【物語る映画ポスター9】NOPE/ノープ

画像1 UFOが上空にいれば、見上げてしまうのは当然。でもこのUFO、恥ずかしがり屋なんですよね。本作では、「見る」「見られる」の関係をとことん突き詰めた作品。それが「映画」というものの根本でもあって、示唆に富む。
画像2 UFOをとらえるために設置された監視カメラ。「見る」ためだけに作られた機械。本作では非常に重要な意味をもちます。なぜか不気味に見えてくる。
画像3 UFOの存在を嗅ぎつけてやってきたマスコミの人。自分の正体は一切見せずに、むしろ相手を反射させる。黒い穴から、ただ一方的に「見る」だけの存在。その暴力性も描かれる。よくこんなヘルメット思いついたな。。
画像4 この空気でダンスする人形?も、あるものを「見える」化するために重要な場面で活躍する。観客からしても、すごく映画的に状況を把握しやすくなった。そのアイデア力に脱帽です。

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