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Photo story No.034 流氷、来たる。

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流氷が静かに、そして突然にやってきた。冬の風物詩であるものの、毎年押し寄せる量や時期は違う。風の気まぐれで、来たり来なかったり。ものの数時間で、忽然と姿を消すことも。もうすぐで接岸と思っても、寄らないまま終わる年も珍しくはない。

予想がまるであたらないのが流氷だ。

だからこそ、オホーツク海沿岸に住んでいない人にとっては憧れの存在にもなり得るだろう。いや、オホーツク海沿いに住んでいても、自分のように写真を撮影する人の姿は後を絶たない。流氷は誰にとっても特別なので。

ましてや、昨日のようにシーズン初接岸かつ青空ともなるとレア度も上昇。SNS上でも流氷の話題が賑やかだった。

流氷が沖までびっしり埋まっている様子を見ると、一見海だと思わない、思えない人もいるのでは。写真を、真っ白な大地と紹介したらそれはそれで、信じてしまうかもしれない。

このnoteで、一人でも多くの方に流氷をご紹介したい。冬の厳しいオホーツクもいいものですよ。

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