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今「コミュニティ」を作る意味

金曜日担当の長田です。
今日は最近結構ホットなワードである「コミュニティ」についていろいろと書いていこうと思います。

今、私が参加し皆で一緒に作ろうとしている学校の名前なんですが、「丹波コミュニティカレッジ」といいます。どうしてこの名前に決定したのか、という話は伺っていませんが、この名前に入っている「コミュニティ」というところがこの学校のいちばん大切な部分なんじゃないかなと個人的に思っています。


コミュニティって?

wikipediaによれば・・・

地域コミュニティ(ちいきコミュニティ)とは、地域住民が生活している場所、すなわち消費、生産,労働、教育、衛生・医療、遊び、スポーツ、芸能、祭りに関わり合いながら、住民相互の交流が行われている地域社会、あるいはそのような住民の集団を指す。

とのことです。

ちょっと簡単に言えば、「顔見知りのみんなが集まる場所」みたいなイメージでオッケーだと思います。

そんな場所「コミュニティ」、地域から人が離れ大都市へ行ってしまったり(Iターン現象)「地域コミュニティ」というものを避けてしまう人がいたり、なにかと逆風に見舞われているように思ってしまいがちですが、最近私はこの価値が非常に大きなモノになってきているような気がします。

私はこの文章執筆時点で高校3年生(卒業間際)みたいな身分の人ですが、進路決定をするときにかな~り悩みました。最終的にわたしがした選択は「大学に行かず地域コミュニティに参加しながら自立する力を身につけるように勉強していく」というところに落ち着きました。

で、なんで迷っていたのかというところを今考えてみると、その根本には「将来への不安」があったのかなと思います。


将来への「不安」について

たぶんこの不安は誰しもが持っているものだと思うのですが、その「不安」はどうして出てくるのでしょうか?

私がこの質問に答えるのならこう答えると思います。
「自分の拠り所が一つしかないから」
です。

ちょっと具体例を出してみたいと思います。

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1,会社員、フリーランサーの人
彼らは基本的には成人して大人として働いている人ですが、twitterなどでその人達が発している言葉を見てみると、皆収入があるにもかかわらず全員がその「不安」に対処しきれているようには感じません。
その理由としては「収入を一本化しているから」なんてことが言えるのではないでしょうか

2,学生、都市圏に移り住んだ人
私も含むこの集団ですが、学生の場合は「学校」という場所しかなく、都市圏に移り住んだ人にとっては地域コミュニティ以外の場所に行ってどこかに所属しなくては居場所がない。つまり「所属するコミュニティが少ない」ことによって「不安」が生まれているというわけです。
(「都会に移り住んだ人皆が孤独だ」と言っているわけではないです)

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以上の事を踏まえて、とりあえず「不安」に対処したいという人がいるのならば「自分の不安が生まれている原因を見つめてみて、その不安を”〇〇の一本化”といえる状態から遠ざける」といった方法で解決できるかもしれませんね。


いま「コミュニティ」立ち上げる意味

話を戻すと、私は「丹波コミュニティカレッジ」のメンバーになることができてかなり不安が少なくなったと感じます。

こんな風に私のように不安を抱える人にとって安心できる場所としての「コミュニティ」というものが今になって必要になってきているように思うのです。

そういった意味でもこの「丹波コミュニティカレッジ」が誰もに開かれた一コミュニティとして、楽しい場所にできるようにこれから頑張って行きたいと思っています。

気になった方がいましたらチェックしてみてください!

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