「乃公」出でずんば
乃公【だい‐こう】
[代]一人称の人代名詞。男性が、目下の人に対して、または尊大に、自分をさしていう語。我が輩。ないこう。
引用:
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%B9%83%E5%85%AC/
「乃公出でずんば」なんて物言いが、でんっと出てきて、意味を取れずに調べてた。他の者にはできないだろう、我が輩が出ていかねばならん。という自信の表れを含むニュアンスらしい。「乃至(ないし)」とか「乃(の)」で見たことあったけれど、「乃(だい)」って読み方はあまり馴染みがないかも。
2024年から新紙幣の肖像となる渋沢栄一の伝記のタイトルが「乃公出でずんば」らしい。「論語と算盤」は手に取ったことがあるけれどそちらは聞いたこともなかったな。
民間に力を与え、一個人ではなく多くの出資者が事業をなし利益を分かち合おうという思想を持ちそれを実行し続けたと。「乃公出でずんば」も納得の功績の人です。
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乃公:我が輩
安石:晋の政治家
蒼生:人民
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