【好きなシーン9】第9地区

画像1 「9」の先っぽは、エイリアンの手を表してます。主人公の左手が、ある黒い液体に触れることで、エイリアンになっていくお話。
画像2 高熱にうなされ、異常な食欲に苛まれ、歯が抜けていく。身体が侵食されていく恐怖の描写は1級品。人体実験から命からがら抜け出すが、妻にも裏切られ、やけになって斧で切断しようとする。しかし痛覚があってできない。
画像3 なんとかエイリアン居住区(第9地区)のうちの一つに匿ってもらうことに。
画像4 あの黒い液体を取り戻せばエイリアンは星に帰れるし、主人公も母船で手を治療してもらえるとのことで、一蓮托生が生まれるシーン。
画像5 目的は一致したが、人間VSエイリアンの敵対関係は続き仲は良くない。そこで少年エイリアンがかけた言葉が素晴らしい。「おんなじだよ」と嬉しそう。「同じなもんか」と主人公。このやりとりがラストまで効いてくる。人間とエイリアンを身体で描く。作り込んだ脚本と臨場感溢れるカメラワークが見物の素晴らしい映画です。

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