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インセンティブって何なのか調べた

インセンティブの方向性を微妙に変えて従業員の募集をかけた。

この調子こいたカタカナを長年使ってきているが、インセンティブとは何なのだろう。意味も分からずノリで使い続けてきたのだが、一度調べてみた。

対象の行動を促す「刺激」や「動機」を意味する言葉です。
ビジネスシーンにおけるインセンティブでは、社員の意欲的な行動を引き出すための金銭報酬などが知られています。
インセンティブ制度は、社員のモチベーション向上、ひいては企業価値向上に影響する重要な取り組みとして認識されています。

出典元:NECソリューションイノベータ

なるほど。オーケー。おもくそ間違ってた。

これまで僕は「成果に応じてマネーで報酬!」という蛮族的思想だった。
貧困地獄と隣り合わせであるバンドマンで構成される僕の事業体にはこれが異様にマッチしていたのだ。

金銭的な報酬制度を変えるわけではないが、「成果に応じて早く帰れる」という要素を加えてみたのだ。やることやったら帰っていいシステムだ。

うちの会社は「15〜20時で10,000円」という日当パッケージを最低額としているので、そもそも拘束時間が短いのだけど、さらに「うまくいきゃ1,2時間で10,000円以上稼いで帰れる」という勤務体系を用意した。

「こりゃ新しい!革命ぜよ」と思ったのだが、ググってみると全然新しくもなんともなかった。余裕でやっている飲食店が存在した。まぁいいんだけども。

大体のことはそうなのだ。

「アイディアが大事」と考えているひとは多いが、誰かが思いつくことなど別の誰かの頭にだってある。アイディアやスピリッツに価値なんてなく、実際やるかやらないかにしか価値はない。

「このビジネスうまくいくと思うんだけど〜」という声を一週間に2,3度聞く。初対面の人間から聞くことまである。

だけどそのための資金集めを実際にする人間はいない。
「ベンチャーしたい」とか「起業、独立したい」とか言っているひとたちが本当にやるかやらないかで言うとやはりしない。

とにかくなんだかんだと理由をつけてやらない。ただただやればいいだけだし、やらないと分からないことばかりなのに。でもやらない。

逆に言えば誰かがやっていることをやるだけでいい。それだけで息はしやすくなる。満たしたい。酸素で。


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