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高齢者の腰痛No.1、脊柱管狭窄症の正体!

痛みの原因を徹底追求、患者さんの自然治癒力を引き出す柔道整復師タクです。

今回はタイトルの通り脊柱菅狭窄症についてまとめました。代表的な症状、どの段階で手術をしなければならないのか、リハビリについてなどをまとめました。

整形の先生に脊柱菅狭窄症と言われて諦めている、症状が出てるが放置している人は特に参考にしてみてください。


脊柱管狭窄症とは

背骨を通っている管が周囲組織の変性により狭くなり神経が圧迫されている状態のことです、下肢、会陰部のしびれなどの症状がでます。

症状の特徴は

脊柱管狭窄症は背骨の管が原因で発症しますが症状は殿部、下肢痛が中心です。

もし殿部から下肢に症状がなく腰痛だけがある場合は他の疾患が考えられます。

脊柱管狭窄症の症状は下記の通りとなります。

①殿部から下肢にかけての痛みやしびれ
②間欠性跛行(歩行時の疼痛や脱力、感覚異常)
③足の裏の違和感
④筋力の低下
⑤頻尿や残尿感、排尿遅延、便秘などの膀胱直腸障害

自分の症状に当てはめてみてください、該当するものがあれば早めに整形外科を受診しましょう。

手術も検討

手術の適応について考えていきます、症状が進んでいる場合は運動療法ではどうしようもならない場合が多いです、紹介します。

先程の膀胱直腸障害がある場合は神経症状の最終段階といえます、頻尿や残尿感、排尿遅延、便秘などが出てきた方は要注意です。

その他に下肢や殿部の症状が強くなり、歩行距離が短くなってきた方も信頼できる整形外科を見つけ相談しましょう。

運動療法

体幹筋や背骨周囲の支持組織を考慮した、背骨の可動域や支持性の運動が必要です。

特に脊柱菅は背骨を反らす動きで狭くなるため背骨、骨盤を反らさずキープするようにコントロールするようなリハビリが必要です。

この動きは少し難しいため医療機関やトレーナーに教わるのが良いでしょう。

まとめ

同じ脊柱菅狭窄症でも重症度が違えば、対応も異なります。信頼できる医療機関を受診し、どのくらい進行しているのかを確認しましょう。

それどころか患者さんの中には腰部の痛みだけしかないのにも関わらず、脊柱管狭窄症と診断がくだされ、治療が止まっている方も多いです。

痛みの原因が分かれば正しいケア方法が見えてくるはずです、今回の内容が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。


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