見出し画像

山形続編➀寿司と湯田川温泉とフラワーオブライフを教えてくれた玉簾の滝。そして鳥海山からのいざない

今さらながら、2022年5月のたま旅・山形の続きです。
霊能者であり、降悪師である阿部さんに会いに行った旅の続き。

何故今さら続きを書くのか、それは。

ニコイチパートナーであるSaoriが最近打ち明けてくれた、虹の光が見えるというもの。

昨年か一昨年のいつからだったか、太陽の光を見ると必ず虹の光が見えるようになりました。(命のサイクルを表すと言われているフラワーオブライフのようでもある)

これを読むまでは、その光がフラワーオブライフに見えているとは知りませんでした。

これまでは皆さんにシェアするようなことではないと考えていたので、どうしようかと迷っていましたが、Saoriの記事を読む前にちょうどフラワーオブライフの思い出のある山形の続きを書こうかどうか迷っていたところだったので、サインが来た!時は満ちた!続きを書くことにした次第です。

調べてみたところによると、フラワーオブライフとは、生命のサイクル・根源を表した図形で、それを自分で描いたり、見たり、身に付けたりすることでエネルギーを高める効果があるそうです。


阿部さんの鑑定を終え、オススメのランチスポットなどを伺い、
本当は2020年に訪れて以来、忘れられない中華そば屋さん・たわら屋さんへ行くことを楽しみにしていたのですが、阿部さんのオススメとあらば!と山形名物冷たい肉蕎麦を食べに向かいました。

一口すすると。。。残念!2人共、口に合いませんでした。
ここまでなら、浮かれて食べに来た私たちが悪かった。で終わります。
ところが、それだけでは済みませんでした。

そのまま飲み込もうとすると、喉が詰まってしまったのです。
蕎麦一本飲み込めない。

そう。この頃の私は、癌が進行していて、首には卵のような膨らみがボコッとあり、何かの刺激で食道がギュッと閉まってしまうと、もう水1滴、唾さえも通らなくなってしまうのでした。

その日は調子もよかったので、まさか楽しみにしていた旅行中に喉が詰まるとは思ってもいませんでした。

苦しくて、生理現象で涙も鼻水も出てくる。

化粧室の個室も1つしかないので、ゆっくりもしてられない。
焦りを感じる。
早くなんとかしなきゃ。
焦れば焦るほど、喉が詰まる。

食べずにお会計をお願いし、店を出て、駐車場でしゃがみこむ。

運転手は私なので、私が止まると全てが止まってしまいます。

でもそんな時でも、Saoriは嫌な顔一つしない。
肉蕎麦には相当がっかりしていたが、私に対してがっかりする様子を見せない。

さすがです。

私が落ち着くまで静かに見守り放っておいてくれる。

話せるようになってからお願いして、五行自然治癒療法で喉を整えてもらいました。

そっと手を添える。
すーっと落ち着いていくのがわかります。
やっぱりすごい、五行!
ありがとうございます!

車を走らせてしばらくすると、なんとなく水が飲めそうな気がして試しに口に含んでみると、通りました!

水が喉を通る、唾が喉を通ることは普段は当たり前ですが、できなくなると、通った時の感動は言葉に表しきれません。


夜は、またまた2020年に訪れて以来忘れられない、鶴岡のはっぽう寿司を予約していました。

キャンセルしては、Saoriに申し訳ない。
行ったところで食べれない。
車で待機するか。。。。

体調が悪いので、お出しいただいたものを食べられないかもしれないけれども是非、味わいたい旨、失礼を承知の上で大将に説明すると、快く受け入れてくださいました。

ここで食べたら他では食べられない絶品のネギトロ

それでもやっぱり、喉が詰まるのが怖くて食べられない。
夢にまで見た、ねぎトロ、イクラが楽しめなくて悲しすぎる。
イクラを一粒つまんで口に入れては、噛んで恐る恐る飲み込んでみる。
チマチマ時間をかけてる間に新鮮なネタが台無しになる。
シャリは食べられないので、大将に謝る。

暗い顔をして喉を抑えている私が横にいたら食べにくいし、気分が悪いだろから謝ろうと、申し訳ない思いで横目にSaoriを見ると、彼女は満面の笑みで最高の寿司ネタを楽しみ、「美味しいぃ~っ!」と言った。

そして私は、それがとてつもなく嬉しかったのです!!
なんか心にじわぁ~っと来た。
愛を感じた。
そして笑った!

もしあの時、隣にいたのが別の友人で、「私だけごめんね。」とか「もう帰ろうか。」とか暗い顔をして言っていたら、私は間違いなくもっと悲しくなっていたし、せっかくの夕食を台無しにしてしまったと、罪悪感に苛まれていただろう。
そしてそんな私は本当にごめんなさいと、ひつこいぐらいに繰り返し謝り、また相手を暗い気持ちにさせただろう。


Saoriが喜んでいる姿、笑顔に救われたのです。

改めてあの時のSaoriに、そして今のSaoriにありがとう!

この記事を通して、病人の家族や友人がいる人たちに言いたい。
苦しんでいる人を前に、笑っていいんだろうか、私は幸せでいいんだろうかと思うことがあるかもしれませんが、
あなたは、あなたで幸せでいいんです。

相手を思いやる気持ちがあれば、伝わります。
あなたの笑顔が救いになることがあり、力になることがあります。

時に、自分が不幸な時は幸せな人が許せないというタイプの人もいます。
ですが、あなたの幸せはあなたのものです。誰にも奪う権利はありません。

そのあと大将が気遣って出してくれたお味噌汁は、エビの頭の出汁が効いていて、心にしみて胸が熱くなった。
味噌汁自体も熱々だったので胃も熱くなった(笑)

そして。

唯一心置きなく楽しめたウニ。
スプーンですくって食べたら、もう、天国。
口の中でとけてなくなった!
ミョウバンで洗っていない、海の香りのウニ。
これ以上のウニはないかもしれない。


思うように食べれなかったけど、それでもとても暖かく、思い出に残る夕食となりました。
また元気になって、楽しみに帰ってくると誓って、お店を後にしました。


この日は湯田川温泉、久兵衛別館珠玉やで宿泊です。
透明で柔らかなナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉。
加温の源泉かけ流しだったようです。
あまり印象に残っていないので、好みの湯ではなかったのかも。
お風呂は素敵でした!

こちらの共同浴場。外から眺めた雰囲気が良かった!
温泉ソムリエマスターで、湯治をされているヨシタカさんが行く、知る人ぞ知る本物の湯に憧れていた私は、ちょっとそんな雰囲気のあるこちらに入ってみたかったけれど、素人すぎて入り方がわからず諦めました。

ヨシタカさんのnoteはこちら。

湯美さんが行く、温泉やその土地でもうまいもんの記事にも、いつも思いを馳せています。


旅館でいただいた山形代表100%ジュースがとっても美味しかったので、お土産に買って帰りました。混ざりっけなし!純粋な果物の味がします。オススメです!



翌朝は、酒田市の玉簾の滝へ。
湯田川温泉から約60km、1時間半の道のりです。

途中、道路標示が気になったので神社に寄ってみるとなんとも可愛らしい龍ちゃんがお出迎え。
Saoriが水をかけてあげるとパァーっと顔が明るく喜んでいるのが手に取るようにわかりました。

なんか親近感


人が口や手を清める為にお水を出してくれている手水舎の龍。
龍にも、たまには水をあげてみてください。

ここのお水がほっんとうにご神水で、身体の悪いところに何となくつけてみたらス~ッと浄化されていくのがわかります。
雪解けの冷たい水ですし、まだ寒い時期でしたので叶いませんでしたが、全身入りたいと思ったほどです(笑)


玉簾の滝は、1,200年前に弘法大師がお告げにより発見、命名したといわれる、山形県随一の高さ63m、幅5mの直瀑で、杉の大木に囲まれたマイナスイオンにあふれていて、寒さが厳しい季節には氷瀑となる人気観光スポット。

途中、雪がまだ残る山が美しい。

さすが直瀑!滝つぼまで垂直に落下するその水の威力は、想像以上!
レインウェアと傘を持ってきてよかった~というのも束の間の、もはや意味なし。
滝からは距離があるのに目も開けていられないほど、水の威力で風も強く、台風のよう。

自然の猛威!

こわいけど、目を閉じてみる。
滝つぼから巻き起こる爆風と水しぶきに身を委ねてみる。

一瞬、時が止まったようになるけれど、

すごい威力で身体がゆらゆらして、1分と持たない。

もうわけがわからない(笑)

今思い出してみると、まるで滝行。
きっと丹力が足りなかったのだろう。
今の私であれば、もう少し耐えられるだろう自信がついた。

とにかく写真を2、3枚撮りました。

今夜のお宿は、さらに北上して、秋田県にかほ市です。

途中、また道路のサインが気になってUターン。
辿りついた場所は。

古の時間のまま止まったような、空気がそこだけ止まっている圧倒的存在感と異空間の不思議な神社。

看板を確認してみると、鳥海山大物忌神社 蕨岡口の宮。

2020年詳細を知らずにインスタで見たまる池様が気になり訪れる際、迷い込んだ道にあった神社は大物忌神、まる池様に着いてみたら大物忌神そして鳥海山の云われが書かれていた。

その時は鳥海山に行くことが叶わなかった為、22年のこの旅では鳥海山を眺める(登るほどの体力はない)ことも目的とし、展望台のある秋田まで北上することにしたのでした。

そしてここでも大物忌神・鳥海山。
もう導かれていると言っていいでしょう。
計画せずとして、そして知識ゼロで起きたことです。

さすがまる池様、伏線回収までもが粋です!

これが、どういうことを意味しているのかはまだ謎なので、また伏線回収することがあればお知らせします。

大物忌神という神様についても、まだしっくりとくる答えではなく、よく理解はできていません。

魂の成長と共に、わかることは増えていきます。
繋がるものが、繋がり始めます。
なので焦らない。

答えを知る時はベストなタイミングでやってきます。

まだまだ物語は続きます。

宿でゆっくりしている時に写真に写っているものに気がつきました。

続きはまた明日。


















この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?