イタリア人とコーヒー

一日に何回飲むんだ?!コーヒーを飲まないイタリア人に殆ど遭遇していない。彼らは毎日コーヒーを飲む。日常生活に欠かせない食である。(たった一人だけコーヒー嫌いが居た。が、彼女自身も友人に「あなたナポリ人じゃない」と言われたみたいだ。)

なぜコーヒーが生活に根付いているのだろうか?考えると面白そうなトピックである。

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毎朝エスプレッソかカプチーノをコクりと飲む。それも、朝ご飯のメインの食べ物が「コーヒー」だ。コーヒーを一杯だけ飲んで朝食を終える人もいた。何か”固形”を食べるにしても、ジャムを塗ったパンだけ。もしくはビスケットのみ。ビスケットはコーヒーに浸して食べる人も多い。そう、朝食は炭水化物と糖分が普通なのだ。普段日本では野菜やパン(ジャムは塗るぬしても控えめ)を食べていた私には、重さを感じたものだ。そろそろヘルシーな朝食が恋しくなってきたぞ、、、

とコーヒーから話がズレてきたように思えたが、実は関係があるのかも知れない。それは単純な話で、糖分には苦みのあるコーヒーが抜群にマッチするからなのではないか。そもそも彼らの食生活の前提として、(きちんとした食は)一日二食、なのではないかと感じる。昼と夜にはがっつりと食事をするのだが、その分朝食については比較的軽い食べ物で済ますことが多い。昼と夜の大きな食事に向けて、朝はがっつり食べなくても良い。そこでおやつ感覚で朝ごはんを食べる。まるで、日本風に言う「3時のおやつ」のようだ。そんな甘いおやつには、苦いコーヒーが最適です。朝食が軽いからコーヒーを飲むのか、コーヒーを飲む習慣があるから甘い軽食なのか、なんて分からない。どちらもあるかもしれないし、どちらも全く関係ないかも知れない。ただ1つ言えるのは、イタリア人はコーヒーがお好きだ、と言うことだ。

ちなみに私も、イタリアの生活に浸りたいが為毎朝コーヒーを飲んでいます。


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