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100年生きる気なら多縁であれ

日本の幸福度ランキングが低いことは皆さんもご存知のことかと思います。
今、日本は世界で56位の幸福度なのだそうだ。

https://eleminist.com/article/1184


その理由として、何があるのか?

それは、昔はあった家族の縁や地域の縁がどんどんと途切れ、隣に住んでいる人がどんな人なのか?
生きているのか、死んでいるのか、
私たちはそれが分からなくなりつつある。

少子高齢化と核家族化が進む中、単身世帯もどんどんと進んでいる。

会社の中でのつながりも、コロナ禍により疎になりつつある。


ある記事によれば、日本は海外から見れば銃などもなく、とにかく安全であるという評価になるのだが、日本のその安全性が逆に1人で過ごしていても、襲われたりしないがために単身世帯でも大丈夫と整理されてきているとも言われている。


ただ、人生100年生きるのに、この無縁な世界のまま進んでいった先に幸せが待っているのか?といえばかなり疑問に残る。

多縁であれ

縁とは寂しさを埋めると同時に煩わしさも兼ね備えてしまっている。
どうしても相手がある中で我慢も発生するし、相手に合わせることも求められる。

この煩わしさは実家から離れて過ごしたり、誰かと一緒に過ごす時にでも発生するものである。

ある程度の距離感を保つシェアハウスなどであっても共有スペースの利用など、楽しい反面、煩わしさもあるのだ。

ただ、人生を100年生きるとなった時、どうあるべきか?どっちが楽しいか?
ここは、煩わしいとしても、縁を大事にして過ごしていくことが大事である。そして、縁は肉親だけではなく、地域や、友人、趣味など、多縁であればあるほど、結果的には幸福度が高まるであろうと考える。

私たちの生活はどんどんと便利さを増し、1人ででも、その便利さを利用さえすれば生きていくことが可能になっている。

ただ、その便利さを利用すればするほどに、人と関わり合いを持たずとも生活が可能になっていく。


私たちは意識しなければ、きっとこれからも無縁化が進んでいく世の中に足を突っ込んでいる。

だからこそ、縁を大事にして、行動すること、人と会う手間を惜しまず過ごす癖をつけていかなければならないのだろう。

100年をどれだけ多くの顔が見える生活をしていくのか?オンラインコミュニティなど、さまざまな繋がりを作り出すことが可能になってきた中で、自分にとって少し煩わしさも感じる程度の縁作りを日々意識していけば、案外楽しいと言える日が多い人生を過ごしていけるのではなかろうか?と思う。

皆さんも是非、貴方の持っている縁を大事にして欲しいし、新しい縁も探してほしい。

私も、皆さんと同じく探していきたい。

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