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マルタのクラブを退団し、今回契約に至るまで #1467
皆さん、bom dia!
今回は、マルタのクラブを退団し、新たな契約に至るまでの話を*赤裸々に*書きます。(包み隠さず)
3月半ば、マルタのクラブを離れ、随分の時が経ちました。
僕は正直どこかしらオファーの話はあるだろう、という勘違いをしていました。
しかし、どの国もシーズン途中ということもあり、なかなか新たなクラブの話がないままでいました。
「カンボジアリーグは5月頭に終わるから、一先ずその辺りまでは待とう!」と。
そしてラオスの古巣クラブ、Young Elephants FCから4月末のマレーシア遠征に招待してもらい、クラブと合流し遠征に行ってきました。(契約どうこうではなく参加)
Young Elephants FCのボスからはその際、『戻ってきてほしい!具体的な話は遠征中にしたい。』という話はしてもらいましたが、具体的な話はされず保留。
そして4−5日間のマレーシア遠征を終え、日本に着陸した瞬間に1本の連絡がありました。
ミャンマーのクラブからでした。
具体的な条件から話を頂きました。
正直、いろんな思いがありましたが、少しずつ話を詰めて行っていました。
ミャンマーでお世話になった方にも連絡を取らせてもらい、生活のこと、家のこと、色んな相談をさせてもらい視野に入れていました。
数日後。
そのクラブから『保留にしてほしい』との電話がありました。
こんなこと百も承知のことなので、全く動揺せず…
そこから、カンボジアの1つのクラブの監督からオファーをもらい、物凄く親身にアプローチをしてくれました。
このクラブに行くということが、あまり頭には無かったのですが、その監督の想いが熱いほどに伝わってきました。
クラブ支給の家はゲストハウス。
「僕はゲストハウスには住めない」と伝えると、『今日の練習終わりに新しく出来たホテルを見に行ってくるから待ってて!』と、数時間後、監督が自らホテルにまで行ってくれ、写真を送ってくれました。
“そこまでしてくれる監督が居るのか…”と嬉しくなりました。
が…
このままずるずる引っ張るのも嫌だったので、オファーをもらった数週間後にはきちんと断らせてもらいました。
しかし、その数日後。
『やっぱり…』と再度オファーの提示を頂きました。
流石に心が揺れた自分が居ました。
その時、もう1クラブとも話をしていました。(オファーという形ではなく)
そんな中、ラオスの古巣Young Elephants FCから連絡が…
Young Elephants FCに日本人選手の先輩が所属していまして、その先輩からは熱いくらい何回も『来て欲しい!タクムとやりたい!』という今まで味わったことのない嬉しいアプローチをくれていました。
最初は正直に「(ラオスに戻ることは)考えてないことはないけれど、カンボジアでトライしたい。後はYoung Elephants FCから具体的な内容のオファーがない。」ということは伝えていました。
が、そこに再度ボスから連絡をもらい、別件で『Young Elephants FCの女子チームがアジアチャンピオンズリーグに参戦するため、今日本人女子選手を探している。至急選手獲得に協力してくれないか?』という話をされました。
その話と同時に、僕との契約の話もされました。
僕も「日本人女子選手の獲得には協力する」「僕の契約に関しては、2つの条件を提示したい」ということを伝え、いろいろ具体的な話を詰めていきました。
本当にいろんなことがありました。
このボスからの電話の2日後には仮契約書にサイン。
その2日前までは何も無かったのに…
本当、何が起きるか分かりませんね。
日本人の先輩の行動が無ければ僕は間違い無くここには居ません。
それだけ動いてくれていました。
いろんなご縁でここに来ました。
もちろん覚悟を持って。
そして仮契約をした時に、ずっとオファーをくれていたカンボジアのクラブの監督にもすぐに連絡しました。
が、更にその監督から『この条件だったらどうだろう。来てほしい。』という連絡をもらい、本当に嬉しい気持ちになったのは事実ですが、「気持ちは本当に嬉しい。でも僕はラオスへ行く」と伝え、また一緒に働けたらなと思います。
こうやって一途に寄り添って来てもらえることはなかなか無いですよね。本当に感謝です。
ということで、6月の頭にラオスに着き、本契約書にサインし契約完了。
そんな色々あった今回の移籍事情でした。
決まる時は一瞬で決まる。そんなことを身に染みて感じました。
このクラブでやらないといけないことは沢山あります。
クラブのために、自分のために、全ての力を注ぎます。
そんなYoung Elephants FCに向けて旅立つ直前にボスが僕にバチギレ…
契約解除の話も?
その結末は…後日書きます。
それではこの辺りで!VAMOS!!!!!
たくむ
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