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【社内初】男性育休取得社員インタビュー〜取得のきっかけや男性育休推進で大切なことについて〜

こんにちは、Talknote編集部です。

育児・介護休業法の改正などにより、以前に増して関心が高まっている男性育休
本日は社内初の男性育児休業取得者として、先日第一子が誕生した新米パパ・脇坂さんにお話を伺っていきたいと思います。


ーまずは第一子のご誕生おめでとうございます!本当に可愛いですよね。

脇坂 ありがとうございます!元々子供は好きなのですが、やはり自分の子となると段違いに可愛くて可愛くて困っています。笑
辛い期間に耐え、この幸せをつくってくれた妻には感謝してもしきれません。
育休を取得したことで、新生児の期間に一緒にいられる時間が確保できたのも本当に良かったです。


ー脇坂さんといえばハードワーカーな印象ですが、元々育休を取得する予定はあったのでしょうか?

脇坂 正直、初めは取得する予定はなかったです。というのも、会社としては現在上場準備中ということもあり、より採用面や組織開発面でアクセルを踏んでいこうというタイミング。そんな大事な時期に採用・人事などを担当している僕が一定期間現場を離れることは、影響が大きいと考えていました。


ーそんななか、育休を取ることを決めたきっかけはなんですか?

脇坂
 妊娠してからどんどんと変化していく妻の体調を目の当たりにして、パートナーとしてできる限りのことをしたいと思ったことがきっかけです。妻とも話し合った結果、今回は、第一子かつコロナ禍と予断を許さない状況が重なったため、僕が付きっきりで一緒に居られる時間をつくることを決めました。
あとは、会社として仕事もプライベートも最高に充実している社員を増やしたい!という想いがあり、その一環として男性の育児休業も推進していきたく、まずは自分からと考えたのも取得を決めた理由の一つです。

ーまだ社内では実績がなかった中で、まずは誰に相談しましたか?

脇坂 まずは上長に相談しました。
組織開発チームは人員も少なく責任の範囲も広かったので、必ずしもポジティブな反応だけではないかもしれないと覚悟していましたが、蓋を開けてみると快く了承いただけて安心しましたね。
その後、はるさん(代表)とも話をしたのですが、「頑張ってね!子供はいいぞ〜」とフラットに祝福していただけたのも嬉しかったです。


ーはるさんも二児の父ですもんね。そう言っていただけると安心しますよね。

脇坂
 ファーストリアクションとして歓迎してくれたのは安心につながりました。ただ、採用や組織開発という重要なロールを任せてもらっている状況下で一定期間現場を抜けることはもちろん、前例もなかったため実際ははるさんとしても不安に感じていた部分は少なからずあったかもしれません。そんな中でも、僕にはその素振りを見せずに快く送り出していただいたことには本当に感謝しています。
そのようにして出産予定時期から半年ほど前に取得が決まり、時間に余裕を持って不在に備えた引き継ぎなどの準備を進めることができました。


ー実際に育休を取ってみて、良かったところを教えてください。

脇坂 出産直後は肉体的にも精神的にも妻の負担がとても大きい状況なので、回復を早めるための動きに全力で取り組めたことです。具体的には、夜泣きで2、3時間に一回は起きなければいけないという状況を避けるために、毎日夜から朝にかけて妻がひとりになれる時間を確保し、赤ちゃんは僕がみることで夜泣きやお世話を気にせずに休んでもらえる状況をつくりました。これには妻も「余裕をつくってくれたおかげではやく元気になれたよ」と喜んでくれました。


ー確かに、育休なしでは実現できないスケジュールですね。今回、脇坂さんが社内初の男性育休取得者となりましたが、これからより育休取得を推進していく上で大切なことはなんだと思いますか?

脇坂 男性育休は、社会全体で見ても数年前に比べて取得率が上がり、取り組みも積極化しています。その一方で、「育休を取得しやすい雰囲気がない」「育休を取得することでキャリアが不利になる可能性がある」などの声も挙がっており、取得したくてもできないという男性も少なくないのが実情です。
確かに、日々変化が目まぐるしくスピード感のあるベンチャー企業では、丸1ヶ月2ヶ月現場から離れればキャリアのチャンスを逃すことが実際に起こりうることを考えると、勇気の要る決断になると思います。

正直、僕も育休取得の打診をするのは勇気が要りました。
そんな中でも僕が育休を取得し育児に専念できる期間をつくることができたのは、周囲の方々、特に同チームメンバーや上長が協力的でいてくれたからに他なりません。
だからこそ、後輩や部下が同じ状況になったときは全力で協力していきたいですし、会社としてもベンチャー企業という体裁に甘えることなく、社員が安心して休めるような組織体制をつくっていきたいと考えています。


ーありがとうございます。最後に、育休取得に悩む男性にメッセージをお願いします!

脇坂 僕のように社内で前例がなかったり、現場から離れることでキャリアに影響を与える可能性があったりと、一定のハードルや様々な事情があると思います。
僕自身も少なからず不安がある中での育休でしたが、結果としては取得して本当に良かったと思っています。長期間の育休取得が難しい場合でも、ぜひ1週間や2週間、まずは小さく始めてみるのはいかがでしょうか。短期間であれ、ほんの少しでも取得するひとが増えれば、着実にそのハードルは下がっていくはずです。
そんな小さな進歩の積み重ねで男性が育休を取ることが当たり前になり、育児の喜びを享受できる人が少しでも増えることを願っています!


ー本日はありがとうございました!


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