ増やしていく。

そうすることで、モノを大事にすること、モノと共に積み上がっていく思い出も大事にすることができるのだろうと感じます。

本の中ではデザイナーに拘ることも良いとされています。家具のデザイナーとなると、どんな方がいるのか?

そんなことを考えてモノを揃えていくのはとても楽しいのではないでしょうか?

②中古は自分が使えなくなったものを誰かに使ってもらえることで、地球環境に貢献できる

中古市場は今、日本ではかなり身近なものになってきていますよね。

それでも、中古と聞くと誰かが使ったもの、汚いものと考えてしまう人も少なくないのではないてしょうか?

フィンランドでは中古は自分が使えなくなったものを誰かに使ってもらえることで、地球環境に貢献できると考えており、リサイクル♻️やフリーマーケット、サイトでの売買が進められています。

SDGsと叫ばれている中で、資源を捨ててしまうのではなく、使い続けることは私たち一人一人が意識して行動していくことはとても大事であると感じています。

メルカリやジモティーなどで自分にとって不要になったものを引き継いでいく。

このような考え方はこれからの私たちにとっても重要であると感じます。

③自分で作る

長く使い続けるうえでは、再生させる、自分で作るというのも紹介されています。

古くなったものでも、ペンキで色を塗り直すことで使うことが出来たりする場合もあります。DIYなど日本でも流行ってきている中ではありますが、これも一つモノを大切にすることに繋がります。

使わなくなったスノコなどが私もあるので、DIYを通して何か作ってみようかなと感じます。

如何だったでしょうか?

皆さんは10年使い続けているモノはありましたか?
モノを買っては捨てる、私たち、特に日本人は企業のマーケティングによってモノを買うためにモノを捨てるというサイクルに陥ってしまっています。

これは、シンプルとはかけ離れていると気づかされました。

SDGsが叫ばれている中ではこの考え方は模倣すべきことではないでしょうか?

オススメの一冊

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01LXHLCKA/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B01LXHLCKA&linkCode=as2&tag=yutana03-22&linkId=00e8569663d9185b1d3a788ac9422eae




サポートして頂いたら本当に励みになります。記事のシェア、サポートよろしくお願いします✨