マイホームの契約後に、価格に対して介入できるポイントとは?
こんにちは、たくゆきじです。
今回の記事では「契約後でも価格に介入できる」という話をします。
実際に契約する前に、全ての住宅の仕様が完全に決まることはほとんどないと思います。
私も契約前に何度か打ち合わせを重ねましたが、それでも出来上がってから振り返ってみると、契約前に決めた内容は全体の2割くらいしかなかったように思います。
それもある意味当然で、全ての打ち合わせを契約前に済ませいざ最終契約、という段階で顧客が別のハウスメーカーに行ってしまうと、打ち合わせを重ねたハウスメーカーはただ働きになってしまいますから。
住宅というのは、こういうアバウトな状況の中で契約するわけですが、契約したら値段を下げる余地が一切ないかというと、そうでもありません。具体的にいうと、外構費やエアコン代などは、値下げの余地が残っています。
この辺について、今回の記事では私の場合を例にご紹介していきたいと思います。
エアコンはハウスメーカーに頼むと126万円、でも家電量販店に聞くと…
私は今回建てた住宅に、エアコンを4台付けました。
今回初めて知ったのですが、エアコンには通常のエアコンと、暖房性能が高い寒冷地用エアコン(暖房エアコン)というのがあるらしいです。現在の家の性能であれば、石油ストーブなしで暖房エアコンさえあれば十分とのことだったので、暖房器具はこちらにしました。
この際に暖房器具をエアコンにすると決めたうえで悩んだのが、ハウスメーカーに頼むべきか、あるいは自分でヤマダデンキやケーズデンキのような家電量販店に行ってお願いするべきかという選択肢でした。
まず、ハウスメーカーに見積もりを出してもらったところ、工事代金込みで税込126万円でした。
と思ったので、相見積もりをしたい旨をハウスメーカーに伝えました。
そのうえでエアコンの型番を聞き、ケーズデンキで見積もりをとったところ、今度は税込80万円でした。
その差なんと46万円。大きな差です。
ハウスメーカーでエアコン工事をお願いするメリット・デメリット
この段階でハウスメーカーにエアコン工事を頼むメリットとデメリットは以下の通りです。
家電量販店に頼む場合は、メリットとデメリットが反転します。
このへんを天秤にかけて考えてみましたが、あまりにも値段の差が大きかったので、今回はケーズデンキにお願いすることにしました。エアコンの機種自体が同じであれば、安い方を優先しようという結論です。
この値段差はハウスメーカーの利益を出すためなのでしょうが、それにしても流石に高すぎるように思えました。
ただ、ハウスメーカーとは事前に「エアコン代として〇〇円分サービスします」という価格交渉をしていたので、エアコン2台分はハウスメーカーにお願いし、残り2台をケーズデンキにつけてもらうという形をとりました。
価格交渉の際にエアコンのサービスではなく、本体からの値引きをしておけばよかったと心から思いました(笑)
外構も、外注を検討する余地は大いにアリ
エアコンに続き、私は外構工事も相見積もりをとりました。
最初は、外構工事はハウスメーカーにお願いする予定だったのですが、
と考えたのです。
すると、同じような内容の外構工事でも、だいぶ見積もりの時点で価格差がありました。
「おいおい、こんなに違うのかよ…」
と思ったので、外構業者もハウスメーカーを通さず依頼することに。
ただ、外構工事はどこに頼んでも同じ機種であるエアコンとは異なり、外構業者の質(良心的な業者か否か)の判断が素人には難しいものです。ですから、こちらに関しては、安心を取るという意味でハウスメーカーに依頼するのもありかもしれません。
まとめ
今回は、契約後でも値下げができるところを紹介しました。
具体的にいうと、エアコンや外構工事は外の業者に依頼すれば、安く上げることができます。この辺は、ハウスメーカーに丸投げするのではなく、時間があれば自分で少し動いてみるのが良いかもしれません。
今回のお話がお家を建てられる際の参考になれば幸いです。
※本記事はm3.comで連載中の記事を改変して転載しております。
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