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情報の取捨選択よりも大切なこと【情報デトックスのススメ】

情報過多の現代では、
あふれかえる情報の中から
自分の求める情報や、信憑性の高い情報を
自分の力で選び取る必要があります。

そのようなことを情報の取捨選択といったりするのですが、
取捨選択をする前に大切なことがあります。

情報を取り入れすぎないことです。

情報は必要性や信憑性以前に自分がどれだけそれを信じるか、ということが重要になってきます。

プラシーボ効果というものはご存じでしょうか。
医者にこれを飲めば病気が治りますと渡されれば、
それがたとえただのラムネだとしても治ってしまうのです。

つまり、
得た情報に対して
自分がそれを心から信じてしまった場合、
その情報の出所や科学的根拠に関わらず効果を発揮してしまうのです。

情報はそれが信念や観念として定着しやすいです。
一度取ってしまえば捨てるのは難しい。
だから取捨選択の前に入れないというほうが簡単です。

わかりやすい例がダイエットや健康に関するのものです。

例えばインスタには、
食べてはいけない絶対太る食材5選!
デブまっしぐら休日ルーティーン!
これをしなきゃ痩せられない必須筋トレ!
など
ダイエットに関する様々な情報があふれています。

それらの内容を一度見てしまうと、
そこに載っていた食材を食べるたびに
あーこれ食べたから太っちゃうなーと
セルフプラシーボ効果を発揮させてしまうのです。

また、
広告業界の手法ではこのようなものも使われています。

怖い症状や嫌な症状を見せつけ客の不安をあおった後に、
商品をバーンと表示します。これさえ買えば大丈夫!と。

さらに、
新しい薬を売るには新しい病気を作れ
ともいわれているそうです。

その症状や現象に名前がつくと、
それはだめなこと治さなければいけないこと

という風に考えるようになります。

ストレートネック、そり腰、巻き肩、浮き輪肉、えら張り、イチゴ鼻、偏頭痛、生理痛…

こうなってくるとどう線引きしたらよいかわからなくなってしまいますね。そこの判断基準は紛れもなく自分の意思で決めるものです。

少し話題がそれてしまいました。

このように、
情報の信憑性と私たちの心理は関係なく働きます。

情報の取捨選択を正確に行うことは不可能なのではないでしょうか。
というか、
正確に行うことの明確な線引きがないのです。

何だかめんどくさいことになってきましたね。
もはや、
取捨選択をしなければならない状況を作らない
というのはいかがでしょうか。

情報は取り入れすぎないことをおすすめします。

治したいことや悩みについてついつい調べすぎてしまうことはありませんか?
それでいろいろ怖いことが書いてあって調べたことを後悔したり。

目的もなくインスタやツイッターを開いていませんか?
ぼーっと歩いていて電信柱に頭をぶつけるみたいに
急に見たくない情報にヒットしたことありませんか?

こういうのってじわじわ効いてくるものですよね。
意識しないとこういった影響には気付きづらいのです。

1週間程度、情報を取り入れる量を意識して減らしてください。
心の変化に必ず気がつくはずです。

何でもインターネットで根掘り葉掘り調べるのをやめる
インスタやツイッターを意味も無く開かないまたは全く見ない
テレビを見ないか録画にしCMを見ないようにする
嫌な噂話をもってくる人とは距離を置く

などどれか簡単に試せそうなものはあるでしょうか。

今回はかなりいろいろと掘り下げてお話しました。

信じられない方や受け入れられない方もいると思います。
受け取り方はみなさん次第ですし、
これからどうするのかもみなさん次第です。

自分にとって都合のいいものを信じてください。
それってハッピーじゃないですか。
これでいいのだ!

こんな長文読んで肩こってませんか?笑
とりあえず美味しいもの食べてお昼寝しましょ。

みなさんが情報の波に押しつぶされず
自分らしく生き生きと過ごせることを心からお祈りします。

Have a nice day!




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