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神社巡りをしてきた⑩伊勢神宮, 建物

5時から開いてるとの噂だが、起きれなくて朝7時に車に乗り、すぐそこの外宮へ向かった。どうも、外宮→外宮の別宮→内宮→内宮の別宮の順で回るらしい。もうこれだけで、計7区間を車で移動することになる。御朱印も、この7箇所でのみ頂ける。

誰が祀られてるかと言えば、内宮では天照大御神(アマテラスオオミカミ)、内宮は豊受大神(トヨウケノオオカミ)が祀られている。トヨウケビメノミコトかと思ってたが、神社により呼び方はマチマチなようだ。また、内宮と外宮それぞれは別宮を持ち、境内及び離れた土地に関係の深い神様を祀っている。兄弟などの特別に近しい神様は別宮に、他は摂社等に祀られているぽい。

朝7時くらいの外宮序盤

外宮に着いた。木々の立ち振る舞いが素晴らしい。鬱蒼とせず、風通しが良い。遠くまで見える。遠くのその先も、林だった。人が少なくて尚良い。道もよくならされていて、足元を忘れて歩ける。

控えめすぎる建物

華々しくもなく、荘厳な雰囲気の中、所々に空き地のような、広々した空間がある。そこには控えめな、小さな建物(?)というのかなんというのか、祠でもなく(?)、かわいらしく、何かがあった。

この広々した空間の隣には、同じくらいの広さの空間がある。そちらには、立派な社がそびえている。このように、各所で空き地と社がペアになっている。

この空き地は何かと言うと、空き地ではなくて、遷宮先だそうな。20年に1度、隣に社を移すらしい。小さな建物(?)は、神様が座す場所を示しているのか、何なのか分からないが、よく整備されててなんかキレイだった(小並感)。


別宮「風宮」だった気がする

あえて別宮だけ写真を載せる。こちらは外宮の敷地内にある別宮だ。風宮と呼ばれ、級長津彦命(シナツヒコノミコト)と級長戸辺命(シナトベノミコト)を祀っている。ちょっと存じ上げない。

基本的に伊勢神宮の社は、こんな感じの「唯一神明造」と呼ばれる社の形をしている。中々にシンプルで、なんというか、高床式倉庫のような雰囲気だ。

遷宮先も、隣にちょこんと、かつ堂々と構えている。

風景全体的に、色がシックに決まっている。そして重厚な色合いと雰囲気と絶妙な静けさ。

この広い土地で、社を見つけては手を叩き、腰を折り、目を瞑って祈る。外宮だけで腰を壊すかもしれない。しかしながら、この作法を習慣的に行うと、なんだか心が整ってくる気がする。伊勢神宮へ参った後も、さらに1週間くらい巡りまくり、お祈りをしまくった。腰は痛くなったが、どうも決まった動きってやつは、心を落ち着かせるのだろうか。それとも神様のご加護だろうか。

神社巡り旅について書き続けてきたが、やや作業的になってきた。書き切るのが目的になりつつあるため、しばらく保留しようと思う。驚きやワクワク、発見、悲しみ、焦燥、興奮、嫉妬、軽蔑、絶望、希望、感動、などを多分に思い出しながら書きたいため、また書きたくなったら書くことにする。

以上、解散!


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