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宣言するだけ。叶えちゃいます九州たま旅⑤

注※ 阿蘇のとんでもなくウマいソーセージの話中心です。



菊池渓谷の入り口にあるビジターセンターの前で売っていたヤマメを食べるか食べないか、売っているおじさんに意欲を悟られないよう距離を取った上で2人でよ~く考えた末、

“だいたい考えた時は失敗する”

という意見で両者納得の上、見送る。

美味しい物や好きな物に出会ってしまった時、人(私)は自分を止められないものです。

ですから、あーでもない、こーでもないとぐだぐだ考える時は大抵答えはNOなのです。

という学びをこれまで幾度となく経験し、痛い目にもあってきましたが、
やっぱりいつも悩んでしまう。

が、そうやって同じことを繰り返してしまう愚かさもまた、
悩んでいる時間もまた、
人として生きる上での旨味ではないか。
と私は思うのです。



ヤマメの一件のあと、南阿蘇にある宿に向かう途中360度の大パノラマが楽しめる阿蘇随一のビュースポット、大観峰を訪れました。
ここはSaoriも以前訪れた時の記憶が残っているらしく、ドライブするととても美しいとのこと。楽しみです♪

一面緑のスイスのような光景を想像していたのですが、
少し時期が早かったのでしょう。
ありゃりゃ~いつまで経っても牧草が茶色。

展望所につくと、さすがに車もいっぱい、バイクもいっぱい、人もいっぱい、猿回しまでやっていてとにかく賑やかい。

観光地が賑わうことは、とても喜ばしいことだと思います。
ただ、私は静けさの中で爽快感を味わい胸いっぱいになりたかった~っ!!
そしてお腹の方からもいっぱいになりたいコールがかかっている。
とりあえず、先ほどのヤマメの一件で口が塩気を欲している状況。
と、ちょうどドイツソーセージのお店が出ていて、
ハンチングハット帽を被った人の好さそうなおじさんがいい感じの雰囲気を醸し出していたので、
両者秒で納得の上、フランクフルトを2本注文してみました。
こんなところで、手作りドイツソーセージに出会えるなんて、なかなかどうしてラッキーじゃないですか。
そして注文が入ってからの焼き工程に、にんまり。

2人の脳裏にコロッケがぬるかった惨事が蘇り、

“おじさん、時間がかかってもいいので、どうか、中までアッツアツに焼いてください。”

と祈る。

がしかーし! 

2人の願いは届かなかった。。。。

アツい物をふうふうしながら、やけどを覚悟で食べたいのは関西人の悲しいサガなのでしょうか。

熊本は温暖な気候なので、そこまでアツい物をアツく食べる習慣がないのだろうか。

とはいえ、実に美味しいではあーりませんか。
おまけの手作りベーコンが、これまた、たまらない。

噛みしめる度にジュワっと旨味が口に広がる。

真空パックで売られていた為、是非ともお土産に買って帰りたかったのだが今日は旅行の一日目、残りの2日間持ち歩くわけにもいくまい。

関西の有名百貨店でも時折お店を出されているそうな。
ネットからでもご購入いただけます。
阿蘇ナチュラル・ジェイファーム
ドイツ農業協会主催の品質協議会で10回連続金メダル受賞の逸品なので、
名実共に御墨付きでございます。
是非!

皆さまは薄々(?)お気づきのことだと思います。
気づけばここまで食べ物の話ばかり書いていました。
ごめんなさい。

おい!たま旅の話はどこに行った!?

魂の話はどこへ行った?

とお怒りの方はどうかお気持ちをお沈めください。

私のたま旅日記には食べ物の話題は欠かせないのです。

というのも、若い頃から食に関する仕事に長い間携わり、
味覚を鍛えられてきた為、
私にとって、食べ物はもはや人生の一部。
無くてはならない楽しみの一つなのです。

ファッション、メイク、音楽、運動、芸術などなど、
人それぞれ欠かせないものってあると思います。

食べ物+たまひろ。

引き算は無しでこれからの人生も送りたいと思う。。。。

このあと宿へ向けてドライブ中、突然Saoriの記憶が蘇り酔仙峡に行くことになるのですが、そのお話はまた明日。

今日は食べ物の話で終わってしまったことを、
重ね重ねお詫び申し上げたてまつり候。

それでは、また明日。

たまひろ

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