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エッセイvol.2

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2019年9月の記事一覧

書くことがないわけではない

クローズドの場所でなにを書くかということを考えると、夜も眠れなくなる。なんてことはまるでなく、昼でも夜でもぐっすり快眠。そんな毎日を過ごしている。

オープンな場所、このnoteだってそうだし、twitterだってそう。そういった場所で書くものとやはり意識は変わる。特定の限られた人にしか見ることができないから多少手を抜いてもいいか、とはならない。

むしろ逆である。より一層、丁寧に書かなければいけ

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捉え方しだい

これは聞いてはいけないんだろうなぁ、と感じることが往々にしてある。

兎にも角にも聞くのは野暮だったり、触れてはいけないであろうことだったり、自分自身が知りたくないことだったりとその種類は様々だ。

子どものころはそんなこと関係なく、尋ねていたのかもしれない。いまは覚えていないけれども、そんなこともあったはずだ。ごめんね、みんな。

それが大人になるにつれて、少しばかりの知恵をつけて、当たり障りな

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健康でいること

無事に今年も神宮球場でのヤクルト戦を皆勤で終えることができた。

これで4年連続となるわけだけれども、なにが一番大事かというと健康である。あたりまえのことなんだけれども、すごくむつかしいことだ。

シーズンは1年間ではなく半年間だけだし、およそ70試合くらいだから、もしかしたら大したことはないのかもしれない。

それでも風邪も引かず、病気もせず、けがもせず通い続けるというのは誇れるものだと自分では

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つかれてる

新幹線での移動が堪える年令になった。徒歩や飛行機での移動ももちろん堪えるのだが、新幹線はより一層疲れる気がする。

会社員として務めていた頃は、それこそ毎週のように新幹線に乗っており、移動にも慣れていた。今も慣れてはいるのだが、疲れ方が大きく変わった。

これが加齢によるものなのか、それとも頻度が減ったことで免疫力が低下したからなのか、それはわからない。兎にも角にも「疲れる」事実だけが残っている。

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苦痛

お話をしてて苦痛に感じることがよくある。それはいいことや悪いことといったベクトルだけではない。

このところ気になるのは知ったかぶりだ。話をしていて相手と噛み合わないときは、どちらかの理解が足りないことよりも知ったかぶりされていることの方が多い。

知らないなら知らないでいいのに、知ったいるかのように振舞われるとモヤモヤする。ぼくは先生でもないし、テストをしてるわけでもない。知らなかったか

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報告されること

うれしいことがあったとき、悲しいことがあったとき、なんでもいいのだけれどもぼくは誰かに報告するだろうか。

何年(何十年とも言う)か前、大学受験に受かったときは、同居していた親に報告をした。その次に高校の担任にも電話した気がする。

ここ最近ではご紹介いただいた人と仕事をともにすることになったときだ。

引き合わせていただいた方には、しっかりと報告を行うようにしている。それは筋を通すということもあ

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境目

秋になったような気配はあるものの、まだまだ夏だ。

少し散歩をすれば、ジトッと汗が出て、帰ってきたらお風呂へ直行するハメになる。決して太っているからではない。昼間はカンカン照りではないものの、やはり暑い。なめてかかると倒れる可能性もありそうだ。

久しぶりの散歩は雨が降り出す最悪のコンディション。雨の匂いは梅雨のそれとは少し違う。これが秋の匂い、だとは思わないけれども違うのはたしかだ。

ふたつほ

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妹とか弟とか

妹みたいだから、弟みたいだから。

仲の良い年下の後輩や友達に対して使うことのある表現だ。いいたいことはわかる。

恋愛感情はないよ、でも面倒を見たくなってしまうんだよね、といったところだろうか。

いいたいことはよくわかる。大事なことだから2回言っている。

ぼくは本当にそうかなぁ、と思うのである。恋愛感情の部分ではない。後者の面倒を見たくなる、という部分についてだ。

ぼくには妹がいるけれども

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秋の空

暑さから秋風、そして雨。

これが女心というものなのか。

気まぐれで読めない。昔の人はよくもまぁうまく例えたものだ。今の時代なら、こんなに秀逸な例えができなかったのではないだろうか。

インターネットはおろか、電話やテレビだってなかった時代のことわざだ。そういった文明の利器とよばれるようなものがなかったからこそ、頭を使って考えたのだろう。とくだん考えようとは思っていないのだろうけれども。

なけ

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うめるもの

これは秋風なのか。昨日の暑さから一転、生暖かい風が吹いている。

随分と過ごしやすい季節になった。暑さや寒さによるストレスは感じない。だからといってストレスフリーな順風満帆かというと、そうなことはまるでない。

不思議と違うストレスがかかってくるのである。多分ストレスの総量というものは決まっているんだろう。

これは何かを手放せば何かが入ってくる、というのと似ている。ぽっかりと空いた穴に同じくらい

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夏だった

真夏のような暑さだった。それは真っ赤な鼻とこんがり焼けた腕が証明してくれる。

季節外れ、と言うには少し早い時期かもしれないがものすごい暑かった。少し標高の高いところへ行くということもあり、防寒具をかばんに詰めたぼくはばかみたいだ。まさかこれほどまでに暑くなるとは…。

もし防寒具を持っていくことなく、出かけていたのならきっと寒くなっていたのだろう。そう思うと気は少し楽になる、なんてことはない。

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毎日続いている。

今日は昨日の続きであり、明日は今日の続き。

日常とはそういうもので、ぼくにとってハレノヒというものは存在しない。存在しない、というよりは意図的に作り出していないといったほうが正確かもしれない。

なにか特別なことがおこるたびに日常を崩すと、次の日がしんどくなる。もしかしたら、やせ我慢に聞こえてしまうのかもしれないけれども、実際そうなのである。

それは生まれてから40年経っても変わらないし、(生

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性質

いつもと違う火曜日だった。なにせプロ野球の試合がなかったのである。

珍しいな、と思い調べてみると3月末のプロ野球開幕から今日まで試合が行われなかった火曜日はない。つまり開幕以来、初めて試合のない火曜日だったわけだ。

もちろんお祝いをするわけでもなく、仕事がなくなるわけでもない。朝から定期で通っている病院に行き、その後はお昼寝をして仕事をしていた。何も変わらない。

夜は火曜日だから

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ねむり

眠りに眠った1日だった。

なんでこんなにも眠いのか、というくらい眠く本当によく寝た。理由は昨晩、帰りが遅かったからにほかならない。朝は8時頃に目覚め、やらなければいけない仕事をこなし、再び眠りにつく。

10時頃に目覚め、やらなければいけない仕事をこなし再び眠りにつく。12時半頃に目覚め…といったぐあいにやることを小出しでやりながら眠っていた。

仕事の進みが遅くなりそうだけれども、決してそんな

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