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次女とバレーボール。そして終わりの時。関わっていただいた皆さまへの感謝。

次女は小学2年生の時に、長女の背中を追いかけてバレーボール少年団に入団しました。

あれから11年が経過、今日バレーボール人生の区切りを迎えることに。

本日、いわゆる春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)の稚内地区予選会が開かれ、北海道大会の出場を賭けての戦いに挑むことに。

結果的には、一歩及ばず北海道大会進出の目標を達成することができず涙することに。

振り返って少年団の時は、5年生までライトバック。6年生の時にセッターに。5〜6年生の2年間は稚内地区での全道大会進出をかけた大会で1セットも落とさずに4つの大会を優勝するという成績を収めています。

一方で全道大会では、4回とも残念ながら勝利を飾ることはできず全道大会の壁を感じたところでもあります。

中学校に進学しても、バレーボール部に入部。進学した村唯一の中学校も宗谷地区では強豪と知られているチーム。

長女も1年生の時に全道大会を経験、しかしその時も全動大会で一勝をあげることは叶いませんでした。2年生、3年生のとき地区の準決勝、決勝で敗退という結果。

次女が入部した当時も、実力を備えた先輩たちがいましたが、運良く1年生から機会に恵まれ2年生までセンターのポジションで出場していました。

1年生の時は下馬評では、春に負けていた学校が圧倒的な強さで優勝することが予想されていましたが、予想を覆すプレーで見事に優勝。それでも、全道大会では勝てず・・・。

2年生になった時は、前年の3年生が一人しかいなかったのでチーム力が下がることなく2連覇を達成。またしても、全道大会では勝てず。

次女は、新チーム移行後3連覇を達成しバレーボールは中学でやめると宣言してました。自分としては「せっかく続けてきたスポーツをやめなくてもいいのでは」と思っていましたが、自分のことは自分で決めてもらえればという思いでした。

3年生になると先輩のセッターが、抜けた後を受けて少年団時代の経験者の次女がセッターに。

3連覇を目指して、練習に励んだものの負ける時はやってきました。3連覇はおろか、決勝戦にすら進めず準決勝敗退という不完全燃焼で中学バレーを終えることに。

中学でバレーはやめると宣言してた次女は、高校進学を考える際にふつふつとバレーへの思いが募ってきました。

そんな時に、スポーツ奨学生としてお声がけいただき次女の気持ちは一気に傾きました。高校から村を出るとはあまり想定していなかったので、少々戸惑いましたが子どものやりたいことをやらせたいと思って認めることに。

そして、2019年4月に家を出て下宿生活に突入。

秋くらいから、休日を利用して高校の練習に参加するもその時はまだお客様。実際に入部しての練習は相当ハードだったようで、入学当初は結構弱音を吐いていました。

ただ、夏休みの合宿を超えたあたりからは弱音は聞こえてこなくなり、好きなバレーを楽しめている様子でした。

バレーボールが上手くなりたいという共通の思いを持って、入学してきた8名のチームメイトの存在が本当に大きかったと思います。

同じく、親元から離れてきた仲間も二人、学校や練習場所への移動には仲間のお父さん、お母さんのご協力があって成り立ちました。

本当に感謝してもしきれません。

長い時は10日間を超える合宿、酷暑に耐える合宿、冬には遠征費を稼ぐためのバイトと本当に貴重な経験を積ませてもらいました。

そして、3年生で迎えた最後の高体連全道大会では、部として5年ぶり、次女としては少年団時代から初めての全道大会一勝をあげることができたのは、本当に大きな成果で、頑張ってきたことが報われた瞬間だったと思います。

無観客試合で近くで応援できなかったことが残念ですが、遠く離れた場所でめちゃくちゃ喜んでいました。


そして、次女がこのように3年間楽しく部活動に取り組めたのも、声をかけていただいた監督の存在がとてつもなく大きいです。

飲み込みが悪く、容量が悪い次女に丁寧に指導をし続けていただきました。時には厳しくも、心に響く言葉で子どもたちを成長させてくれました。

本当に、本当に感謝の気持ちしかありません。

今、次女と話していると色々とあったけど「楽しいバレーボールができた」と振り返りました。

この言葉を聞いて、次女が選択した道は正解だったと思いました。11年間のバレーボールでの経験が、今後の人生の大きな糧となることを確信しています。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう。

負けた悔しさはありますが、必ずこの経験が力になります。

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帰宅する頃には笑顔に。

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