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ウイルスよりも人を怖がる時代の対処法

昨日は弊社で『コミニケーションミーティング』といって、社員みんなを集めて終日ミーティングやディスカッションをする日でした。

今回のディスカッションで設定したテーマは「コロナってみんなにとってはどこが怖いか」。

・感染したら死ぬかもしれない
・身近な人にうつすのが怖い
・仕事がなくなるのが怖い
・感染して人から何か言われるのが怖い

などなど、いくつか怖い理由を想定していた中で、一番多かったのは「感染して人から何か言われるのが怖い」「場合によっては個人情報を特定されるのが怖い」という点でした。

これはうちの会社の若い子だけでなく、社会全体を通じても僕もとても感じるところです。

やはり都会よりも人の目を気にする地方都市

僕は東京と岡山、どちらの場所にも暮らしていますが、やはり東京よりも地方都市の方が人の目を気にする傾向は強いです。

こういう風潮、ほんとに「なんだかなあ…」と思うんですよね。

それはもはやウイルスよりも人を恐れているということですから。

コロナって、これまで隠していたこと、目を背けていたことを暴き出しているので、そうした人の心のあり方も出ちゃってるよな…と思います。

ウイルスはワクチンが開発されるまではどうしても防ぎきれないところもありますが、人のことは各々の意識や心がけで防げるところもあるとも思ってしまいます。

ただそれと同時に、むしろ人の心のほうが社会の中で何十年もかけて醸成してきてしまっているものなので、より根深い、解決しづらい問題だとも感じます。

コロナウイルスの流行は1〜2年で終わるかもしれませんが、そうした人の心が生み出す「怖れ」って、今後もなくなりづらいんだろうな…と。

噂話ももうやめた方がいいよ

感染してしまった人のことを誹謗中傷するのは、もちろんNG。

ただそこまでいかなくても、特に地方都市でよくあるのは「お母さんのパート先の、同僚の、兄弟の、子どもの同級生が感染したみたいよ」みたいな話。

「それ誰よ」とか「もうどうでもいいよ」っていう話が多いんですよね。

その噂話をする人には特に悪気がないとしても、ポジティブな意味で話していないことは聞いている人はわかります。

すると、それを聞いた側は「自分がもし感染したら、こうやって知らない人にもいろいろ言われるんだろうな…」と思うようになりますよね。

その「自分のことを知らない人」の中にもしもやばい人がいたら、自分の人格まで非難されたり個人情報を晒されたりするかも…、という点を怖がるのようになるのもとても分かります。

いわれのない非難や地方の噂話から身を守る方法

こういう問題ってほんとに難しいよな、と思います。

もし自分がそういう目に遭った場合にとる対策としては、以下でしょうか。

・いわれのない非難中傷については、発信者を突き止めて異議を申し立てる
・いざとなったらその土地にこだわらず住む場所や拠点を変える

特に二つ目、その場所に過度な執着をもたないような心持ちになると、そのリスクへの怖さも少しは減るかなと思っています。

人によってはなかなか実行するのが難しいことかもしれませんけれども。

と、最近「なんだかなあ…」と思ってる話と、ささやかなその対策でした。

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