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【読書】目指せ習慣化!目の前の楽しみを優先する性質を逆手にとって~これだから読書は面白い~#273

おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、運動はお好きですか?今回は、運動のお話・・・ではないです。運動の話はこちらです。

運動や勉強などの「良い習慣を作る方法」を発信します。

1 『スマホ脳』著者の最新作!しかも子ども向け!

本日のおすすめ本はこちらです、ドン!

この本は、子ども向けに書かれているのでとても分かりやすいです!文字も大きいし、書き方も、ハンセン氏が語り掛けるようになっているので、スイスイ読めます。

『スマホ脳』を読んだけどしっかりと理解できなかった、『一流の頭脳』は途中までしか読めなかった、という方(私です)には特におすすめです!

2 「~かも?」が大好きな私たちの脳

結局「運動をしよう」というのが本書の主訴なのですが、第9章の「スマホについて考えてみる」で、新しい発見がありました。

ネズミの脳はつまり、「不確かなこと」が好きなのです。それは私たち人間も同じで、「もしかしたらもらえるかも・・・」と思った時の方が、より多くのドーパミンが出ているのです。(p157)

遠足の前日にドキドキして眠れないのは、この「期待のドーパミン」が出ているからなのですね。納得!

たいていの場合、スマホに届いたメッセージを読んでいる時よりも、通知が来た時の方が、脳の中でたくさんのごほうびが出ているそうです。(p157)

わかりみ~!

だから、スマホの通知は基本オフ。そして、仕事や勉強をしている間は、視界に入るところにスマホを置かない。私はそうしています。

3 目の前の楽しみを優先するのは、皆同じ?

また、ハンセン氏はこのようにも述べています。

今の子ども達は、すぐにごほうびをもらうことに慣れてしまっているという点があります。楽しくなるまで待つことができないのです。(p161)

この点には、私は思うところがあります。「待つことができない」のは、古今東西、大人も子どももそうだと思うのです。

過去にも発信したことがありますが、『kodomoe』10月号中で経済学者の中室牧子さんも述べています。

(前略)すべて今すぐ得られる喜びを優先してしまう双曲割引に基づく行動です。(p15)

やったらいいと分かっているダイエットや英会話が続かないのも、その効果が得られるのがずっと先だからです。グサッ!!

4 終わった後にプチご褒美を

とはいえ、「脳の構造がそうなってるなら仕方ないじゃん」と思うのは、あまりに残念。中室氏は、ベストセラー『学力の経済学』でこう述べています。

「目先の利益や満足をつい優先してしまう」ということは、裏を返せば「目の前にご褒美をぶら下げられると、今、勉強することの利益や満足が高まり、それを優先する」ということでもあります。(p31)

もう一度『最強脳』に戻ります。本書の主訴は「運動しよう」でした。運動は、ジョギングとかジムで筋トレとかでなくても良いです。

散歩とか、階段の上り下りとか、掃除とかでも立派な運動です。

脳はどんな運動をしているかは気にしません。ともかく運動さえすればいいのです。(『最強脳』p199)

確かに!脳は「今サッカーしている」とか思いませんよね。とにかく運動、というか、動く!そして、できたことを喜んでください。「サボらずできた~!やった~!」と。

また、運動の後に「ごほうび」を用意してもいいかもしれませんね。「3分だけスマホを見ていい」とか。ただ「スイーツを食べていい」はNGかと思いますが・・・。

5 考えただけでドーパミンが出るように

そして、こんなうれしいことも述べています。

体を動かすことに慣れると、運動する時にもごほうびが出るようになります。これから外に出て自転車をこごう、友達とサッカーをしよう、などと考えただけで少しドーパミンが出るようになるのです。(p163)

わかりみ~!(2回目)

春に自転車を購入したのですが、「これからちょっと自転車で走ってこよう!」と思っただけで、なんかワクワクします。こういうことだったのですね!

こうして、本を読んで、その本が前の本や知識に繋がり、自分の世界が開け、習慣が、生活が、そして人生が変わっていく。読書ってやっぱりいいですね。

この心境です。

これだから乱世は面白い(王騎将軍『キングダム』16巻)

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!もっと本を読んで、こうして発信したいなと改めて思いました。

では、今日も素敵な一日を!ありがとうございました!

私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。