いろんなひと

挑戦までの勇気

「できるかできないかじゃなくやるかやらないかだ」というこすられまくったセリフがある。

そりゃそうなんだけど、やはり失敗は怖い。挑戦してうまくいく保証などはないし、どれほどのストレスにさらされるかは分からない。

そうは言ってもやってみないと、結果は分からないのもまた事実だ。勝負は実力なんかよりも流れや駒の動き、運の要素がほとんどを占める。

僕個人の肌感としてjuJoeがうまくスタートできたのも、QOOLANDが一線で活動できていたのも、80%は運否天賦的要素によるものだ。

運任せ、というと人聞き悪いが、運のようなもの、流れのようなものを見つけて身を任すような技術なのかもしれない。
もちろんそれまでに準備をしておくことは必要だ。
流れはいつ来るかわからない。「準備万端!」なんてことは絶対に無い。完璧じゃない戦力、予算、納期でできる限りの結果を追うしかない。

だから「とにかくやる」しかないのだ。

エイヤとやってみて、流れを味方に付けられるかどうか、手探りしながら泳ぐしかない。そうしないと泳げるようにはならない。

まずは泳げるようになって、ようやく長く泳げたり、速く泳げたりするようになるのだ。

しかし、怖い。怖いからできない。
できないから何も起きず起こせず、口だけクズ男になってしまうときがある。そんなヒヨる瞬間は誰だってある。

だから「自信」というものが必要だ、と考えていた。自信が無いと何も出来ないと思っていた。

しかし「挑戦しよう」っていう気概を奮い立たせる方法がじつはあったのだ。

それが「失敗に慣れちゃうこと」だ。

ここんとこ気付いた。あーなんだこんなもんか、なんとかなりそうだな、って思えるくらい失敗すると、色んなことがあんまり怖くなくなる。すると挑戦の幅が広がる。

そういや、ここまで自分を動かしてきたのは夢とかチャンスとかじゃなくて、カウンセラーのババアにも言われた「アンタ!失敗するなら今しかないよ!」だったりするのだ。

もちろん身近な誰かは、そんな挑戦をかますあなたの足を引っ張るだろう。
身近な人間にとって、現状維持は最大のニーズだ。身近であれば、あるほど、付き合いが長ければ長いほど「そのままのあなたでいいのよ」と説くだろう。

そうなったら、あなたはさっさと独り荒野を歩いていけばいい。やりたいことをやって、理想を現実にしていく方が100倍大事だ。

そう考えると、やはり良好な人間関係の賞味期限は10年ぐらいなのかもしれない。

それでも一緒に長くいられなら、きっと本当に大事な盟友なのだろう。

あしたは我が地元神戸へ行きます。

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