年間視聴数ベスト(3年目)

【詩/小説】

 

noteを始めて3年が経ちます。

詩と小説と短歌で600ノートを超えましたが、この一年は100篇ちょっとしか掲載できず、ペースがだいぶ落ちました。
それでもここまで続けてこられたのは、いつもスキやコメントで励ましてくださるみなさんのお陰です。
そして何も記さずともただ読んでくださる方にも、ほんとうにありがとうございます。

そうした感謝の意味もこめて、3年目の年間視聴数ベスト5<詩編><小説編>を掲載します。

改めて、目にとめてくださるとうれしいです。

 

◆年間視聴数ベスト5<詩編>

 

☆1位『共に有する

※note二周年に際して書いた詩です。きれいにまとまっていますねーー。と他人事のような感想ですが、何と言えばいいのか、その時どきに書いては掲載しての繰り返しなので、自分自身であまり反芻しないのですね。だから後で読み返したときに、他人事のように映ってしまうのです。でも、書いたときはそれが自分のなかの真実なのです。

 

☆2位 『惜しむのは季節がゆくことじゃなく

※全力で闘えていなかったのですね、この頃。ようやくそこそこ闘えている今から振り返ると、焦燥や己に対する怒りが痛々しいようにも感じます。いつもこんな生な感情を言葉にして、恥ずかしくないのだろうか、この人は。と、他人事のように心配してしまいます(笑)。

 

☆3位 『もうひとりのぼくからの手紙

※<もうひとりの自分>をテーマにした詩や小説が、たぶん、この600篇超のなかに20篇くらいはあると思います。きっと、あれです。学術的には「〇〇症候群」とか名前がついているやつです。詳しくは知りませんが(笑)。<もうひとり>くらいならよいのですが、まだ何人かいそうな気が最近はしていますので、人格をひとつにまとめる方法をどなたか教えてください。でも、そしたらこういった詩はもう書けませんが(笑)。

 

☆4位『珈琲ならいただきます。

※熊本地震の一週間後くらいに書いた詩です。読んでいただく際には、ロジックで捉えないで、空気で捉えてもらえると助かります。

 

☆5位『今日は雨降り

※この頃は、こういった定型の詩を好んで書いていました。見事に七五にはまっていますね。また、この頃は雨がとても好きだったんですね。いまでも、ですが。

 

続いて、<小説編>です。

 

◆年間視聴数ベスト5 <小説編>

 

☆1位 『関ヶ原の鬼

※書いて楽しくて楽しくて。たぶん、一気に書き上げたのだと思います。歴史ものを書いてみたかったんですね。なぜ、小説で1位になるほど視聴数が多かったのかはよくわからず。タイトルの引きなんでしょうか。それともnote以外で誰か拡散してくれたのでしょうか。noteはスマホでしか見ないので、そういったこともよくわからないのです。

 

☆2位『恋しさと切なさと……

※自分のなかでは、ああ、ちょっと品がなかったかなと納得できていないところもあるのですが、空気感は出せたかなと思っています。性的な表現を書くのって難しいですね。けれど、もっとしっかりと書いてみたい気がしているのです。主題の曲は、90年代って感じですねー。

 

☆3位『いつか街で会ったなら

※吉祥寺の街に一日いて、散歩したり、公園のベンチに座ったり、喫茶店で珈琲を飲みながら書きました。仕上がりが粗いなーとは思うのですが、これも空気感を描くことが目的だったので、そういう意味では、まずまず書けたかな、と思っています。主題の「いつか街で会ったなら」は、中村雅俊が歌った吉田拓郎の曲ですね。まさに吉祥寺。

 

☆4位 『深海より愛をこめて ①

※これまでに書いたいろんなシリーズにつながる話にしよう、という出発点から書き始めたのですが、シリーズ全体の構成がバランスが悪かったですね。ただ、部分的にはとても満足のいくものが書けたな、とも思っています。人生をテイク2できるとしたら、何をやり直したいか。結構、考えましたが、もっともやり直したかったのが、いつか【シークエンス】で書いた「青空の向こう」という中学の野球の試合の後悔だったりします(笑)。

 

☆5位 『9歳の彼女はそのとき

※『関ヶ原の鬼』では初の戦国ものでしたが、こちらは初の戦争ものです。母親3姉妹の話を長女の叔母を主人公に書きました。ソウルからの引揚げだったんですね。続きを書きたいと思っているのですが、調べものも多くて、なかなか着手できずにいます。

 

以上、<視聴数ベスト>いかがでしたでしょうか。
よろしければ、ご意見などいただけますと幸いです。

 

それでは、4年目もよろしくお願いします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

 

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tamito

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#詩 #小説 #コラム

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