タメンタイ

広島を拠点にアートマネジメント事業を展開。2021年12月、「タメンタイギャラリー 鶴…

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広島を拠点にアートマネジメント事業を展開。2021年12月、「タメンタイギャラリー 鶴見町ラボ」オープン。実験的かつ挑戦的な展示を企画し、ローカルアートシーンの対外的な接点形成と、美術による地域観の更新に取り組みます。 https://tamentai.co.jp/

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    TAMENTAI GALLERYからのお知らせをまとめています。

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ひとあしひとあしを振り返る──古川諒子・山口達典 "Inch by Inch"展によせて

若い作家が自らの表現の内実の焦点を定めたころに、そこに至るまでの作品を振り返ると、それまで進めてきた歩みがたしかに現在につながっていることを確認できる。過去作品は、新作のルーツであると同時に、途上で捨象された形態も保存しているものだ。作者が一度は関心を寄せつつも、表現として体系化していくなかで削ぎ落とした要素を改めて目にできる機会はそう多くない。 古川諒子・山口達典 "Inch by Inch"展は、広島で絵画を学んだ両名の6年間の変遷を、小作品とドローイングの展示を通じて

    • アートと法律─よくわからない人のための読書案内

      アート活動に携わるとき、そのメインフィールドは企画や制作、発表といった活動が中心です。しかし、アートにも当然バックオフィスは必要で、トラブルを未然に防ぐために対処すべき事項もたくさんあります。 にもかかわらず、表現以外の分野に苦手意識を持っている多くのアート関係者はとても多いのです。 そこで第一歩として、アートと法律の関係について理解の一助となったり、実際に必要になった時に役に立つ情報について、わかりやすく書かれた書籍を5冊紹介します。 ・クリエイターのためのアートマネ

      • 「自分で見たことのない作品」をつくるために ─ 自然とエロス、崇高さと下世話さ/ペインター・辻孝文へのインタビュー

        辻孝文は岡山を拠点に活動するペインター。 最近は岡山駅南地下道とチョコレート店alferで絵画を展示しているほか、ル・ポール粟島では車へのペイントを手掛けるなど幅広く活動しています。 そんな彼に迫るインタビュー企画。「自然景」と「Flowers」の2つのシリーズから、次回作の展望まで伺いました。 「自然景」シリーズ 辻孝文 「明ける先は」(2011) これは2011年の作品で、「明ける先は」といいます。東日本大震災があったあと、「これはなにか作品に残しておきたい」と

        • アートとチョコレートを同時に味わう!─"ART on CHOCOLATE"が岡山市のビーントゥバー専門店"alfer"でスタート

          ビーントゥバーチョコレート専門店"alfer"(アルファ―)で、アートとチョコレートのコラボレーション企画「アート・オン・チョコレート」がスタートしました。 絵画作品の展示と、コラボドリンクの2本立ての本企画。 TAMENTAI GALLERYで活動する辻孝文、土井紀子、有田大貴の3名の作家による小作品の展示と、作品のモチーフとなっている図柄をカフェモカに浮かべたドリンクを展開します。 辻孝文の"Flowers"は、近年展開しているシリーズ作品から3点で構成したもの。現

        ひとあしひとあしを振り返る──古川諒子・山口達典 "Inch by Inch"展によせて

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          「アート・オン・チョコレート」岡山のビーントゥバー専門店とコラボレーションしたアート企画を展開します

          ビーン・トゥ・バーのチョコレート店で、すてきなアート企画を実施することになりました。 2020年7月にオープンしたチョコレート店「alfer(アルファー)」で、展示とコラボレーションドリンクを展開します。 企画①作品展示シックでシンプルな内装の店内で、3名のアーティストの絵画作品を展示します。 展示予定作品は、有田大貴の折り鶴シリーズ、土井紀子が本企画のために制作したカカオ豆をイメージした絵画、そして辻孝文のフラワーズシリーズです。 企画②コラボドリンク展示作品の図柄

          「アート・オン・チョコレート」岡山のビーントゥバー専門店とコラボレーションしたアート企画を展開します

          尾道から長崎へ─自然を自分なりに美しくに描く《三浦秀幸アトリエ訪問》

          アーティストのアトリエを訪れると、過去の作品と最近の作品を一堂に見ることができるので、考え方や技術の変化を見て取ることができます。 今回は長崎にある三浦秀幸さんのアトリエにお邪魔しました。尾道市立大学大学院を修了し、2019年春から制作環境を故郷長崎に移した三浦秀幸さん。近作は雰囲気が大きく変わった印象がありました。そこで、TAMENTAI GALLERYの山本と、アーティストの有田大貴でお話を伺いました。 (この記事は2019年12月に取材したものです。)  "Still

          尾道から長崎へ─自然を自分なりに美しくに描く《三浦秀幸アトリエ訪問》

          有田大貴を取り上げたマダガスカル紙記事を邦訳

          昨年12月に有田大貴がマダガスカルの首都アンタナナリボで個展を開催しました。 有田大貴は、故郷であるヒロシマへの強い意識を昇華した絵画を制作し、国内外で発表しているアーティストです。昨年12月に、マダガスカルの首都アンタナナリボにて個展を開催し、千羽鶴や折り鶴の焼却灰を用いた絵画作品やインスタレーション、被爆者である有田の祖父が撮影した原爆ドームの写真などを展示しました。 マダガスカルでは、トークイベントを開催したり、現地の学生と交流する機会をもつなど、盛況だった様子です

          有田大貴を取り上げたマダガスカル紙記事を邦訳

          コイプレ ART GALLERY – 「カムチャツカの若者が」解題

          広島電鉄西広島(己斐)駅前に誕生した、広場を中心とするパブリックスペースKOI PLACE。中核施設ガラス張りでおしゃれな中核施設「コイハウス」にて、アートギャラリー企画「コイプレ ART GALLERY – vol.1」を開催しました。 層を積み重ねて抽象作品を制作する有田大貴と土井紀子の二人展となった今回の展示タイトルは「カムチャツカの若者が」。谷川俊太郎「朝のリレー」冒頭部を引用したもので、多くの人が行きかうこの場所で、移りゆく時間と空間の普遍性を、レイヤーを通して見

          コイプレ ART GALLERY – 「カムチャツカの若者が」解題

          マダガスカル•アンタナナリボにて有田大貴が個展を開催します

          TAMENTAI GALLERYで活動する有田大貴が、マダガスカルにて個展「On the Earth, In the Sky」を開催する運びとなりました。 12月23日(月)-27日(金) まで、首都アンタナナリボにあるIs’Art Galerieにて開催されます。 広島市で生まれた有田。地元の高校を卒業後、アメリカの州立大学を卒業しています。現在は広島を拠点に、現代アーティストとして国内外で精力的に展示機会を設けています。 海外に出ることで、自身のルーツである「ヒロシマ」

          マダガスカル•アンタナナリボにて有田大貴が個展を開催します

          平面作品の層を手探る【土井紀子「sensor展」 レポート】

          TAMENTAI GALLERYのアーティストの活躍を記録するレポートをnoteで発信していきます。 第1弾は2019年11月17日から22日まで広島市立大学芸術資料館で開催された、「土井紀子・岡里実 二人展 sensor」の様子をご紹介します。 まず土井の「青」の作品が並ぶ部屋へ入り、つづいて土井の「白」の部屋へ移り、さらに奥に進むと対照的に薄暗い空間に岡の作品が展示されている構成でした。 土井の作品のキーワードは「層」です。TAMENTAI GALLERYで紹介して

          平面作品の層を手探る【土井紀子「sensor展」 レポート】