『やりすぎ教育 商品化する子どもたち』—英語教育の圧倒的な罪深さ。
武田信子先生の『やりすぎ教育 商品化する子どもたち』を読んだ
全体を通して自分のこれまでの教師としての言動・振る舞い・考え方を批判的に問われ続け,教師という職業の中では比較的筆者の言う「エデュケーショナル・マルトリートメント」に理解があると思っていた自分も,よくよく思い返せば「成功」を目指した教育の一端を積極的にになっている部分もあることを否めないことを自覚した。
第3章には乳幼児期の話,第4章には子どもの健全な発育を阻む社会システムやインフラの問題が取り上げられており,一