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看護男子 就職を振り返る

誕生日を迎え、連日いろいろなことを振り返っている。文字にすることで記録になり、考えが明確になっていく。  

 今日振り返るのは「就職」。看護師免許をもっていれば、就職にこまることは無いが、どのような視点でどような展望を持って今の職場に就職したか振りかえりたい。看護師就職の1つの参考として役にたてれば幸いである。

 就職で大事なのは、「展望」。つまり、将来自分はなにをしたいか。をできる限りかんがえておくこと。これだけしかやりたいくないと思う人はその方面に向かっていいと思うし、なんだかやりたいことが決まっていないと思う人はまずは幅を効かせて選択肢を広げる視点で就職先を選んでいったほうがいい。私はやりたいことはなんだかはっきりしていなかったので、幅を効かせて選択肢を広げるという視点で就職先を選んだ。これから、大きく分けて1,「自己分析」、2「選択肢の吟味」に分けて具体的に私の就職活動を振り返りながら説明していく。

私の就職活動。

 ①自己分析。「自分がなにをやりたいか」をかんがえる。自分が何をやりたいかわからないという人は、自分が友人・先生から何が得意か・不得意か、向いてそうな・向いていなさそうな分野、他の人は苦痛でも自分は苦痛ではないと感じることをまとめてみることをおすすめする。そうするとある一定の方向性は見えてきて、数多くある選択肢は狭まる。私の場合、やりたいことが見つからなかったため(やりたいことが多すぎて定める事ができなかった)、幅を利かせる選択肢を選んだ。まずは、インターンに行き情報収集。経験年数、高次、3、2、1次救急の病院間での看護師転職の状況、働いている人が楽しそうか、勉強しているかなどの特色、設備、勉強・進学への支援体制、離職率、福利厚生、看護研究、有名なDrと看護師の所在、転職状況等々。       

 私の場合、①はじめに高次救急を経験しておけなければ、そこの分野に行くことは難しいこと②全体として看護師の離職率は高いため、実家や友人が近くにいたほうがいいこと③生活習慣病・循環器と心臓血管外科か身体精神合併症を学びたかったことを優先して、高次救急で県内の循環器・心臓血管外科か身体精神合併症のある病院を選んだ。

 ②現実的な選択肢の吟味。「自分が就職できるところを現実的の可能か」を考える。臨床で学んでいく場合、ほとんど可能だが、企業に就職する場合、英語論文を読める能力であったり、海外経験が必要であったりする場合があるため、必要な条件を自分が満たしているかを判断した上で考慮していく。私は、「まずは臨床で実際の患者さんと看護師、Drなどの医療従事者などどの関係を2年は見たほうがいい」と大学の教授や就職アドバイザー、大学院の研究生、インターン先の看護師さんたちの多くの方がおっしゃっていたこと、転職の際には最低2年の経験が必要なことが多いこと、研究材料としても臨床での経験の視点は大事な視点であること、大学の学びの実践の場であることから無難に病院への就職を選んだ。

 就職において1,「自己分析」、2「選択肢の吟味」をやり終えれば後悔のない選択ができると思う。看護師だから無難に病院にいこうではなく「なぜ私は病院にいくべきか」を考えてから病院への就職を考えたほうがいい。あとになって「なぜ病院を選んでしまったのだろう」という後悔のないように。就職活動中の学生さんたちは、病院だけではなく、様々な選択肢があるので、書籍、インターネットを通じて情報収集し、視野を広げて就職活動をしていってほしい。

 参考文献:キャリアデザイン入門[I]基礎力編、キャリアデザイン入門[II]専門力編 第2版 大久保 幸夫著

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