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内向型の子供の育て方

世間は外向型が優位とされる風潮があります。
日本以上にアメリカではそのような傾向が高いですが、そんなアメリカでも実は1/3が内向型だとされる調査結果があります。
おそらく、日本ではこれ以上に高いはずですよね。
そんなわたしも例に漏れず内向型を自負していますが(笑)、我が子も内向型の傾向がみてとれます。

そんなわたしにも朗報で(笑)、最近の研究では、内向型の方が分析力や観察力、静かな粘り強さなどが優れている、という結果が出ています
では、内向型の子供の能力を充分に発揮させるには、具体的にはどうすれば良いのでしょうか?

まずは、内向型を受け入れるということが何より重要です。
内向型は外向型に比べて、ひとつかふたつ程度のジャンルに興味を持ち、それらについて深く学ぶ傾向があります。
鉄道好きな鉄ちゃんや、ひたすら本を読んでいる人などがそうですね。
周りを見るとどうしても外向型が良く見えたり、ましてや親自身が外向型の場合は、子供が内向型だと感じると外向的にさせようとすることが多いかと思います。
しかし、内向型に無理に外向型を偽らせる行為は、ストレスが増えるだけでほとんどメリットがありません(逆もしかりです)
「できる!できる!できる!」、「ヤル気を出せばなんでもできる!」というような一部の自己啓発や昔の体育会系のやり方は、外向型の人にしか通用しないという研究結果が出ているほどです。

ご自身の子供が「引っ込み思案のような気がする」、「人見知りだ」ということはよくあります。
でも、それらは内向型のひとつの特徴なだけであって、決して短所ではありません。
内向型は特に集中力が高かったり、ソフトパワーとも呼ばれる優しく粘り強い力で仲間を引っ張っていくリーダーシップがあることも多くあります。

子供が興味を持ったことに対しては頭ごなしに否定せず、見守りながら意志を尊重してあげることが、今後の成長に大きく力になるはずです。

内向型の子供に悩んでいる方は、スーザン・ケイン氏の『内向型人間のすごい力 静かな力が世界を変える』という本をおすすめします。
単行本で値段も高くないですが、内向型についてのこと、内向型の子供の育て方についてのことが詳しく書いてあります。

▼内向型の使い方を知る▼

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