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子どもにやらせたい「遊びながら」運動神経を高める運動とは

子どもにプロアスリートになってほしい!
そう思う親御さんもいるのでは?

親からしたら、プロにならなくても
運動はできたほうがいい!と思うもの。


将来の運動能力は、子どもの頃にその多くが養われるというのをご存じだろうか。今回は、子どもの運動神経を高める「遊びながら」できる運動を紹介してみよう。


スラックライン

スラックラインとは、2点間に張られたラインの上で様々な技を繰り広げるアメリカ発祥のスポーツである。

岡山スラックラインクラブホームページより引用

遊び方は、綱渡りそのもの。しかし、ただの綱渡りではない。世界中で数多くの大会が開かれ、そのパフォーマンスはライン上で跳んだり跳ねたり回転するなどアクロバティック!

スラックラインは、ラインの上に”立つだけ”でもトレーニング効果を得ることができる。「バランス感覚」や「重心のコントロール」、「カラダの安定性」が養われるのだ。


私もスラックラインを持っているし、子どもと楽しんでいる。


実際にやってみると、想像以上に難しい。立っているだけで上下左右にラインが動き、すぐに落ちてしまう。初めのうちは立つことも難しいし、普段使われない筋肉が刺激されることで、今までにない筋肉痛がでる可能性が高い。

しかし慣れてくれば、ライン上で姿勢をキープしたり歩いたりすることもできるようになる。カラダの安定性が高まるのを実感することができるだろう。


ドラウタビリティ

「身体能力を引き出す=Draw out ability」から名付けられたドラウタビリティ(Droutability)は、視覚や聴覚、運動覚を総動員するプログラムにより脳を刺激して、瞬時の判断力を高め、コーディネーション能力やフィジカルを向上させるトレーニングメソッドです。

(ドラウタビリティ協会公式サイトより引用)


ドラウタビリティはエビデンスが確立しているプログラムであり、しかも、そのエビデンスは日本だけでなく海外でも認められている、日本から発信する世界的なトレーニングメソッドだ。


私自身も指導者として小学校から高齢者まで、ドラウタビリティを指導した経験を持っている。
 

プログラム自体は非常に楽しく、誰でも簡単に取り組める。プログラムの幅が広くエクササイズの種類が多いのも、集中力の続きにくい子どもたちにとって導入しやすいポイントだ。


数字や色、音などに反応し、指示に合わせてカラダを動かすのだが、異なる2つ以上の動きや情報を干渉させて行うため、どう動けばいいかプログラム中は頭に「?」が浮かぶことばかり。そう、脳も刺激するのだ。

 

子どもの反応・反射を高めるだけでなく、瞬発力やアジリティ、カラダの使い方である巧緻性などを高めることができる。子どもの時期に最適なトレーニング方法の一つといえるだろう。

【公式サイト:ドラウタビリティ協会のホームページはコチラ☟】


ブレイブボード

子どもの間で人気が高い遊び、ブレイブボードも遊びながら身体能力を向上させることができる。

スケボーよりも難しい。

ブレイブボードはサーフィンやスノーボートの重心の動きに似ている。
バランス感覚や体幹の安定性、重心のコントロールなどを鍛えることができる。

乗れるまでに時間がかかるかもしれないが、それもカラダの能力を鍛えるトレーニングだと考えるとよいだろう。


子どもの時期に必要な要素とは

子どもは集中力が続きにくい。だから、楽しくなければ続かないのだ。


子どもの頃に必要なトレーニングの要素は沢山ある。
一般的に言われる「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期は、色々な運動を通してカラダの使い方を身につけるのに最適な時期だ。

ゴールデンエイジについては、改めて記事にしたいと思っている。

今回は楽しみながらできる運動を紹介した。どれも講習会や体験会などが開催されているので、興味があればぜひ参加してみるのもいいだろう。

もちろん、どれも簡単にチャレンジできるものなので、子どもの運動能力を伸ばしたい!という親御さんは、遊びの一環として取り入れてみてはいかがだろうか。


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