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着物でつながる、温かでサスティナブルな人と人のつながりの輪

こんにちは。オシゴト湘南のしょこたんです。

突然ですが、あなたは着物は好きですか?着てみたいけど難しいな…どこで買えば良いかわからないな…と思っていませんか…?

そんなあなたに朗報です!
湘南には、KMN projectという活動があるのですよ〜

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わたしと着物の出会い〜そして今

最初に私の着物に対する思いも少し。 笑

なぜだか昔から着物に憧れがあり「できれば毎日着物で暮らしたい」という夢を持っていた私。
一時期、和雑貨クリエイターたちが集うマルシェや骨董市に参加したり、古着の着物を集めたり、そしてとうとう着物の着付け教室に通うことにしました。

しかし念願の着付け教室で出会ったのは、
帯の結び方や着物の格、季節ごとの柄、様々なルールなどなど。
せっかくだから綺麗に素敵に着物を着たい、と思えど
覚えることがたくさん!

最初はそれを覚えるのも楽しかったのですが、
たまに着物を着るときに、頑張って着る、間違えちゃいけないという意識になってしまい、人も自分も色々気になり枠に囚われるようになってしまったのです。。。

そして、着付けを習ったのに、普段着着物として気軽に着れなくなってしまったのです。

最近の着物は自由でカワイイ!

そんな中、最近今までの着物の常識を壊してくれる情報がたくさん出てきています。
歴史的な話もあったりして、着物文化を改めて考えさせてくれるきっかけになります。

例えば…室町時代の着物のお話。

袖丈は短めで、細めの美しい帯でウエストマークした着物は、上半身も下半身ともにフワリとした感じに着付けられていて、抜け感のあるラフな雰囲気。重ね着風なデザインがかわいいし、機能性の面では現代の着物よりもよほど現代社会にマッチしているような気がする。
当時の着物は、今よりもかなり幅広につくってありました。なぜなら女性でもあぐらをかいて座っていたので、着物の裾がゆったりと広がる必要があったんです
出典:史上1番のラクチン&カワイイ着物は、室町時代にあった!?

などなど。
なんだ、もっと柔らかく自由で楽でいいんだーーー!!!!
と私は思ったのでした。

ふだん着物普及/古着物循環

お待たせしました。
そんなタイミングで出会ったのが、KMN projectのさおりちゃん。

着物をツールとして
・豊かな暮らしのスタイル
・人と人が心で繋がれるコミュニティ
・”もったいない”をupcycleできる循環を日本らしい文化に

を育むことをビジョンに様々な活動をしています。

アトリエを湘南・鵠沼にある築92年のとっても素敵な古民家”松の杜くげぬま”に構え、その素敵なお庭を使って「ワンコイン着物市」を定期開催中。

2020.12.20を皮切りに3・6・9・12と3の倍数月に、すでに4回開催。(次は12月11日に開催予定です。)

ここではワンコインで着物がGETできます。
ワンコインで買えるなんて、すごい…!
着物デビューしたい方や素敵な着物に出会いたい方にぴったりなのです☺️
私も洋服に合わせて、さらりと羽織を羽織ったりできるようになってきました。

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また、さまざまなキモノ交流会も開催しているのですよ。
茶道体験をしたり、お出かけしたり、
そういう機会があると、着物を着る機会が増えていいですよね〜!

来年からは茅ヶ崎での着物市開催も決まったり2days開催にして着物ファッションショーやろ〜なんてことも目論み中だそうで、楽しみすぎますね(^○^)

着物をアップサイクル

そしてもう一つ、「アップサイクル」というキーワードも掲げて活動しています。

アップサイクルとは…
サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論のひとつである。 従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを、最終的な目的とする。
出典:現代美術用語辞典ver.2.0 - アートスケープ

このあたりも、他の着物の活動とは一味違うのかなと感じています!

例えば浴衣をアイスダイで染め直したり、
古い襦袢を裂いてハンモックを作ったり、
古紙で着物を作ったり。
ハギレも古いたとう紙も有効活用!
このアイデアが枠に囚われず斬新で、いつもすごいな〜と見ているのです。

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着物はコミュニケーションツールだ!

そして一番の特長で素敵だと感じるところは、「着物はコミュニケーションツール」と考えているところです!

着物が好きで着物文化へのリスペクトがありつつ、
そこから「着物をツールにした人と人の繋がりを大切にしたい」というところを大事に活動されているので、
活動の端々から人への愛を感じるのです〜。
その先には、人がつながりあう、平和で安心できるコミュニティなんかも思い描いているそう。
日本文化の良いところって、そういう人のつながりだったりするのかもなぁ、なんて新たな気づきもあったりします。


大切な部分は、さおりちゃんのこれまでのストーリーにも隠されていて、
飲食の仕事をしていた時に訪れた転機、
そこから英語が好きなことを活かしてゲストハウスをしたり、民泊運営をしたり、全てが人と関わることが好きだからこそやっているアクション。
だから「人と着物」、好きなものをつなぎ合わせたこの活動も、自然にひらめいてきたんだなと感じます。

さおりちゃんの開催するイベントに行くと、今までつながりそうでつながらなかった人たちが、どんどんつながっていって、すごく重要なハブの役割を果たしいることに気づきます。
さおりちゃんの「人が好き」という愛が作用していそうですね。

もしかしたら日本文化を残していかねば!と気負うより
ずっとずっとサステナブルかも、、なんて個人的に思ったりします。

だから、着物をキーワードにしつつも、新しい形で自由に表現できるのかもしれません。

これからも、湘南の着物のカルチャーを自由に。
人と人をつなぎあわせて、
みんなが自然体で楽しみながら生きれるような
そんな地域を一緒に作っていきたいなあ、なんて思っています。

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さまざまな場所に出店もしているので、是非活動をチェックください!
Instagram → https://instagram.com/kmnproject
Facebook → https://www.facebook.com/kmnproject

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【直近のイベント情報】
着付会×キモノ交流会
(満員御礼!)
11/28 (日) 10:00〜12:00@松の杜くげぬま
(藤沢市鵠沼松が岡1-6-31 尾日向邸)
参加費 ¥1500 お茶菓子付
お子さまの同伴は+¥500
※事前予約制ですので、お手数ですがFacebookイベントページの参加ボタンを押される前にKMN projectへDMもしくは
kmnpj.kugenuma@gmail.comまでメールください。
***毎月さいごの日曜日にキモノ交流会開催! 着物好きさんが繋がる交流イベント、ただただ着物を着てみたいな〜という気持ちを後押しします〜***
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