Be Invoked
遂に伝説巨神イデオン 接触篇、発動篇を見た。
接触篇は普通の総集編映画という感じで特に語ることはないが、問題は発動篇の方。
とにかく全部ヤバい。
始まりからヤバい。
いきなりキッチ・キッチンの首が吹き飛んでそれがコスモのヘルメットのバイザーに映るところから映画がはじまる。
前半部分は39話そのままといった感じだけど、中盤からオリジナルのストーリーが展開される。
バッフクランが特攻をかけてきて、ソロシップの船内で肉弾戦を仕掛けるところはアニメでここまで生々しい銃撃戦をかけるのかと感心してしまった。
そんな見てて辛くなるような映像が連続するのに、カララとベス、コスモとカーシャ、その他クルーの人間ドラマはとても暖かい。
コスモとカーシャがキスをしようとするけれど、ヘルメットに阻まれてキス出来なかったシーンとか涙ぐんでしまった。
TV版には台詞だけでてきたガンド・ロワとズオー大帝が出てきたのは少し嬉しかった。
ガンド・ロワが画面いっぱいに出てきて、その裏で素晴らしいすぎやまこういちのサントラが流れるシーンでは鳥肌が立ちっぱなしだった。
あとはテレビ版には出てこなかったバッフクランの新兵器「ザンザ・ルブ」が登場したときには、機体の色が白なのでバッフクランは本当にソロシップを殺る気なんだなと見てて思った。
ザンザ・ルブのデザインは本当にカッコいいと思う。異星人感がこれでもかと出てて素晴らしい。
バッフクラン側の人間ドラマも素晴らしい。
カララ姉さんのハルルに対しての女としての嫉妬。
ドバ・アジバの独白。
この映画のおかげでバッフクラン側の登場人物の解像度がグッと高まった。
ハルル姉さんはこの映画のおかげでかなり好きになった。
ラストはもう分からない。
みんな幸せになれたのかな。
メシアから生まれた新たな生命はイデを善き心によって導けるのだろうか?
すべてが分からないことだらけ。
だけど、アニメが好きな人、映像作品が好きな人はぜひ一度このイデオンというアニメを見て欲しい。
絶対に一生心に残ることは間違いない。
本当はめちゃくちゃに語りたいけど、文章にすると絶対におかしくなるのでこれくらいにしておく。
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