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空高く、センターフライで、ゲーム終了。

人は人と繋がっていれば、どうにかなるんじゃないかと。できれば、なってほしい。
そんなことを、思いながら書いた短編小説です。

生きることに希望をもてなくなった、60歳前の独身男。ある日、夢の中で、彼女は呼んでいた。懐かしい、この場所へ来いと。人との出会いが、死を望む私の心を変えてゆく。
速球を打ち返した。空高くボールはセンターへ。ちょっと生きにくい世の中だけど、この青い空の下、延長戦もあるかもしれない。笑顔と酒があればどうにかなる。
そんな単純なお話です。
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