濃密な時空の中で
小諸の懐古園。
ただ今、紅葉祭りで、見ごろを迎えています。
山の上は雪が降っているようで、
今日の軽井沢はとても冷えます。
空気が張りつめている分、
抜けるような青空に紅葉が眩い。
母、ずいぶんと腰が丸くなったね。
今年は桜も観に来れなかったから、
とても嬉しそう。
夫に感謝。
竹内まりあの歌にあるように、ほんとうにあと何度、秋の紅葉に感動できるのだろう。
「また来年」という、生ぬるい気持ちで生きて来た。
だれにとっても、いつ「これが最後」となるかもわからない。今年ほど、そんなことをしみじみ考えさせられたこともなかった。
長さより、密度な時空の中で生きて行けと、
風になびくモミジに喝をもらった。
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