腑に落ちた仕事の選び方
はじめに
ただいま絶賛転職考え中です。
悩むと本屋に行く私が購入したのがこちら。
『あなたが気づいていない「本当の強み」がわかる 適職の結論』(SB creative,宇都宮隆二)
今読みながら書き留めたい気づきがあったので、
記事を書き始めたしだいです。
※かなりだらだら書いてますので、お時間があるとき、または太字だけ読んでくださいね。
職業の選び方
第3章「絶対に後悔しない職業の選び方」にて、
"向かい続ける方向を決める"ということが大事
とのこと。
職業を選ぶとき、一般的には以下のような観点で選ぶのではないでしょうか。
好きなこと、得意なこと、給料がよい、福利厚生がよい、上場企業である、名の知れた企業である、などなど…
ところがこれらは一夜にして吹き飛ぶまたはいずれ意味をなさなくなるものになります。
会社にこだわっても、いつまでも業績がいいとは限りません。
また、給与や待遇の良さと、仕事への満足度は必ずしも比例しないと言われています。
職種にこだわっても、好きなことを選んだはずなのに、なぜか楽しくない…などの考えに向かうこともしばしば。
向かい続ける方向を決める
では、"向かい続ける方向を決める"とどうでしょうか。
北極星のように常に向かうべき指標を決めるのです。
福祉からこぼれ落ちる人をなくす
全ての子供を幸せにする
プログラマとしてプロフェッショナルになる
周りの人を笑顔にする
などなど…
これを決めれば、やるべきことが決まり、道筋が決まります。
決めたことに対するアプローチは山ほどありますが、"その仕事が向かうべき場所に繋がっているか?"という視点を持つことで、ぶれない就職・転職をすることができます。
例えば、周りの人を笑顔にする、なら、
家族の笑顔のために休みが多い仕事がいいな
↓
でもお金の心配もかけたくないから給料も気にしないわけにはいかない
↓
というか周りの人ってどこまでだろう?
↓
自分に関わる人には笑顔になってほしいし、なんならもっと範囲を広げていきたいな
↓
得意は生かしたいから職種はそのまま、
今の職場よりもう少し規模の大きな会社に移ってみようかな
こうして分解していくことで、
向かうべき場所に向かうには?を考えていきます。
そして今向かっている方向で合っているのか何度も確認するのです。
1度角度がズレているだけでもかなり進むと全く違う場所に辿り着いてしまいますよね。
なので、今これ全然違うとこ向かってね?と思ったらすかさず転職を考えていいでしょう。
私の気づき
少し私の話をさせていただきますね。
私はいつか本を出したいと思っているのですが、
それが意味する"向かうべき場所"とは何かを考えてみました。
それは、生きづらい人を救いたいという思いでした。
なんだかもやもやしていた学生時代、特に大学時代にはありとあらゆる本を読み考え方やものの見方を学んできました。
本に救われたから、私も本で人を救いたいと思うようになりました。
それがいつの間にか本を出すということ自体がゴールと思っていたようです。
私にとって真のゴールとは、
本を出す、ではなく人を救うことだったのです。
私の仕事と転職
今の仕事は、子供と関わる仕事です。
カウンセラーではありませんが、見方によっては子供の悩みを取り除いてあげられる仕事かもしれません。
その部分ではすごく満足しているのですが、
それ以外の業務がキツすぎる、労働時間が長すぎて余裕がない、などやりたいことの妨げのほうが大きくなっているのです。
そこで転職サイトを見ていたところ、
過去に少しだけやっていたプログラマでなかなかよい企業の募集があり、応募しようと思っていたのですが、なんだか踏ん切りがつかず。
それは、開発の仕事が人を救うというイメージにつながらなかったからかなと思います。
やはり多くの時間をモノや画面でなく、人と接する仕事がいいなと思いました。
とはいえプログラマも、
企業によってはオフィスで話し声が飛び交う、お客さんと接する機会が多い、など人と接する仕事といえる場合もあるかもしれません。
ところが、職場の実際の空気感というのは、求人を見ただけではわかりません。
これで面接の逆質問は決まりましたね。
おわりに
とにかくだらだら書いてしまいましたが…
会社の名前でもない、好き・得意でもない、
そんな仕事の選び方を知り、目から出た鱗をどうしても共有したくなってしまい、取り急ぎ記事にしました。
本を読んでいるといろいろ思いついてしまうのでなかなか読み進められませんね。
みなさんも自分が行きたい方向に向かうお仕事を選び続けられますように。
それよりも、みなさんが健やかな毎日を過ごすことのできるお仕事ライフでありますように。
(自分を殺すような仕事は速攻やめちゃいましょうね。)