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フリーランスで活動する、Web & Mobile 領域のUIデザイナー。デジタルプロダクトのデザインをはじめ、デザイナー採用や、デザイン組織作りの支援にも携わっています。

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    UIデザインの学び方は、人・システム・繋ぎ方の3つを知ること

    6、7年くらい前に、美の構成学という本を読んだ。タイトルの通り「美しさを構成するのは何か」を要素分解し、体系的に示すことを試みた一冊であり、大いに影響を受けた。 他の学問と同様に、UIデザインを理解する上でも、構成要素の把握が重要である。そのプロセスこそが、ツールの使い方といった小手先のテクニックではない、本質への理解に繋がる道なのではないか。そこで、UIデザインの構成要素と、学び方を自分なりに考えてみた。 まず、UIデザインの定義をおさらいする。一言で表すと「人とシステ

      • デザイナーとして大切にしたい「そもそも」の視点

        ジュニアデザイナーが、与えられた課題をしっかりこなせる役割だとしたら、次のステージにはどうやって上がれるのだろうか。 わたしは、解くべき課題を見極められること。そして、場合によっては作らないことも選択できる。これが条件だと考えている。 デザイナーとして、経験を積んだり、新しい知識を吸収することで、「そもそも」という問いが浮かんでくるようになる。この「そもそも」というキーワードは、特に大切ではないだろうか。 そもそも、何がゴールなのか。 そもそも、解決したい課題は何か。

        • UIデザイナーとして意識している仕事の進め方

          取引先で、ジュニアデザイナー向けに資料を作る中、わたしが意識している仕事の進め方を改めて言語化しておこうと考えた。 本から学んだこともあれば、上司や同僚との壁打ち、仕事の中での経験や挫折を元に価値観を作り上げてきた。もちろん、あらゆる場面で正しいはずはなく、あくまでも個人の見解である。 発散と収束を繰り返すプロダクト開発におけるデザイナーの強みは、素早く目に見える形に落とし込み、周囲を巻き込みながら共通認識を築き上げられるところである。 仕事で何らかの問題解決を行う際、

          • デザインシステムとアカウンタビリティ

            デザインシステムのプロジェクト推進においては、それ自体の設計や運用のノウハウは数多く公開されているが、経営層やマネジメント層へのアカウンタビリティ(説明責任)について解説された記事は少ない。 わたし自身、明確な答えを持ち合わせているわけではないが、これまでの経験を踏まえて、デザインシステムとアカウンタビリティに着目しつつ、プロジェクト推進の鍵となる要素について、考えをまとめてみたいと思う。 目的デザインシステムをやってみたい、というデザイナーは多い。直近で、デザイナー採用

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            コンウェイの法則とデザイン組織作りへの示唆

            システムの設計は、組織構造を反映させたものになる。コンウェイの法則として知られ、エンジニアリング組織作りの文脈で、よく引用されている言葉だ。この考え方は、デザイン組織作りにも示唆を与えてくれる。 例えば、社内にデザイナーの人数が増えてくる中で、どのような組織構造にすべきかを考えるタイミングがやってくる。事業部に紐づけるのか、あるいは職能に紐づけるのか。当然、デザイナーだけを抜き出して考えるものではないが、画一的な枠組みに押し込むだけでは、落とし穴にはまる危険性がある。 コ

            駆け出しUIデザイナーにおすすめの図書リスト10選

            デザイナー採用のご支援をしている会社で、わたしのおすすめ図書をシェアしてほしいとお話をいただいた。以前からリストアップはしていたので、本来であればコピペで終わるところ、せっかくなら「なぜおすすめなのか」の背景と併せて社内でご紹介したかった。 そこで、稼働時間外のプライベートで、頼まれてもいないのに書評まで付けてリストを作った。完全に自己満足である。主にデジタルプロダクトの駆け出しUIデザイナーを対象に、わたしが実際に読んで役立った本をピックアップした。 尚、FigmaやP

            未経験デザイナー採用の観点

            仕事でデザイナー採用のご支援をしていて、未経験〜ジュニア向けの求人を作る機会があったので、面談やポートフォリオで確認する観点を整理してみた。結論から書くと、「思考」「行動」「想い」の3つの力のバランスで判断すると良いのでは、と今のところ考えている。 思考ここでの思考とは、論理的・構造的な考え方や、コミュニケーション能力を指す。身も蓋もない話にはなるが、学歴の高い人や、いわゆる地頭の良い人は活躍しやすい。これはデザイナー云々というよりも、全ての職種に当てはまる話だ。 例えば

            企業はUXデザイナーに何を期待するのか

            以前、デザイナー採用に関わっていて「UXデザイナーであれば、このオファー額で妥当ではないでしょうか」というコメントを見て、心がざわざわしたことがある。言葉を裏返せば、「UXデザイナーではないデザイナーであれば、そのオファー額は出せない」となるからだ。 UIデザイナーの先にはUXデザイナーがあり、UXデザイナーはUIデザイナーの上位互換、という認識を持った組織は多いのかもしれない。UXの解釈は組織によって異なり、期待値もそれぞれであるため、何が正しいというのも無いのだろう。

            デザイナー採用に現場のメンバーを巻き込むメリット

            採用業務といえば、人事やマネージャーによって行われる職場も多いだろう。しかし、デザイナー採用には現場のメンバーを巻き込んだ方が良い。前職の上司がこのスタンスで、わたしもマネージャーになる前からカジュアル面談や面接に関わらせてもらい、やがて同じ価値観を共有した。 面接をリーダーやマネジメント層で完結させているデザインマネージャーは、現場のメンバーも巻き込んでみてほしいし、現場のメンバーも、積極的に参加表明してみてほしい。これは組織にとっても、個人にとってもメリットになる。

            デザインレビューが機能する組織の条件

            これまで何社かで働いてきて、デザインレビューが正常に機能するためには、いくつかの条件が整っている必要があると感じた。 デザインレビューが機能する状態とは、デザインレビューによって、そのデザインが目的を達成するために、より効果的な状態へブラッシュアップされる機会になっていること。ひとまず、そのように言語化しておきたい。 上記を踏まえて、デザインレビューが機能する組織の条件、あるいは状態を、3つほど挙げてみる。せいぜい、N = 4、5くらいでしかないため、わたしのバイアスが多

            UIデザインは青写真という自覚

            デザインと実装のずれ、という言い方をたまに耳にする。デザインしたビジュアルに対して、実装が合っていない状態を指す。 これは暗黙的に、デザインしたビジュアルを是としており、仕様書として扱っている状態だろう。しかし、デザインツールで作ったものは、あくまでも「こうできたらいいな」という青写真でしかないと思っている。 そもそも、デザインしたビジュアルと、プロダクション環境での見た目を完全に一致させることはできない。ブラウザによっても差異があるし、デバイスの種類によっても、見え方は

            UIデザイナーはいかにしてシステムへの理解を深めるか

            UIデザインとは、人とシステムを繋げる行為だと思っている。繋げるためには、人とシステムの間に立たなければならない。 当たり前の話ではあるが、人は人の理屈で動いている一方で、システムはシステムの理屈で動いている。よって、システムの理屈をそのまま押し付けられても、専門知識のない一般ユーザーは理解できない。 だからこそ、UIデザインは、人とシステムの仲介者として、あるいは翻訳者として機能する。仲介者となるためには、何が必要だろうか。人の関係性で置き換えれば分かりやすい。日本人と

            デザインの単純化

            デザインは、どうやって勉強すればいいのか。まずやるべきなのは、言葉の解像度を高めることだ。デザインという言葉は、抽象度が高くあらゆる分野で使われるため、そのままでは扱えない。 理解するには、まず分類することが重要だ。そこで、美の構成学という本が参考になる。タイトル通り「美しさを構成するものは何か」を要素分解し、体系的に示すことを試みた一冊である。 初心者がやりがちなのは、デザインを単純化して扱い、結果として「自分にはセンスが無いから無理だ」と諦めてしまうパターンだ。 配

            デザインをロジカルに説明することの、限界とその先

            デザインのロジックについて。たまたま同じ日に、意見の異なるツイートを見かけて興味深かった。 なぜこのようなデザインになったのか、ロジカルに説明できないデザイナーはダメだ。何となく感覚でデザインしていては、実力は伸びない。 デザインにおいて、必ずしもロジックは正義ではない。むしろ、ロジカルに説明できない魅力を宿らせることがデザイナーの使命だ。 これらは、それぞれ文脈の異なる意見なので、対立するわけではない。どちらも正しいとわたしは思う。 ロジックは大切だ。しかし、ロジッ

            配色の理論から実践でぶつかる壁

            配色の理論から実践には、壁が存在する。例えば、色相について本で読み、目立たせるために反対色を選ぶものの、いまいち決まらない。理論通りにデザインしているのに、どうしてうまくいかないのか。結論から言えば、本で解説される配色パターンが、実際にデザインする時の条件と異なっているからだ。具体的には、面積・レイアウト・素材の影響を加味しなければならない。 まず、面積について。入門書で解説される配色の調和法は、複数かつ同じ面積の色面がぴったり接していることが多い。そして、レイアウト。配色

            デザインデータと本番環境の同期を試みるべきか

            Twitterを見ていると、たまに「デザインデータと本番環境を合わせておくのが難しい」という意見を見る。そうしたい気持ちはよく分かるが、今では正直、それは幻想ではないかと思っている。 FigmaやXDで作ったデザインデータは、システムそのものではない、というと当たり前に聞こえるが、理解できていない人は多い。システムは有機的なもので、目まぐるしく変化するデータや操作の文脈により、無数の状態を持っている。一方で、デザインデータは、システムの特定の時間軸を切り取ったスケッチに過ぎ