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仕事も人生もドルオタの熱気に負けていないだろうか?

こんにちは、たむらゆうきです。


昨日と一昨日は新潟の古町どんどんというイベントがありそこに出店をしてきました。新潟をご存じない方のため簡単に説明すると、新潟市には昔からの繁華街である「古町」という地区があり、全長1キロ以上の商店街が軒を連ねています。
古町どんどんはその商店街が年に2回行う、商店街の威信をかけた一大イベントです。

さて、そのイベントで僕は採れたての秋冬野菜たちを出品したのですが、出店すると同時にもう一つ別の目的がありました。


その目的がNegiccoのステージを見ることです。


新潟のスーパーアイドルであり、ご当地アイドルのパイオニア的存在ともいえるNegicco。今年は活動20周年を迎え、メンバー全員が結婚そして出産してもなお活動を続ける時代の先をゆくスーパーアイドルです。

出産や子育ての関係の中でここ最近Negiccoさんはステージに立つことが少なく、今回の古町どんどんは久しぶりにイベントの舞台でパフォーマンスをされていたようです。


僕は以前にNegiccoをこのブログで紹介するぐらいNegiccoが好きなのですが、ステージを見るどころかリアルで本物の彼女らを見ることすら初めてだったのでとても楽しみにしていました。

(いつかNegiccoに会えたらいいなと書いたのですが、叶いました!笑)


そして自分の出展ブースを知り合いの農家さんに預けてステージの方へ向かうと、、、そこには今まで感じたことのない”熱量”がそこにはあったのです。



ドルオタの熱気


テレビなどでアイドルオタクのみなさまが「ウェイッ!ウェイッ!」と掛け声を上げながらペンライトを振っている姿を見かけたことがありますが、ステージ周辺に行くとペンライトを持った”いかにも”な雰囲気の方々がたくさんおられるのです。


「これはとんでもないところに入ってしまった、、、」
あれだけNegiccoのステージを楽しみにしていた僕の中に一抹の不安がよぎりました。

そしてNegiccoのみなさまが登場したのと同時に、僕の不安は的中するのです。


Negiccoのみなさまが登場するやいなや、ファンの大歓声が鳴り響き、大きく揺れるペンライトの光の中で僕は立ち尽くしていました。

あきらかに僕が場違いなような感じがして、隣にいた仲間だと勝手に思っていた物静かそうなおじさんまでも、ステージがはじまったとたんに「オーーーーッ、ウェイッ!」とノリノリなのです。


終始Negiccoファンの、いや、Negiccoオタクのみなさまの熱気に僕は押されて、それに溶け込むこともできず、ただただNegiccoのお三方を見つめていました。(Negiccoのステージは20年のキャリアという経験があるので最高のパフォーマンスでした。)


しかし、大きな熱気に巻き込まれる中で、ひとつの感情が僕の中に生まれていたのです。



自分の「好きだ!」を心の底から表現する


自分の中にあるこれが「好きだ!」「これを応援する!」という気持ちを心の底から表現できていてうらやましい

ペンライトの光に埋もれる僕は、周りのNegiccoオタクのみなさまがペンライト以上に光り輝いて見えていました。


自分の心の中にある「これが好き!」という思い、僕はその「本音」を表に出すことに恥ずかしさや否定される恐怖をずっと抱えていました。

自分はこれが良いと思うけどこれを言ったら誰かに笑われるんじゃないか、
自分の思いを出したら否定されるんじゃないか、

という感情が出てきてなかなか自分の気持ちを出せずにいたのです。


ですがアイドルオタクのみなさまはそんなちっぽけな感情など一切なく、堂々と「Negiccoが好きだ!!」という自分をさらけだしていたのです。

どんなおじさんでも全力で声を出し全力でペンライトを振り全力で踊る、、、



自分には、このドルオタに負けない熱量はあるだろうか?



改めて自分に問い直していました。



自分の仕事に対しても、自分の人生に対しても。



「これが好き!」「これがいいんだ!」「こうしたいんだ!」



その気持ちをしっかりと表現できているだろうか。




否、できていない。




どこかで一目を気にして、
どこかで自分の気持ちを押し殺して、
自分の輝く道を探して就職しないで農家を選んだのに、



まったくできていない。



僕が本当にやってみたいスタイルはまだ形になっていないどころか、誰にも話すことすらできず、、、その根底にはやっぱり自分の思いを心から表現できない、という感情が渦巻いています。




今回のNegiccoのステージと、Negiccoファンのみなさまは僕の心に大きな火を灯してくれました。

また僕が自意識にのまれて自分の本音を語れなくなりそうになったときは、あの熱気を思い出し、自分の中に悶々と出てくる感情を乗り越えていきます。



みなさんも、恥ずかしさや恐怖で押し殺している感情や想いをないでしょうか。



一緒に、その思いを解き放ち、あのペンライトの光とオタクたちの熱気に負けないぐらいに輝く毎日を送りましょう!!




それではッ!!


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