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【映画掘り下げ】「メメント」の超難解な謎解きをすっきりさせる地図を描いてみました。

リクエスト頂きありがとうございます。

本作は、超難解な映画です。

私も、最初に見たときは
よくわかりませんでした。

2回目にしてやっと、
最後のどんでん返しの意味がわかって、
物凄い映画だったんだな、
と把握できた感じです。

3回見ると、
張り巡らされた伏線の数々、
細かく散りばめられた布石、
それぞれの心理描写など
面白いものがどんどん見つかってくる。

この記事では、

・なぜこれほどまで難解なのか?
・難解な本作を理解するための手引き
・本作を理解して、その先に見えるもの

を書き記してみました。

それでは、ご一緒に
映画さんぽに出かけましょう。


逆行する時間の始まり


©️Summit Entertainment

タイトルのバックには
男が倒れて血を流している
不吉なポラロイド写真。

©️Summit Entertainment

ポラロイドが、
徐々に薄くなっていく。

真っ白に変わると、
ポラロイドカメラに
フィルムは吸い込まれていって
パシャっと写真を撮る男。

カメラを脇にしまって、

©️Summit Entertainment

呆然とした表情。

男の右手に銃が吸い込まれていき、
発砲と断末魔。

・・・主人公が、銃で人を殺すシーンの
「逆再生」から映画の幕が上がるのです。

冒頭の段階で、
「これは時間を遡る作品です」というサインが
わかりやすく示される。

本作を難解にしている最大の理由は
ここにあります。

普通、映画では
起承転結と言われる通り
当然現在から未来に
向かって時間を追っていきます。

本作では、起承転結の
「結」が最初に表されているのです。

「なぜ、この男は人を殺したのか?」
という結論に向かって、
時間をさかのぼっていくというのが
本作の大きな構造となっています。

カラーとモノクロの混じり合い


本作をさらに複雑にしているのが
カラーのパートと
モノクロのパートが
交互に入れ替わって進んでいく事。

冒頭の時間逆行シーンの直後

©️Summit Entertainment

「ここはどこだ?多分モーテルの部屋だ」

という、別の時間軸が
モノクロで始まっていくのです。

カラー映像では時間を遡り、
モノクロ映像では普通の時間の流れ方。

それぞれが小刻みに入れ替わって
映画が進んでいき、
ラスト付近で
見事に重なるという構造になっています。

難解に感じるに決まっています。

この難解さを
図で表したものがありました。

wikipediaより

上から下に向かって
映画が進んでいく。

さらに詳しく、
それぞれのパートを小分けにしてみて
実際の時系列の始まりを右上に据えてみます。

(上の図とは左右が逆になってます・
ややこしくなってすいません)

引用元:https://filmaga.filmarks.com/articles/51063/

詳しく読まなくて大丈夫です(笑
複雑さが伝わればと思い、引用しました。

映画自体はカラー22(冒頭シーン)から始まり、
モノクロ1、カラー21、モノクロ2、カラー20
と上から下へ進んでいくけれど、

映画の中の時間は、矢印で示される通り、
モノクロ1からモノクロ21までいって、
カラー1からカラー22へ流れていく。

2つの時間軸が画面の中で
同時に存在しているという映画なのです。

・・・激ムズです。

映画を1回見ただけで全部を把握する
というのがそもそも無理な話です。

でも、その難解さの先には・・・

超精密に練り込まれた脚本によって表される、
感じたことのない、
アクロバティックな面白さと
深みのある大きな魅力が
秘められているのです。


いつも目覚めたばかり


なぜこれほど
難解になってしまったのか?

どうしてわざわざ
時間を逆行させるのか?

主人公レナードの持っている症状、
「前向性健忘症」と深く関わっています。

レナードは、事故の後遺症で
10分ほどの記憶しか留められないのです。
新しいことを覚えても
10分以内に全てを忘れる。

出会った人のことも、
話した内容も全て。

本作が数分刻みにシーンを切り替え、
過去に遡っていくという構造は、
このレナードが持つ症状を
私たちも同時に体感できるように
作られた仕掛けなのです。

物語の序盤、
ホテルの受付員に自分の症状を説明する。

受付員は尋ねます。
「それって、どんな感じ?」

©️Summit Entertainment

見ている私たちも
シーンが切り替わるごとに
毎回、目覚めたような感覚を
味わうことになるのです。

さいわい、私たちは
記憶をなくす前の彼に起こった出来事を
遡りながら知っていくことができる。

主人公が感じる世界を体験しつつ
キレのある謎解きを何度も
見せてくれるのです。


モノクロに色がついていく


本作で最も「わかりにくい!」と
唸ってしまいそうなのは、ラスト付近。
全編に張り巡らされた謎、伏線を
一気に解き明かしていく場面。

「えっ!なに?ちょっ、え?まって!?」

と言ってしまいそうになったのは
私だけではないはず。

繰り替えしの図ですが、

wikipediaより

一番下の底の部分、
カラーとモノクロが交わるラスト付近に
焦点を当てて、ご説明していきます。

ネタバレを惜しまずご説明していきますので
ご注意ください。

©️Summit Entertainment

最後のモノクロのパートから
徐々にカラーのパートへ移っていくところ。

©️Summit Entertainment

ちょうどポラロイド写真が真っ白から
色が浮かび上がってくるのと連動して
画面全体にも色が入っていく。

同時に映画冒頭の構図と完全に繋がっているという
名人芸のような演出です。

なぜ殺したのか?
誰を殺したのか?

・・含まれる謎までリンクしている上、
ポラロイド写真を手掛かりにして
私たちが状況を把握するというのは
主人公が世界を把握するために使っている
方法そのもの。

ワンカットでこれほどの意味が
込められているのです。すげえ。

写真に写っているのは、ジミー。
麻薬を買うためにやってきた売人だったとわかって
主人公レナードが首を絞めて殺した。

なぜ彼を殺したのか?

殺された妻の復讐のため。

なぜジミーを犯人だと断定したのか?

テディと名乗る刑事が
麻薬がらみの線から特定したと
電話で話してきたから。

©️Summit Entertainment

モノクロパートのラスト付近、
泊まっていたモーテルの受付で会う。

ここまでモノクロで進められてきたのは
正体不明の電話相手に対して
レナードが自身の「前向性健忘症」についてと
過去の出来事の説明だった。

説明してきた相手はテディだったとわかる。
レナードは、刑事だという彼を信じて、
ジミーを犯人だと断定し、殺した。


サミーを忘れるな


モノクロからカラーに変わった直後、
あのポラロイド写真を撮ったあと
死体を地下室に運んでいくところで

©️Summit Entertainment

ジミーは「サミー」とつぶやく。

©️Summit Entertainment

なぜ「サミー」を知っているのか?
と動揺するレナード。

「サミー」とは誰か?

モノクロのパートで説明されてきた内容。

©️Summit Entertainment

レナードは自分の左手の甲に
「サミー・ジャンキスを忘れるな」
というタトゥーを彫っている。
過去の自分が、未来の自分に向けて
戒めとして刻んだもの。

レナードは電話相手にサミーを説明する。

©️Summit Entertainment

保険調査員の仕事をしていた時に
担当した顧客がサミー。
交通事故の後遺症によって
記憶能力を失ってしまっていた。
記憶できるのは数分程度のことで、
事故以前の記憶ははっきりしている。
今の自分の症状と同じだった。

詳しい検査の結果、

©️Summit Entertainment

心因性(遠回しに仮病・詐欺の可能性)
と診断され保険金は下りなかった。

サミーには妻がいた。
懸命に支えつつも、改善を見せない夫。
借金もかさみ、精神的に追い詰められる妻。

ある日、妻は賭けにでる。
自分の命を危機的状況に晒せば、
土壇場で記憶力を回復するかもしれない、と。

妻への定時のインシュリン注射は
以前からサミーがやっていた。

©️Summit Entertainment

時計を巻き戻し、
短時間に繰り返しインシュリン注射を
夫に頼んだのだ。

©️Summit Entertainment

注射を打ってもらい、
時計を戻してまた夫に「注射の時間よ」と。

妻の思いは届かず
サミーは言われるままに
何度も注射を打ち、妻は死んだ。

・・・レナードが左手に刻み込んだのは
サミーとその妻の失敗を忘れないためだった。
(この段階では。)

ジミーが呟いた「サミー」


©️Summit Entertainment

なぜジミーが「サミー」を知っていたのか?

妻を殺した犯人の手掛かりを辿って
麻薬の売人だと突き止め
やっと見つけたジミーが
なぜサミーを知っていたのか?

知り合いだったのか?
10分しか記憶が続かないことに付け込んで
自分を騙して、別の人間を殺させたのか?

捜査を手伝ったと自称するテディに問い詰める。
ここから、テディの暴露によって
ほぼ全ての謎が解き明かされいく。

©️Summit Entertainment

ジミーにサミーの話をしたのは、
レナード自身だった。

レナードが使っているモーテルの受付員が
ジミーと繋がっていて、
怪しいやつがいたら
連絡するようにしていたとのこと。

モーテルが麻薬取引現場の一つだった。

その時にレナードとジミーは会っていて
サミーの話をしたのだと、テディは言う。

だからジミーはサミーを知っていたのだ。

テディは勢いづいて
驚愕の事実を暴露する。

「お前がするサミーの話は
毎回だんだん面白くなっていった。」

©️Summit Entertainment

「自分に都合よく
嘘が混じっていったんだ。

記憶の続かない夫に対して
奥さんの心は苦悩と苦痛でズタズタになっていった。
それで、インシュリンだ。」

混乱するレナード。

©️Summit Entertainment

テディは
「ああ確かに。何度も話した。
自分に何度も言い聞かせるように
覚えたいかのようにな」

©️Summit Entertainment
©️Summit Entertainment

受け入れられないレナード。

自分が今まで教訓として戒めてきた
サミーの話(モノクロで説明してきた話)は
自分のことだった?

テディはたたみかける。
「サミーに妻はいなかった。
糖尿病はお前の妻だ。
本当のことを思い出させてやってる」

妻は事件では死んでおらず
インシュリンを打ち続けて
死なせてしまったのは自分のせいだった。

・・・
大きな謎の一つが解けました。

殺した相手が呟いた、
「サミー」とは
レナードが誰かれ構わず話していた
でっち上げの創作話だった。

自分が妻にインシュリンを打ち続け
死なせてしまった事実を
忘れるために、現実から逃れるために、
何度も自分へ
「それはサミーがやったことだ」と
言い聞かせていたのだ。
他人に話をすることによって。

「サミーを忘れるな」という左手のタトゥーは
自分がやってしまったことを
サミーに転嫁するために
刻み込んだものだった。

身体に刻んだ「ジョン・G」


次の大きな謎は、
たった今自分が殺したジミー
本当に妻を殺した犯人なのか?

レナードは犯人の手がかりを
自身の体にタトゥーとして残してきた。

©️Summit Entertainment

決して忘れないため。
執念が刻み込まれた身体。

©️Summit Entertainment
©️Summit Entertainment

犯人の手がかりは
「ジョン・G」と名乗る男だということ。

ジミーの本名は「ジミー・グラント」だから
あだ名として変形したもので、
「ジョン・G」と名乗っていてもおかしくない。

でもそれを教えてくれたテディのことが
信じられなくなった今、
犯人はジミーではなかったのでは?
と疑っているレナード。

©️Summit Entertainment

テディは続けて「本音」を暴き立てる。

©️Summit Entertainment

犯人がジミーであろうがなかろうが
どうせ忘れるだろう?

©️Summit Entertainment

自信なさげな表情で、かろうじて否定する。

妻の復讐のためだけに生きてきた。
自分が殺した犯人のことを
忘れるはずがない、と。

©️Summit Entertainment
©️Summit Entertainment

驚きと、自分自身への疑念が大きくなっていく。
絶妙な表情が長く映されています。

©️Summit Entertainment

テディは妻殺しの事件を担当していて
1年前に、すでに、
ジョン・Gを見つけて
レナードは復讐を果たしたのだ、と。

過去に撮った写真を改めさせる。

©️Summit Entertainment

テディは
「ジョン・Gを殺したときに俺が撮った。
嬉しそうだろう?」と。

左胸をゆび差しているのは、
そこにタトゥーを掘ると決めていたからだ。

空想が差し込まれる。

©️Summit Entertainment

「I'VE DONE IT(やり遂げた)」と。

実際にはその文字を刻まなかった。

テディ、
「お前は復讐をしたことも忘れた。
そしてまた、ジョン・Gを探し始めた。」

©️Summit Entertainment

レナードが殺したジミーとは
テディによって仕立て上げられた
嘘の犯人、偽のジョン・Gだったのだ。

テディ
「俺はお前の喜ぶ顔を、また見たかった。」

・・・
大きな謎が一つ解けました。

ジミーは妻殺しの犯人ではなかった。
テディが麻薬捜査官として
逮捕したかったホシのひとりで
レナードを利用して金を受け取らせ
利益を山分けするつもりでいたのだ。

「喜ぶ顔を見たかった」というのは
どこまで本音かはわからない。

そして真犯人のジョン・Gは、過去にすでに
レナードが殺していた。


刻まれなかったタトゥー

次に浮かんでくる謎は、
なぜレナードは、
復讐を果たしたことを
タトゥーに刻まなかったのか?

妻の復讐のためだけに生きてきたのに
それをやり遂げたという事実を
なぜ忘れてしまうのか?

テディの暴露が続く。

©️Summit Entertainment

レナードは妻の復讐を果たした後も
事件の捜査ファイルを手放さず、
内容にわざと「抜け」を作っていたのだ。

©️Summit Entertainment

ずっと前のモノクロパートで
警察のファイルが一部黒消しされていたり
ページが抜けているという描写があった。

・・・すべてレナード自身がやっていたのだ。

なんのために?

©️Summit Entertainment

未来の自分のために
意図して謎を残しておく。

©️Summit Entertainment

果てしない夢を追い続けるために。
お前は探偵ごっこをしていたんだよ。
俺はそれを手伝ってやったんだ。

ジョン・Gと呼びうる人間は
どの町にも山ほどいる。
また犯人探しができるじゃねえか。

と、まくしたてるテディ。

©️Summit Entertainment

レナードはしばらく呆然とし
考えこむ表情のあと

©️Summit Entertainment

テディに殺意を向ける。

©️Summit Entertainment

銃口を軽く手で払ったテディは
余裕の表情。
レナードが人殺しではないことを
熟知している。
彼が人を殺せるのは
妻を殺した犯人だけだ。

レナードは踵を返し、外に出て
車に乗り込む。

©️Summit Entertainment

テディの写真の裏に

©️Summit Entertainment

「奴の嘘を信じるな」と書き込む。
「お前のことは忘れさせてもらう」と
呟きながら。

今の自分の判断で
未来の自分へメッセージを送った。

©️Summit Entertainment
©️Summit Entertainment

テディによって暴露された「真実」も
ついさっき殺した人間のことも
喜んでいる「自分」も
火をつけて灰にしてしまう。

俺がまた謎解きを始めるって?
またジョン・Gを探し始めるって?
今回はそうさせてもらう。
と呟きながら

©️Summit Entertainment
©️Summit Entertainment

テディの車のナンバーを
ジョン・Gの手がかりとして
メモに書き込む。

あとでタトゥーに彫ってしまえば
未来の自分が謎解きをして
テディをジョン・Gとして突きとめて
殺すだろう。

今の自分はテディを殺せないから
未来の自分に託したのだ。

知りたくない現実を
永遠に葬るために。

・・・
これで最後の謎が解けました。

レナードが妻の復讐を果たしたことを
タトゥーとして刻まなかったのは
生きる目的を失わないためだったのです。

犯人のジョン・Gを
永遠に追い続けるため。

それしか、生きる目的を
見出せなかった。

未来の自分に対して
バトンをわたすように
生きる意味を送り続けるのだ。

冒頭で示した、
映画の最初のシーンをもう一度。

©️Summit Entertainment

写真に写っているのは
紛れもなくテディです。

レナードは過去の自分から
手がかりというバトンを繰り返し受け取り、
謎解きをやり遂げ、
「ジョン・G」を殺したのです。

本作のカラーのパート全編にわたって
時間をさかのぼって語られる物語は、
自分が作りあげた嘘の妻の仇を
追い求めていく、というお話だったのです。

レナードの決断


生きる目的を失わないために
幻の犯人を仕立てつづけたレナード。

10分しか記憶が続かないとは、
どういう感じでしょう。

気がついたら、知らないところにいて
何をしていたのかわからない。

しかも、最後に残っている記憶というと
目の前で妻が苦しんでいる情景。

©️Summit Entertainment

暴漢が家に押し入り妻を乱暴し
助けようとしたところで頭を殴られた時点。

10分ごとに目が覚めると
この記憶が直前に絶えず残っている。

想像してみると、
地獄としか言いようがありません。

彼が生きていくために頼りにできるものが
この壮絶な記憶だけだったとしたら
ラストで明らかになった彼の決断を
責めたてることなど
誰にもできないのではないでしょうか。

本作のラストで
車を運転するレナードの視点が
長めに画面へ映されていき、
レナードのモノローグが流れます。

「俺は自分の外の世界を信じなきゃ。
自分の行動に意味があると信じて。
たとえ覚えてなくても。
目を閉じても世界はまだ存在する。
そう信じなきゃ。」

©️Summit Entertainment

まだそこに?

©️Summit Entertainment

「記憶は自分の確認のためなんだ。
みんな、そうだ。」

急ブレーキでタトゥーの店の前に止まる。

©️Summit Entertainment




まとめ

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

ラスト付近で繰り広げられる、
畳み掛けるような謎解きに
焦点を当ててご説明してきました。

本作の全編にわたって張り巡らされた
「謎」「伏線」がある程度、わかりやすく
つながって見えてくるのではと思います。

1回目の鑑賞では
時空と色彩と思惑が入り混じって、
未知の世界で迷子になってしまうような感覚を
味わうかもしれません。
私もそうでした。それも一興。

面白くてスリリングな感じはあるけれど
日常から離れ過ぎて、
散歩しようにも、方角も向かう先も足元も
はっきりしない。

そこへ、せめて大事なものの在りかを示した
「地図」があれば、より楽しく
映画の中を散歩できるのでは、と思い
この記事を書きました。

あなたが本作を鑑賞するにあたって
お役に立てれば、幸いです。


今回の掘り下げ話は
ちづさんよりリクエスト頂きました。

すんごい遅くなってしまってすいません。

随分まえに1回だけ見て
うっすら理解したまま、
すごいトリッキーだったなあ、くらいで
とどまっていました。

今回見直してみて
その複雑さと入り組んだ時間軸に圧倒されて
こりゃどう整理したものか、
とモンモンとしつつ、寝かせてみてを繰り返し
時間が過ぎていって、と。
お待たせしてしまいました。

でもなんとか記事を書ききってみて
難解な映画の捉え方、まとめ方が
自分の中ですごい勉強になって、とても良かったです。

この場を借りて感謝申し上げます。

ありがとうございました。




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ここまでお読み頂きありがとうございました。 こちらで頂いたお気持ちは、もっと広く深く楽しく、モノ学びができるように、本の購入などに役立たせて頂いております。 あなたへ素敵なご縁が巡るよう願います。