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はじめまして #2 -しごとの旅(2)

当時、国語の教科書で『おとなになれなかった弟たちに・・・』という米倉斉加年さんの文章が取り上げられ、それが戦争のお話だったことから、担任の先生がユニセフのビデオ…

tamami
4週間前
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はじめまして#2ーしごとの旅(1)

形を変えても、場所を変えても、やり方を変えても。 ずっとずっと同じ、一本の道を歩いている。 そんな、 "しごとの旅" です。 * * * どうして、道路はアスファルト…

tamami
3か月前
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はじめまして#1ー こころの旅

振り返ると、 「やっとここにたどり着いたね」と、 そっと自分をいたわってあげたくなるような、そんな半生でした。 * 小さい頃から目に見えない世界で遊んでいるような…

tamami
3か月前
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はじめまして #2 -しごとの旅(2)

はじめまして #2 -しごとの旅(2)

当時、国語の教科書で『おとなになれなかった弟たちに・・・』という米倉斉加年さんの文章が取り上げられ、それが戦争のお話だったことから、担任の先生がユニセフのビデオを見せくれたのです。

真っ暗な視聴覚室の中で、なんとなく眺めていると、3秒に1回、子どもの顔が、背景に、浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返します。

なんだろうなー、と思っていると、最後に

「画面に映し出された子どもの数は、あなた

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はじめまして#2ーしごとの旅(1)

はじめまして#2ーしごとの旅(1)

形を変えても、場所を変えても、やり方を変えても。
ずっとずっと同じ、一本の道を歩いている。
そんな、 "しごとの旅" です。

* * *

どうして、道路はアスファルトで覆われているんだろう?

6歳くらいの頃に、不思議で不思議で仕方がなかったこと。

この頃のわたしは、わけもなく、原始時代に憧れていました。
今ならわかるその理由は、おそらく「人間が生態系の一部だった時代」への憧憬の念だったと思

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はじめまして#1ー こころの旅

はじめまして#1ー こころの旅

振り返ると、
「やっとここにたどり着いたね」と、
そっと自分をいたわってあげたくなるような、そんな半生でした。



小さい頃から目に見えない世界で遊んでいるような、
どこかふわふわとした子どもで
母からいつも「地に足をつけなさい!!」と繰り返し言われていた記憶があります。

物心ついた頃にはすでに、
私はダメだ、私はできない、私は頑張らないといけない、
という、 "歩く自己否定感" 状態。

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