ハウスメーカーの紹介制度がお得に見えても、私はやらない理由
こんにちは、たくゆきじです。
今回の記事では「ハウスメーカーを友達に紹介してもよいか?」という話をします。
実際にハウスメーカーと契約し、住宅建築をスタートしていることを友達に話した際、
と聞かれたことがあります。
理由を確認すると、
とのことでした。まぁそりゃそうですよね。
これに対する私の返事は「少なくとも俺が紹介することはないな」というものでした。
WIN-WINに見えて…紹介制度の“負の側面”
誰か友達を紹介し、その結果契約に至った場合には謝礼金〇〇円を特典としてお支払いする。
こういう紹介制度が整備されているハウスメーカーはそれなりにあるようです。紹介する側としては謝礼金をもらえるし、紹介される側としては信頼できるハウスメーカーを紹介してもらえる。
この点だけをとってみればお互いにとってWIN-WINな気がしますが、紹介に伴う負の側面を意識する必要があります。
それは、トラブルになったときに友達との仲がギクシャクする可能性があるということです。
友達に勧めたばかりに…苦い思い出
かつて私はビットコイン投資で友達とギクシャクしたことがあります。そう、実は私、2017年からビットコイン投資を行っているのです。
2017年の年末がビットコインバブルの極期だったんですが、その時に何人かの友達にビットコイン投資を完全に善意で勧めてしまったんですね。これは本当に善意で、自分が儲かったので友達にも儲かってほしいと思っていましたから。
ただその後ビットコインが暴落してしまい、友達に損をさせてしまいました。現在のビットコインはなんでだかはよくわかりませんが、2017年の時の値段を上回っております。2018年のどん底の時は、2017年に比べてビットコインの値段が1/5くらいになってしまっていたのでした。
あのときは正直言ってかなり後悔していましたし、若干友人との仲もぎくしゃくしてしまいました。友達に損をさせてしまったので、
という強い罪悪感がありました。
紹介した時点ではビットコインが本当に良いと思ったからこそ勧めたのですが、実はそれは良い判断ではなかったのです。
このように、自分がどんなにいいと思って紹介したとしても、結果として不利益を被ることになったとき、友達との仲がぎくしゃくしかねません。
この辺の経緯について、詳しくはこちらのブログを読んでみて下さい。
ハウスメーカーを紹介しても責任が取れない
個人的に、紹介という行為には責任を伴うと思っています。
法的な責任が問われるところまで発展することはあまりないかもしれませんが、少なくとも精神的な面では責任を感じることになりかねません。
友達とはいえ金銭面の問題が絡むと、今までのような関係ではいられなくなってしまうと思います。
住宅についても、せっかく紹介したハウスメーカーで建てた住宅が、仮に欠陥住宅だった場合どうなってしまうのか。紹介した営業と相性が合わず、トラブルになってしまった場合どうなってしまうのか。
こういうことを考えると、紹介という行為はとても重く、軽い気持ちでやるもんではないなぁと思ってしまいます。
仮に紹介料をもらえるからといって特定のハウスメーカーを勧めるのは、やめといた方が無難な気がしますね。
まとめ
今回の記事では、ハウスメーカーを友達に紹介するという行為にはリスクを伴う、ということをお伝えしました。
私は友人と付き合うにあたって、金銭面での揉め事は可能な限り排除したいと思っているので、このような考えに至っています。一つの参考になれば幸いです。
※本記事はm3.comで連載中の記事を改変して転載しております。
サポートしていただけましたらとても嬉しいです(^^)