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聖夜に見る夢

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モミなどの常緑樹を使ってリースを作るのには、意味があります。それは、「永遠の命」や「神の愛」の象徴だからです。

私は無宗教だし、信仰心もなく自分しか信じていない(笑)。ですが、花の仕事を20年以上も続けていると、自分以外の何か大いなる力みたいなものに、どうしても感謝したくなる時が、たま〜に訪れます。

植物には精霊が宿ると言われていますが、本当にそうなのだと確信しているから。

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これらのうっとりするようなお写真を頂いたのは、我がウェブデザイナーの方。(オサレ〜✨)

センスのある方は、飾り方が一味違うと唸らせる。それは、なぜか?なぜなら、作り手の意図を汲んでくださっているからなのです。

私は、花に限らず、全ての奥行きを大切にしています。だから、陰影をこの様に美しく表現されると感激してしまう。

そう、精霊はひっそりと木陰に潜むもの。普段、人の目に触れないからこそ精霊なのです。

私が好きな人間とは、この精霊が味方していそうな人。花が好きな方々は、ほとんど精霊に守られている事でしょう。

不思議な事に、できたばかりのフレッシュなリースを枕元に飾って眠る方が結構いらっしゃる。

フローリストである私は、リースを装飾として捉えていたから、そんな発想すらなかった。でも、後日談として、リースの香りの中で眠りについたという話を何人にも聞きました。

今日、頂いたメッセージは、昨夜リースを枕元に飾って眠りについたら、他界した大切な人が夢枕に立ったというお話。それはそれは、幸せな夢だったそうです。

常緑樹に、「永遠の命」や「神の愛」を見出したのは古代ローマ時代の人々です。きっと、本当にそういうメッセージを受け取ったのでしょう。

永遠の命と神の愛を授かった魂は、生きている人の元へ、夢を通して会いに来られたのかもしれない。

私は簡単に数値化できるビジネスをしていないから、目に見えないものも大切にし、精霊と仲良くお仕事したいと思いました。

そんな風に言うと、ちょっと頭がぶっ飛んでいそうだけれど、お金を生み出す大元は何なんだ?と突き詰めれば、そういう考えに落ち着いたのだった。




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