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流行りのエネルギーヴァンパイアを差別してしまうあなたへ。

こんにちは、たむらゆうきです。


先日、母親の職場のいわゆる”見える人”から「あの人はエネルギーヴァンパイアだから気をつけて」と言われたという話を聞きました。

母親を含め、エネルギーヴァンパイアをご存じない方のために簡単にご説明すると、その名の通り「相手のエネルギーを奪って自分のエネルギーにする人」のことです。


この場合の「エネルギー」というのは大きく言えば「気」のようなものであり、それが日々のモチベーションや日常生活を送るうえでのあらゆるパワーの源となっています。

例えば、自己啓発系のコンテンツを見た後にやる気が高まっている状態の時は「エネルギーが高い」と言い、仕事で疲れてそのまま寝落ちして寝たはずなのに疲れがとれていないという状態は「エネルギーが低い」という風に言うことができます。


「エネルギー」というのは日常生活のあらゆる物事を行ううえで重要になるので、メンタルの安定やモチベーションコントロールをしたい方にはぜひオススメの考え方です。



さて、それぞれ人にはエネルギーというものがあり本来自分の中から湧き出してくるエネルギーを使うわけですが、それを他人のエネルギーに依存してしまう状態をエネルギーヴァンパイアと言います。


「あの人といるとなぜか疲れる」
「あの人と話すとなぜか不安な気持ちになる」
「あの人とはなぜか距離を置きたくなる」


というのがエネルギーヴァンパイアの特徴です。


僕も経験したことがあるのですが、それまでモチベーション高く「よしやるぞ!!」という時に限ってLINEで返信がちょっと面倒くさい通知が来て、一気に萎えたことがありました。

他にも知り合いから聞いた話だと、セミナーなどに行ってやる気に満ち溢れてやるぞ!!となった時に毎回とあるスナックのママから連絡が来て、、、スナックに遊びに行くと帰るころにはなぜかドッと疲れてやる気がなくなっている。ということもあるみたいです。


エネルギーヴァンパイアをさらに簡単に言えば「関わってて疲れる人」と言えばよいかもしれません。




さて、そのエネルギーヴァンパイアの究極的な例が“ストーカー”です・




ストーカーというのは自分自身の中のエネルギーが枯渇し、ある特定の相手からエネルギーを貰おうとして究極的な依存状態になるために起こります。

実際に、ストーカーを気にする生活というのはめちゃくちゃ疲れますし、警察などでストーカーの対応をしている時もとにかく何もしてなくても疲れるだろうなぁというのは想像つくかと思います。


この「ストーカーを気にする」「ストーカー対応する」という時点でもう、ストーカーにエネルギーを奪われているのです。その瞬間に追われている人の「気」はストーカーに向いているのですから。

これはストーカーとしてはいいエネルギーのエサとなるわけです。無条件に自分に気を向けてもらえるので、やればやるほどエネルギーを貰えます。


ストーカーの例のようにエネルギーヴァンパイアというのは、とにかく相手の「気」をグワッと持っていくのです。



そんなエネルギーヴァンパイアに対して、みなさんならどんな風に対応するでしょうか?



距離をとる?もう関わらない?最低限のやりとりだけにする?



いろいろ思い浮かぶかと思いますが、これら上記のことをエネルギーヴァンパイアに対しては絶対にやってはいけません。

ストーカーもそうですが、離れれば離れようとするほどに相手は本気で奪いにかかるのです。そのエネルギーを奪うことができなければ生きるのも難しいぐらいの精神状態になることを本能的にわかっているんだと思います。


いつだったか衝撃的なニュースがテレビから流れてきまして。ストーカー被害に遭っていた方の対応をしていた職員が誤ってストーカー加害者に被害者の新しい住所を通知してしまうという事件がありました。

エネルギーヴァンパイアの奪いにかかる力はこのぐらい強いのです。


そこでエネルギーヴァンパイアに対してどう接すればいいのか、僕が思うに、



相手の幸せをとにかく考え、祈ること。



奪われる前に、無限のエネルギーを相手に与えてしまうことです。

相手には「私から奪わなくても、あなたはちゃんと自分でやっていけるから、大丈夫だよ。」と心の底から伝えてあげるということです。


離れようとすればするほど人間は追ってしまうものですし、いっそのこと相手の幸せを祈るという「与える」行為をすることで、エネルギーヴァンパイアは吸血鬼から人間に戻れると思います。


そうして相手の幸せを祈るうちに、自分の行動も変化してくるはずです。


嫌いな上司も好きで”嫌いな上司”をやってるわけではないはずで、何がその人を苦しめているのか話してみよう。

もしかしたら相手に誤解をさせてしまっている自分がいるかもしれない、本当の気持ちを隠すことなく全力で相手に伝えてみよう。


どんなに嫌な人であってもその人の幸せを祈るということで、自分も相手も幸せになっていくと思うのです。


人間というのはどんな極悪人でも本当の根っこの部分には確かに「光」があるはずで、この社会を生きていく中でどんどんその光が埋もれていってしまうためにダークサイドに墜ちていきます。

エネルギーヴァンパイアも本来は奪うところか与える存在だと思うのです。
エネルギーヴァンパイアに対しては、距離を置いたり離れたりするのではなく、その人本来の光を取り戻してあげることに力を注いでみてください。





というわけで今回はちょっとスピリチュアルなお話でした。


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