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山形 ②降魔師・阿部さんに会いにいく。と、ご先祖供養の不思議な体験記

前回の記事はこちら☟
山形 降魔師・阿部さんに会いに行く|たまひろ(Loko)|note

最後に阿部さんからいくつか面白い問いをいただきました。
①あなたの命がもうすぐ終わりという時に、もし私のところに来てもらえれば、座敷わらしに生まれ変わらせることができます。
どうしますか?
②地獄ってどんなところだと思いますか?

さて、私の答えや如何に。そして皆さんだったら何と答えますか?

▶①の問いに、頭は高速回転。
これいったい何の質問~!?
とんち一休さん系の質問なのか、はたまた死んでもなお、人々に尽くそうという慈善の気持ちがあるのかを問われる質問なのか。。。。
その間も阿部さんの真っすぐな瞳が私をとらえています。

何が正解かはわかりませんが、30秒ぐらい考えて私はこう答えました。
「生まれ変わりたいという思いをもって死ぬということは、今生でやり残したことがあるということ。後悔があるということ。私は今生の魂が経験したかったことを、やり切りたい。生き切りたいと思っていますので座敷童にはならずに、成仏したいと思います。」

表現してみると、何故か声に力強さがやどっていて、自分の肚からの答えなのだな~と感じました。

そこまでの意志、覚悟を聞いたら、もう一安心です。大丈夫です。

普段、なんとなく終わりのない道を歩んでいるかのように感じやすい人生ですが、自身の「一生の捉え方」について考えさせられる質問でした。

▶②地獄。。。!? 
「地獄なんてないと言いたいところですが、とっさに芥川龍之介の羅生門や蜘蛛の糸が思い浮かびました。
闇、虚無。色のない世界。何も生まれない世界。終わりがない世界。繰り返しの世界。」

普段、皆さんの生きている世界には、今日楽しいことがあった。でもすごく嫌な人に遭遇した。など、「快・不快」がありますよね?
不快のみしか存在しない世界が地獄です。

そんなん、めっちゃ嫌な世界じゃないですか?まさに生き地獄。
改めて、この世に生まれ、今、「快・不快」の両方を経験できていることに感謝の念があふれる問いでした。

このあと、悪魔ってどんな風に表れると思います?。。。など、映画エキソシストやオーメンを彷彿とさせるような話が展開していきましたが、眉をひそめるような話ではない。
光があれば闇が存在するのと同じで、天使や精霊、神様などの存在を信じるのならば、悪魔などが存在することも、至極当然なことなのだと私は捉えました。
わかっていれば、大丈夫!


▶【この3週間後、まさに自らの意志力を問われ、命が揺るがされる試練が訪れました。】について。

山形から戻り、続いて霊能者さんとのご縁がありました。
今までの人生で一切なかったご縁がここに来て、繋がりだす。
面白いですね~
その中で、自分のルーツやご先祖供養の話などが出ました。
家族の病歴に加え、今の私の症状はご先祖様から来ているというもの。

正直言って、先祖のせいにするなんて!自分が自分らしく万物に感謝して生きていれば大丈夫なのだ!と否定する気持ちがありました。
が、長い間、両親の田舎にお墓参りに行っていないのは事実。
今まで積極的に、ご先祖様について考えたこともなかったので、
これで解決させる為ではなく、また恐れに駆られたからでもなく、ひとつの機会として受け取って、お墓参りを親に提案してみました。
お盆でもないけど思い立ったが吉日!
翌週には、新幹線とレンタカー、宿の手筈を調え出発です。

霊能者の方にお墓参りをする旨を伝えると、「邪魔が入るかもしれないけど頑張って」と一言。 この時は気にも留めていませんでした。

さて、準備は万端、いざ出陣!
の前に、一カ月ぶりに血液検査結果を聞きにお世話になっている内科のクリニックへ行きました。
こちらのクリニックは、病院でもう治療ができないと言われた癌患者さんも多く通うところで、食生活をメインに指導されています。

いつもは抗がん剤を使わずにできることをやっていきたいという私の気持ちや意志を大切に聞いてくださる先生が一変!
別人のような剣幕で、「このままやったら、大変なことになるで!抗がん剤やる気あるんか!どうするつもりやねん!」とまくしたててきました。

絶不調の中、採血した時の結果は炎症値がとても高く、そのせいで危機感を持って先生はおっしゃったのだと思います。
が、この変わりよう。。。。そして極めつけの一言。
「あんたの意志ではどうにもならん!」
いつもは、患者の意志力の大切さを訴えておられるのに。。。。

体調が悪くてただでさえショゲている私は、さらに項垂れてクリニックを後にしました。
身体からどんどんと生命エネルギーが減っていくのがわかります。
弱い。いつもは感じる自分の中にある軸、エネルギーの源みたいなものが瘦せ細っているのがわかります。

その翌日、事件は起きました。
元気を出さなきゃとお昼ご飯を一口食べると喉が詰まり、また唾さえ飲み込めない状況になったのです。

その日は幸い、Lokoのセッション日だったのでオンラインに変更してもらい、唾を吐き出しながら、話すのもやっとの中、内観をしました。

丹田に意識を向けた途端、私の中にある建御名方神が気づかせてくれました。
”内側にある意志力は、消えていない”。
安堵感と嬉しさで感動の涙が溢れてきました。
意志を失うということが、私にとっては死ぬということ。
誰かに否定されたとしても、自身がその意志を捨てることを選択しない。ということが大切です。

だいぶ癒されましたが、ここでSaoriのガイドが入りました。
「たまひろは、ポジティブに転換することは得意やけど、
肝臓が痛いので、怒りとかネガティブな感情はない?」

自分に聞いてみます。
不安やおそれは、内観前のカウンセリングで話せたけれど、
また”感じる”という作業がおろそかになっていないか。。。
怒りが奥底にあるのはわかるけど、不安の方が大きすぎて感じられない。
それで、まずは不安を感じる。
頭で理解しているから先に進みたくなるけれども、ここは心が感じることを辛抱強く感じる。
するとようやく、”イライラ”が出てきました。

外側からのアプローチも、内側からのアプローチもやれることやってる。
でも、病状は悪くなる一方。
やれることをやっているのに、改善しない状況。
もう、どないせーっちゅうねん!!イラーッ!!

ふと、祖母の意識に繋がりました。
大人になってから知ったのですが、祖母は家族関係に悩んだ末、自ら命を絶ったそうです。
私が7才の時に亡くなった、遠方に住む祖母。あまり記憶もありません。
事実としてあるだけで、感情移入したこともなければ、正直、他人事でした。
が、今の自分のこの状況。もしかしたら、祖母もこんな気持ちだったのかもしれない。
要因は違えど、どうしようもない状況に落胆し、祖母は結果として死を選択した。
それがわかった時、私はこう思いました。
「おばあちゃんの気持ちは、私なりに理解ができたと思う。そして、私はこの状況に負けずに、生きて行く選択をし続ける。これがおばあちゃんが、私の症状を通して、伝えたかったことではないか。」
ここで、悲しみと喜び、そして感動の涙(この涙は私だけでなく、祖母の涙でもあった気がします)が溢れ、その涙と共にスッと喉が通り、水が飲めるようになりました。

お墓詣りの前にこのような体験をしたからこそ、親ともご先祖様とも、自分とも深く繋がり、今までにない供養ができたと感じています。

今回のことは、霊能者さんとのご縁がなければ起きていなかったこと。
心から感謝しています。先祖との因果関係というものが存在することも、身を持って体験しました。
「邪魔が入る、試練が起きる」これもまた、阿部さんの悪魔の話とも通ずるところもあり、まさにクリニックの先生の一言は私の生命力を奪いかねない、試練の言葉でした。

それでも私が伝えたいことは、霊視結果が全てではない。ということ。
自分が何を感じて、どんな選択をし、行動するか。

こちらもわかっていれば、大丈夫。
占いや霊視など、頼れるものには頼ってもいいんです。ヒントをもらえばいいんです。

ただ、選択するのは自分。

答えはいつも自分の内側にある。by Holistic Salon Loko

次回、山形のパワースポットの滝をご案内いたします!

長文、読んでいただき、ありがとうございました。

愛をこめて。
たまひろ




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