イメージチェンジ、驚かせることが目的ですか?
私に服装計画の相談に来てくださる方には
「イメージチェンジしたい」
「ガラッと変わりたい」
と仰る方が少なくありません。
メディアやSNSのファッション企画で人気の
「こんなに変わりました」
の before & after。
それをイメージしていらっしゃるのでしょう。
その高揚感は分かりますし、私も興味津々で見ては感心してしまいます。
プロの選んだものは確かにレベルの高いコーディネートですが、
「これまでの手持ちの服は?」
「これからの服装計画は?」
全部買い直すのかな? 自分で選べるのかな?
と、ついつい私は現実的なことを考えてしまいます。
そして、これまでの選んでいた服、変わりたいと思うbeforeの自分。
そこに
あなたらしさや、あなたならではの価値観があると思うのです。
全てをリセットする前に、それも持ち味として考えてみませんか?
実は、スタイリストに選んでもらって「その時はいいと思ったけれどその後着ていない」というご相談も多いのです。(理由はさまざまです)
あっと驚く変身も高揚感があり楽しいのですが、
あなたの心の庭®︎を満たす服装計画は、人を驚かせることが目的ですか?
(もちろんそれもありですよ)
どういう気持ちになると、あなたの心の庭®︎は満たさせるのでしょうか?
私はできるだけ服を無駄にしたくありません。
それも心の庭®︎を満たす条件のひとつです。
迷いなく処分できる方はよいのですが、やはり資源として無碍にできないと思う方は、いでたちプランニングの三つの輪の法則を意識して選んでみてください。
https://note.com/tama0o_o0/n/n0099778e51d3?magazine_key=mad923fcebfcb
あなたにとって大切なことは、ファッション性やイメージチェンジだけではないことに気づきます。
以下の写真は「あっと驚かせる変身」を望まないお客さまです。
これまでのジャケットを活かしつつ、ベーシックなアイテムをご提案した例です。
他のお客さまで
「最近何となく雰囲気が変わったけれど、
内緒で何か始めた?」
とお友だちに聞かれたという方がいらっしゃいました。
あっと驚かせなくても、自分に向き合ったゆっくりな変化も素敵で、そして長続きしますよ。
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