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【フォントと印象】有名ロゴに使われている欧文フォントまとめ4選

こんにちは。404DESIGNERS代表の山本拓弥[@kindai_designer]です。
これからデザイナーを目指そうとしている人にちょっとでも参考になれば、現デザイナーの人の共感を得たくてnoteをやってます。

今回はフォントのお話です。デザイナーならご存知の通り、フォントが違うだけでその分が与える印象は全然違ってきます。例として

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こんな感じで「こんにちは、山田です」という言葉だけを切り取ってもフォントやウェイトが違うだけでその言葉から伝わってくる印象が全然違いますよね。

このようにフォントがちょっと違うと印象がガラリと変わるというので、ロゴタイプを制作する際はかなりフォント選びが大事です。今回は有名ロゴにはどんなフォントが使われていて、どんな印象を与えているのかをお話ししていきます!

1. Helvetica

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Helvetica(ヘルベチカ)世界で最も使用されていると言っても過言ではない欧文フォントの1つです。スイスで誕生し、これまでに多くの有名企業のロゴデザインに多く使用されており、掲載した企業以外にもマイクロソフトやJeepなどなどキリがないほどです。

このフォントの最大の特徴は「汎用性が高く、使いやすくわかりやすい」ことです。どんな企業やサービスにもマッチし、色々な印象に変化することが可能です。THE NORTH FACEやPanasonicのような力強い印象、TOYOTAのような真面目な印象、Francfrancのような女性らしさも伝えることができます。色々な企業やサービスで使われていることから、ミーハー的ポジションで敬遠されがちな雰囲気もありますが、ロゴタイプをデザインしてみたいという初学者の方はこのフォントから初めて見るのがめちゃめちゃ良いと思います。いろんなウェイトあるしね。

よりHelveticaに関して詳しく知りたい人は下のnoteを見てみてください。かなり変態的にHelveticaについて教えてくれています。

2. Futura

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Futura (フーツラ) も、世界で最も使用されていると言っても過言ではない欧文フォントの1つです。ドイツで誕生し、Futura信者も多いと言われるくらい世界中のデザイナーが好んで使用しており、掲載した企業以外にもhuluやフォルクスワーゲンなどにも使用されています。

このフォントの最大の特徴は「時代によって変化しない普遍性がある」ことです。基本的に円と直線で構成され、それぞれに微調整がされている為かなり可読性が高いのと、かっこよさと可愛らしさの両面を兼ね備えているところが人気な理由の1つです。LOUIS VITTONやD&Gのような高級感を持たせることもでき、Supremeやドミノ・ピザのような可愛らしさを持たせることもできます。一度ハマるとこればっか使ってしまうくらい魅力に溢れたフォントなので、是非一度使ってみてください。

よりFuturaに関して詳しく知りたい人は下のnoteを見てみてください。この方のnote良いですよね。視点がめっちゃ面白い。

3. Myriad

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Myriad (ミリアド) は、少し前世界最高峰と称されていた欧文フォントの1つです。Frutigerと言うフォントに倣って制作されたAdobe社のフォントであらゆる用途に対応する汎用さを求めて制作され、初代iPodのロゴにも使われており、掲載した企業以外にもロールス・ロイスールス・ロイスやANAなどにも使用されています。

ほんまに個人的な意見を言わせてもらうとしたら少し時代遅れなデザインかも... でも2000年代を象徴するデザインのひとつですし普通にかわいいですよね。

よりMyriadに関して詳しく知りたい人は下のnoteを見てみてください。正直Myriadってか、appleのフォントに関する歴史ですけど、eに関する視点はなるほどって思いました。

4. Gotham

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Gotham(ゴッサム)は、ロゴタイプ界で近年めちゃめちゃ注目されている欧文フォントです。掲載した企業以外にもTACO BELLやDC COMICSなどにも使用されています。

Gothamは元々Hoefler & Frere-Jonesという企業が2000年に、アメリカのメンズファッション誌「GQ」に依頼されて制作したフォントで、GQのロゴタイプにも使用されています。コンセプトとして「Masculine, new, and fresh」とされるくらいかなり現代的で男らしい印象です。ウェイトも豊富で、可読性と視認性がとても高いことが人気の理由です。これを買うだけで海外っぽく、近年で言うと韓国っぽくできます。お洒落なトレンドに乗っかりたい人は是非。

よりGOTHAMに関して詳しく知りたい人は下のnoteを見てみてください。方眼を使ったタイポグラフィーのお話しはなかなか面白かったです。

最後に

たかがフォント、されどフォント。

世界にはめちゃめちゃたくさんのフォントが存在する、からこそ「このフォント可愛いから、これでいっか」みたいな選び方やと大事故につながる可能性があります。しっかりと自分たちが何を伝えたいか、どう思われたいか、ビジョンやミッションなどを考慮してジブンタチを象徴するようなロゴタイプを制作することが必要です。
それからロゴにつかってはいけないやそのまま使ってはいけないフォントなどもあるので規約はしっかり読んでから使いましょうね。ここまで読んでいただいてありがとうございました!

山本拓弥:プロフィール
twitter:https://twitter.com/kindai_designer
instagram:https://www.instagram.com/kindai_designer/
behance:https://www.behance.net/takuyasugac752

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