自己肯定感という呪い
いつもnoteを見てくださりありがとうございます。
私は人の、特に子育てにおいて親になる人間の自己肯定感の高さは大事だと思っています。
しかしですね、子育て云々はとりあえず置いといて、今は巷に自己肯定感を高める為のメソッドが書いてある本などが溢れていますよね…
本屋にそのような本が並べられた光景を見ると
胸焼けがしてくるんだよね。
なんかもう…いいよ…みたいな。
めんどくせぇーってなるわ。
別に自己肯定感を高めること自体は悪くはないと思う。
でも、あまりにも自己肯定感!自己肯定感!て言われると
自己肯定感低い人間はダメなんか?
そんなに自己肯定感高いことがいいことなんか?
…と思ってしまいます。
あ、こういう思考をしてしまうのって自己肯定感が低いことの表れなのでしょうか。
とにかく、こういう本を買う人は自分の自己肯定感を高くしたいなと考えている人だと思いますが、本を手にしたことで逆に
自己肯定感を高めなければ「いけない」
…という思考に陥らないように気を付けて下さいねー。
呪いのように縛られてはダメです。
余計に辛くなるばかりですよ。
私がそうなりがちなので。
それと、育児に自己肯定感が大事ということがネットで流れ始めてからなのかは分かりませんが、
「自分の自己肯定感が低いのは親の育て方が悪かったから」
…という趣向の書き込みをちょくちょく見かけるんだよね。
いやさぁー、別に年齢関係なく親を責めるのは個人の自由だけどね。
毒親から解放されるための方法として一時は親を恨む事も必要だってどっかで見たよ。
でも、いい年したオジサン・オバサンにもなって自分が自己肯定感低くて生きづらいのは親のせい!とか言って老親を責め立ててもどーしようもないと思うんだけどな。
まあ、そうやって親を責めた後に次のステップに行ければいいんだろうけど。
…てなことで、私としては、育児という人間を育てていく過程では自己肯定感が高いことは大事だとは思うけれど、それに囚われてばかりいると疲れるなーというお話でした。
てなことで、以上でーす。
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