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”読みたくなる” 記事にしたい!

目指せ WEBライター検定3級! 私の学習帳 : part 5

「校正」 と 「レイアウトの工夫」


 この記事は、クラウドワークスに登録すると視聴できる ”受験前の参考動画”『WEBライター検定3級講座』を視聴した私が、重要だと感じたポイントをまとめたものです。
 加えて、動画から学んだことをベースに、私なりに調べ、噛み砕き、時には例を交えつつ、『3級取得のための学習帳』として整理してみました。
 3級取得に向け、歩きはじめた私がまとめた学習帳ですが、良ければご活用ください!


 今回の学習テーマは ”校正” と ”読みたくなる記事にするための工夫” です。

 字の打ち間違い、よくやってしまいます。
 しかも、”絶対に間違えてはいけない” と思っているところに限って、ミスをする。
 今まで私がnoteに投稿してきた記事も、毎回毎回、目を皿のようにしてチェックしているのですが、見返す度に「あ…」となります。
 これ、何なんでしょう。不思議です。

 …などと、呑気なことを言っている場合ではないので、校正の仕方、きっちりと学習していきたいと思います。
 そもそも誤字などあっては、読みたくなくなってしまいます。

 丹精込めて書く以上、”読みたくなる” 記事にしたい!
 その術を手に入れていきたいと思います。


動画 『WEBライター検定3級講座』を視聴して、重要だと感じた 私なりのポイント

※ 今回の記事は、【チャプター2】と【チャプター3】の計6動画分(動画No.10-15)になります。

■10、校正の必要性
 原稿の正確性は、ライターの信用に関わる。
校正方法
 音読して確認、印刷し紙面上で確認、時間を空けてから確認、
 文章校正ツールを使用する、チェックリストを使用する

【チェックリストの例】
 ・誤字脱字、表記ゆれの有無
 ・情報の正確性 (著作権の取り扱いも含む)
 ・表記ルールやレギュレーションに沿っているか
 ・用語の統一に問題はないか
 ・ライティングの目的を達成しているか
◉自己チェックだけでなく、他人によるチェックも行うと尚よし

出典:WEBライター検定3級 対策講座
【Chap.2 正しい文を書く】校正をする

 動画内で推奨されている校正方法を要約すると、”客観的に、そして冷静に自分の記事を見直しなさい” ということなのでしょう。
 確かに、執筆中や書き終えた直後の頭は熱を帯びているため、中々冷静にはなれません。当然、そんな状態で読み返しても、修正すべき箇所など見つけられるわけがないのです。

 しかし、私は思うのです。
 そもそも、自身の記事を客観的に見直すこと自体、難しい。

頼れる味方 「文章校正ツール」

 ”音読” や ”時間を置いてからの確認” が、校正にとって有用な手段だというのは理解できます。当然行わなくてはいけない工程だと、私も思っています。
 しかし、人間です。抜けはどうしても出てしまいます。
 そこで、”客観の極み” である機械の力「も」頼ってみるのです。

 文章校正ツール。
 動画内で名前があがっていた、「ジャストライト」を調べてみました。

▶︎ジャストライト

 表記ゆれや用語基準のチェックなども校正対象となっており、プロ御用達のツールのようです。20日間の無料体験もついています。
 ただしこちらは、Windows対応ですので、Macユーザーは要注意です。
 ちなみに、最新版『Just Right!7 Pro』が8月に発売される予定になっています。販売価格は5万円程です。

 確かにとても心強そうな校正ツールですが、金欠真っ只中の私には、到底手が出ません。
 そこで、無料で使える校正ツールサイトも探してみました。

 有料サイトに比べると機能は落ちますが、ログイン登録やインストールを必要とせずに、手軽に使えるものありますので、状況に応じて使い分けても良いかもしれません。

↓ 無料校正ができるサイトのリンクになります(一部です)

〈まとめ〉

 いかに冷静に、そして、いかに客観的に文章を見直すか。
 記事の質を上げるためにも、信頼を落とさないためにも、校正作業は丁寧に慎重に。
 また、校正ツールが有能とはいえ、それ任せにするのはもちろんNG。最終チェックは、自身の目で行うこと。


■11、"読みやすく書く" 重要性
なぜ大切?

 WEBは第一印象が全て。
 読みやすさなくして、読みたくなる記事にはなり得ない。

▶︎読み手が読むのをやめる理由
 圧迫感のある文章量、馴染みの薄い外来語や漢字の使用、文章のテンポの悪さ

■12、 ”読みやすく書く” テクニック 「空白行」
「空白行」の狙い
・ 記事の圧迫感を軽減
使用ポイント
・空白行は、パラグラフ(テーマ、話題)が切り替わるタイミングで入れる
 ※ ただし、文が続きすぎる場合は、適時入れ込む。(3〜5行が目安)

■13 、「見出し」で見やすさUP!
「見出し」の狙い
 
・メリハリをつける、アイキャッチの役割、概要が把握しやすい
使用ポイント
・見出しは「大」「中」「小」の3段階程度が適当
・大 → 中 → 小の階層構造をはっきりさせる(フォントの大きさなどで工夫)

■14 、目次の入れ方
「目次」の狙い

・記事全体の概要を把握させることで、読みたくさせる
・気になる箇所だけを読むことが可能 (リンクの活用も)
使用ポイント
・階層構造をはっきりさせる(字下げなどの方法もある)
・目次と見出しを完全に一致させる → 読み手の混乱を避ける

出典:WEBライター検定3級 対策講座
【Chap.3 読みやすい文を書く】なぜ「読みやすく書く」ことが大切なのか?
空白行を入れる
見出し・小見出しを入れる
目次を入れる

読みやすい記事 = 読んでみたくなる記事

 空白行を適切に使い、見出しをつけて、目次を入れる。
 全ては 、読んでみたいと思わせるため。
 
 私は長らく映像制作の仕事に就いていたのですが、思い返すと、私も似たようなことをやっていました。
 冒頭でダイジェストを流して、概要を視聴者に把握させる。重要なのは引きのある映像(シーン)を使ってダイジェストを構成すること。インパクトのある映像をチラ見せすることで、視聴者に興味を持たせるのです。
 加えて、要所要所にキャッチを入れて、最後まで飽きさせずに見てもらう工夫も欠かせない。
 なるほど、それと一緒なのですね。

 視聴率には、分単位での視聴率を弾き出した「毎分視聴率」というものがあるのですが、それを見るとよく分ります。
 番組冒頭に入れ込むダイジェスト、その魅力が乏しい場合、それ以降の視聴率はあからさまに下がっていきます。加えて、一度去った(興味を失った)視聴者は、中々戻ってはきません。

 そういう意味では、映像媒体もWEB媒体も似たようなものなのでしょう。紙媒体と違い、すぐに逃げられてしまう。
 レイアウトを工夫して少しでも興味を引く。疎かにはできません。

レイアウトのルールは自由、しかし決めたルールは統一を

 読みやすくするためのレイアウト術。
 フォントや大きさを変えたり、数字や記号を使ったり。様々な手法が考えられます。
 ただ一点注意。レイアウトのルールを決めたら、それを崩してはいけません。
 
 現在私が書いている、この『目指せ WEBライター検定3級! 私の学習帳』シリーズ。レイアウトのルールを決めずに、書きはじめてしまいました…。
 ですのでお分かりの通り、記号や見出しは統一されておらず、そもそも目次すらありません。これは良くない例ということですね…。

 3級に合格して色々と余裕が生まれた際には、レイアウトを統一し、より読みやすい記事、”読みたくなる記事” に書き直していきたいと思っています。
 記事に辿り着いていただいたというのに、「あっ、読みにくそう」とさよならされてしまうのは、寂しすぎますから…。

ーーー
 ちなみに、他の方のnoteを読んでいると冒頭に「目次」がついていることがあります。
 「分りやすくて良いな〜」と思っていたのですが、note proの機能だったのですね。私もいつかnote proに移行できたらいいな。

〈まとめ〉

 レイアウトを工夫して、より魅力ある記事に。
 精魂込めて書き上げた記事だとしても、 上手くアピールできなければ、読まれない。
  読み手をいかに立ち止まらせるか、それが勝負であり、スタートライン。


■15 、漢字・ひらがな・カタカナのバランス
横書きの媒体は、ひらがなを多めにしないと読みにくい印象になる。
 ・漢字の使用は ”簡単すぎるかな” くらいが丁度いい良い
 ・カタカナが多いと頭に入りにくくなる (スキル、グローバル など) 
 → 読みやすさを重視するなら、漢字もカタカナも多用しない方が良い

注意点
 ・バランスは、記事の狙いやターゲット層に合わせて調整する
 ・表記は統一させて使用する
  →「私(漢字)」と「わたし(ひらがな)」を混ぜて使用するのはNG

出典:WEBライター検定3級 対策講座
【Chap.3 読みやすい文を書く】漢字・ひらがな・カタカナを書き分ける

漢字使用率3割でも多い!?

 どの程度漢字表記にして、どの程度ひらがな表記にするのか。
 動画では ”横書きの媒体は、ひらがな多めに” と説明していましたが、具体的にどの程度の割合が推奨されているのでしょうか。調べてみました。

 「漢字3割、ひらがな7割」。
 新聞などの活字媒体では、おおむねこの比率と言われている。
 『「動詞と名詞」は漢字で、「その他の言葉」はひらがなで』 というルールを推奨する。

出典:日経クロステック「漢字と平仮名の割合を適切にする」安田 正
https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20110715/362494/

 上記は、あくまで活字媒体全体についての話です。
 つまり、WEB媒体においては、漢字の使用率が3割でも多いということになります。
 私自信、漢字を多用してしまう方なのですが、この記事を執筆した安田氏が提唱するように、「動詞と名詞」以外をひらがなにするだけでも、漢字の使用率を下げることができそうです。

 また、漢字の使用率を知ることができるサイトも存在しています。活用してみるのも手です。

↓ 無料のサイトです。

ターゲット層を意識すれば、使うべき表記方法は自ずと決まる

 ネット媒体での漢字の使用率は、3割でも多いということは分かりました。
 とは言え、それが全てではありません。より重要なのは、何を目的とした文章を作成するのかということです。

 幼児向けなのであれば、漢字の使用率が1割であっても多いことでしょうし、お堅いビジネス文書であれば、ひらがなの多用は避けるべきです。
 
 元も子もない言い方になってしまうのですが、「漢字」「ひらがな」「カタカナ」の割合を気にするよりも、記事の目的を見失わずに書くという方が、よっぽど重要だということです。 

〈まとめ〉

 横書きの媒体では、漢字の使用は控え気味に。
 カタカナの使用も同様。日本語に置き換えた方が読みやすい記事にはなるが、ターゲット層や記事の目的に沿って臨機応変に吟味する。


 次回は、”読みやすい文体” についてです。
 ようやく半分といったところ。良ければご覧ください。

↓ こちらも読んでいただけると嬉しいです!
記事が多くなってきましたので、マガジンにまとめました。
「著作権」に関しての記事は、我ながら相当調べて書きました…。
良ければ見てやってください。


いつか母と仲良くなれたら、母と私と猫さんで旅行に行きたいと思っています。 野っ原をのんびりと散歩。 母との生活は始まったばかり。 夢は大きく、まだまだ諦めません^^