【物語る映画ポスター17】クエンティン・タランティーノ監督

大好きな監督です。
今回は、映画のポスターではなく
監督自身がポスターになっている作品を
集めてみました。

記事でご紹介するために
素敵な映画ポスターを探していると
ちょくちょく紛れ込んでくるんです。
監督がメインのポスターが
こんなに沢山描かれているとは
驚きです。

彼の熱狂的なファンは
ものすごく多いです。
タランティーノ警察なる方々も
いらっしゃるようで
ネットで下手な議論をすれば
間違いを正しにくることもあるのだとか。

彼にとっての武器は、カメラ。
独創性と創意工夫と映画愛を
銃弾にして世界へぶっ放す。
やられちゃった人の数は夥しい。
ここにも一人います。

監督デビューする前は
ビデオショップでバイトしていて
浴びるほど映画を見ながら
脚本を書いていたそうです。
彼の作品で披露される
数えきれないほどのオマージュ、パロディは
この時期に溜め込まれたのでしょう。

第1作のインタビューで、
作品の盗作疑惑について
指摘されたときの返答が最高です。

「俺はこれまで作られた
すべての映画から盗んでいる」

ご自身の作品にも
何度も出演されています。
面白いのは、出てきたら
だいたい死んじゃうんですよね。
自分の書いた脚本で
自分を殺すんです。
時にはダイナマイトでぶっ飛ばすことも（笑

映画のために、自らの命すらも
捧げてるように感じてしまいます。

彼は10作品を撮り終えたら
引退すると公言されていて
今は9作目。

ぜひ、宮崎駿監督などの
「引退撤回」もパクって
長らく映画を撮り続けて欲しいところですね。

マジで願ってます。