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15年以上かけていろんな生理用品を使ってみたら、最終的に生理がノンストレスになった話②

女性だけに向けた話ではなく、男女問わず1人でもいい、1人でも多くの人に届いたら嬉しいなと思いながら書いております。

前回も1人でも、、と思っていたのにそれ以上に読んでくださった方がいて、本当に嬉しかったです。

ありがとうございます。

男性にも、というか男性は経験しないからこそ、彼女さんのため、奥さんのため、娘さんのため、一緒に働く女性のためにも知っててほしいなと思う内容です。

今回は第2回。良ければ前回記事(きっかけ編)にも足を運んでいただけたら幸いです。


さて。今回は思春期から社会人なりたてまでの、生理痛がどんどん悪化してく過程の話。


小学中学年くらいで保健の授業で生理の話は出ていた頃かな?親が教えてくれていたからかな?その頃には生理のこと自体は知ってはいた。

その頃私はクラスの女子で1番背も高くて成長が早かったと思う。初潮も早い方だった。

あの日の朝の光景は今でも覚えている。

小学4年生?5年生?のあれは夏かな。

朝起きたらなんだか違和感。

下着を確認すると、赤いような茶色いような色で汚れていた。

「お母さん、生理きた。」と言ったのを覚えている。

母は自分の生理用?のショーツ(かなり大きめ、笑)を貸してくれた。

その日初めて、私はナプキンをしてソワソワしながら学校へ行った。

その時に嫌だなと思った記憶はないけど、恥ずかしかったような気がする。

学校ではトイレに行くたびに鞄からコソコソとナプキンを服の中に忍ばせて行った。

その後母と生理用の下着を買いに行った。

ショーツの両脇にポケットがついていて、予備のナプキンを入れられるようになっているものを使った。それだと、いちいち鞄から持って行かなくて良いから恥ずかしくなくなった。

小学生の記憶はこれくらいかな。


中学生になると、母は私に布ナプキンを教えてくれた。

どうやって説明してくれたとかまで覚えてはなくて、どうしてそのタイミングだったとかも知らないから今度聞いてみようかな。

その時点では、なんとなく紙ナプキンよりからだに優しいのかな?レベルのイメージだけ。


小学4年生からバレーボールをしていた私は中学でもバレーボールをしていた。

母に勧められて布ナプキンも使ってはみたが、学校では不便極まりなかった。ただ、ムレとかそういう不快感は布ナプキンの方が少ないように感じた。

布ナプキンと言っても、売り物ではなく家にある多少吸収力がありそうな厚手の布をハサミで切って折り畳んだものだ。

布ナプキンという名の折り畳んだ布は、ずれるし、分厚い。

運動をするには、やはり不便だった。

思春期の反抗期と相まって、高校生に上がる頃には布ナプキンはほとんど使わなくなった。

それでもたまに家にいる時には布ナプキンを使っていた気がする。

そして中学まで、ムレやめんどくささはあっても、生理痛やPMSのような症状に悩まされることはそこまでなかった。


そして高校生。

保育園から中学まで少人数の同じメンバーで過ごしてきた田舎から、9クラスある大きな高校に進学した。

今まで自力で外食に行く選択肢が無いほど田舎で過ごしてきた私は、高校の少し都会の生活がものすごくキラキラして見えた。

余談だけど、周りの友達の、揚げ物や冷凍食品たくさんのお弁当や、黒米(古代米とも言われ、白米に少量入れると赤飯のようになる鉄分豊富なお米)の入っていない真っ白なお米に憧れた。自分のお弁当が恥ずかしいと思ったこともあった。

今ではむしろなんて贅沢な高校生だったんだと思いながら黒米ご飯ばっかり食べてるけど(笑)


そんな心境なので、布ナプキンを使うなんて選択肢ももう無くなっていた。

そして、学校終わりに友達とジャンクフードを食べたりコンビニのレジサイドにある揚げ物を毎日食べる生活。


そんな高校生活がしばらく続くと、今度は生理痛に悩まされるようになった。

保健室で湯たんぽを借りてお腹を温めたりもした。

そう。本能的には、分かってた。

とにかくお腹が冷えることが、生理痛の大敵だと。でもこの時は、生理の時どうしてお腹が冷えるのかとか、布ナプキンを使ってる時よりどうして生理痛がひどくなってるのか、そんなの考えてなかった。というより、考えないようにしてたかな。


そして高校を卒業してさらに都会に出た私は、都会のキラキラした年上の先輩とかと海に行ったり飲みに行ったりという遊びを覚えた。

ある日、生理だから今日海入らないですって言ったら、タンポンは?て教えてくれた。

少しなら海入ってても平気だよって言って、私に渡してくれた。


"タンポン"

なんて便利なものなんだと、便利さを覚えた。

海に入る時だけじゃなくていいじゃないか、毎回これ使ったらムレる心配も無いしなにより楽!!

頻回に変えれば汚れることもないし、夜だって安心!!

その時の私にはメリットしかなかったのだ。


そして社会人になった。

その頃には、なぜか生理痛も高校生より辛くなっていた。

痛みが増すというのは、なんでもそう。

必ず、原因がある

でもその時の私は考えもしなかった...


そんな医療現場で働く私の目の前に"痛み止め"という救世主が現れた。


仕事の日には、お腹と腰の痛さ重さを隠せないほどつらくなっていた。

そんな時に今度は職場の先輩が、

"ロキソニン飲んでないの?!あげるよ!"

と、当たり前のように言って渡してくれた。

他の先輩も当たり前のように同じことを言う。

なんせ実家には薬という薬が置いてなくて、3歳から飲んでいるてんかんの薬しかなかったので、痛み止めを飲むという概念がまず無かった。

ただ、なんとなく飲まない方がいいと思っていた。

でもそこで先輩にいただいたロキソニンは救世主のようだった。我慢していた痛みがすっきりとれて、生理だと忘れるほど。聞くとみんな、ロキソニンを常備していた。

こんな素敵な物なら、使った方がいいじゃん!毎日使うわけでもないし、生理1日目が辛いだけだから、月1回飲むだけなんだから!!!


と、こんな調子で、私はどんどんアイテムを増やしていった。



そう。

別にそれらを否定するわけではないが、

根本的な解決には何もなっていないのだ。

それどころか、その頃は痛みが増している理由を、考えることもしていなかった。


そんな私が、今では薬いらずタンポンいらず

生理痛無しの快適ライフが送れるようになった話は、この次に。


読んでくださった方、ありがとうございました。



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