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おばんざいと日本酒や〜岡山編〜

不定期で開催しはじめたおばんざい屋さん。
今回は岡山をテーマに神楽坂の「みちくさくらす」さんにて開きました。 

おばんざいと日本酒メニュー

岡山の農家さん「株式会社いぶき」さんより野菜を仕入れました。これからの農業をつくる取り組みをしている農場さん。採れたての野菜をベースに、東京・有楽町にある岡山県のアンテナショップでも食材を仕入れました。米麹と牡蠣のオリーブオイル漬けを買い、米どころの岡山らしさと瀬戸内の海の恵みを感じられる料理にしました。

岡山の日本酒は、応援したい酒蔵さんや面白いお酒を造られてる酒蔵さんの日本酒を買いました。日本酒を飲み比べながら、おばんざいに合うペアリングを考え、ペアリングがわかるようなメニューにしました。

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ペアリングがわかるよう色をつけてます

おばんざいはこんなラインナップ。
・岡山名物たこめし
・オクラと茄子と甘長唐辛子の煮浸し
・トマトとモッツァレラチーズの自家製塩麹和え
・茄子の和風マリネ
・麹納豆

たこ飯はとうもろこしとトマトを一緒に炊いたので、パエリア風の炊き込みご飯になりました。南の地域の海風を感じます。
茄子はトロトロに。夏は冷えた煮浸しがおいしい。
塩麹は、米麹に塩(瀬戸内の塩)を合わせて3日間ほど発酵させて塩麹を作りました。トマト+塩の相性抜群!
麹納豆は米麹と納豆を合わせて寝かせると味と食感が馴染んでおいしくなる。時間が美味しくしてくれるおかず。
おばんざいのメニューにもそれぞれ説明を書いてます

日本酒のラインナップはこちら

どんっ!


・燦然 純米吟醸 朝日米 菊池酒造
・御前酒 菩提酛にごり 辻本店
・9(NINE)
・かもみどり 丸本酒造
・ペンギンのきもち 十八盛酒造
・しゅわしゅわ 嘉美心酒造
・あまざけ ヨイキゲン酒造

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それぞれの日本酒の味わいや酒蔵さんの特徴。
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ノンアルコールに用意したあまざけもとてもおいしい。


日本酒と酒蔵さんを一部紹介!▽

燦然 純米吟醸 朝日米 菊池酒造
蔵でモーツァルトを流していてその和音がお酒に良い刺激を与えているとのこと!
酒蔵でコンサートをしたりと面白い酒蔵さん。お米の甘さ旨味もあり後味すっきり淡麗甘口タイプ。

御前酒 菩提酛にごり 辻本店
岡山県が誇る酒米雄町米のみでお酒造りをされている雄町米へのプライドと愛に溢れた蔵元さん。
にごり酒は菩提酛という伝統的なお酒造りの技法でつくられてます。

9(NINE) 
9は9人の蔵元さんの手によって造られたお酒でまるで白ワインのよう。癖なくすっと飲みやすいお酒で日本酒初心者さんにもおすすめ。

かもみどり 丸本酒造
20年以上お米から酒造りをそれている農産酒蔵さん。程よい酸が感じれるお酒で炭酸にレモンで日本酒サワーもおすすめ。

ペンギンのきもち 十八盛酒造
人気の動物シリーズ第三弾はペンギンの気持ち。発泡感もあり爽やかなお酒です。

しゅわしゅわ 嘉美心酒造
旨口の日本酒造りにこだわられている蔵元さん。酒蔵でお祭りも定期的に開催されてます。

あまざけ ヨイキゲン酒造
飲む点滴。お米の旨味がえげつなく2段麹で造られているためとにかく甘い!
桃の残ったお汁と合わせるのもおいしい。

△飲み比べるとそれぞれの個性がわかって楽しかったです!

料理は備前焼に乗せて

器は岡山の陶芸・備前焼を数枚使わせてもらいました。器の手触り感と存在感がありかっこよかった。

数種類の備前焼。器とおちょこと。
形も様々

備前焼は、石田和也さんの器も数枚使わせてもらったのですが、ねじれを生かしたオリジナル技法 -螺法- を得意とした器を作られています。存在感のある備前焼で、新しい表現技法を追求されているのがかっこいいです。

岡山のことや、備前焼のことがわかる本やパンフレットも5冊ほど用意しました。

今回も来てくれた人たちのおかげで暖かい雰囲気に包まれました。次は8/31 に下北沢にて開くので、遊びに来てください^^

次回▽
おばんざいと日本酒〜瀬戸内編〜
8/31 19:00〜22:00
BONUS TRACK(下北沢)

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