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仕事はできるのに人を育てられない人の5つの特徴

こんにちは!個性型リーダーシップ開発トレーナーの脇坂です。
  今日のテーマは「仕事はできるのに人を育てられない人の5つの特徴」です !
少しでも参考になれば、「好き」をぽちっ!していただくかコメントをよろしくお願いします。今後の励みにさせて頂きます!



①せっかちなので、部下に任せられず自分でやってしまう


「仕事ができる人」というのは、「誰よりも仕事が早く成果を上げる人」と僕は定義しています。だから、周囲から評価を得て、新しい仕事や役職を与えられると思います。
また、人間は自分が基準だから、当然のように自分と同じぐらいできるやろう?という感覚が強すぎると、この罠にハマりがちですね。
自分のペースに合わないと、焦りから、部下が7~8割りまで出来上がった仕事を取り上げてしまう傾向があります。
短期の成果を求めるには良いですが、中長期的には部下が育たないので、チームの業績低下の要因の1つになりがちです。

②自分が簡単に出来ることが、何故、部下は出来ないのか理解しようとしない


スポーツの世界でも、多くの大人の監督やコーチが子どもたちが出来ないことやミスがあると、子供たちを叱責するということが、今や問題視されていますよね。
当然、子どもたちの体力や技術力が違うので、何が課題なのかを見極める「洞察力」がなければ本質の問題解決にはならないんですね~
仕事も同じで、個人個人の適性や能力を理解しようとしないと部下は育たないしチームのモチベーションの低下に繋がるリスクがあります。

③部下の真の強み・弱みを把握できていない(偏見・先入観が強い)


その人の真の強み(得意な点)を存分に発揮させ、弱みは互いにフォローし合うというチーム運営が大切になります。
しかし、上記②とも関係しますが、「洞察力が大事」なのと同時に人間は、自分と同じタイプを評価しがちだったり、偏見や先入観で正しい評価をゆがめる傾向がありがちなのです。これをハロー効果と言います。
(ハロー効果とは、ある対象を評価するときに全体的な印象や何か一つの印象から、個々の特性を同じように評価してしまう傾向のことを指します。)
例えば、学歴が高いから仕事はできるだろう。体育会出身だから根性があるだろう。理系は、人間関係が苦手だろう。A型の人は几帳面だろう。関西人だからオモシロい人だろう(笑)とか?のようなものが該当します。

まっさらな心で、その人と向き合い、その人に興味関心をもって接することで、その人を知る努力が大事になります。

④単にいい人なので、部下への要求が甘い


自分のことには関心があり、ある程度頑張って成果を上げますが、部下指導となると
自分が部下に嫌われたくないとか、人に関心が薄ので、ついつい部下への要求が甘くなるタイプです。
そうなると、個人成績は良くてもチームのパフォーマンスは厳しくなりがちです。

また、「人を育てる」には時間や労力が必要です。根気も求められます。「教育とは、流水に文字を書くが如く儚い仕事である。だからこそ、岸壁に文字を刻む如く情熱をもってと組まねばならぬ」という国民教育の師父と呼ばれた森信三先生の言葉を自分の胸に刻み込んで頂きたいと思います。

⑤そもそも、保身が強く上司だけを見て部下に興味が無い


高度経済成長期のような時代は、変化が少ないので何とか乗り切れたタイプだと思います。正解があって、自分の経験値が通用する時代であれば良かったかもしませんし、よくある出世競争においても、いかに上司に気に入ってもらえるかを重視するタイプ。
過去の実績に依存するタイプでもあるので、変化に弱く部下よりも上司や会社に目を向けがちなタイプ。
歴史の古い組織には、ありがちなタイプ。
組織に忠実だが、新しい意見やアイデアを提案したり実行するのは苦手。

では、今回のまとめですが、上記以外にも特徴はあると思いますが、このまま放置していたら、人は増えても成果の上がらない組織になってしまいます。


そこで解決策として
1.3つの目標設定を行う(①業績目標 ②業務目標 ③教育目標)

2.評価制度の見直し
(部下を持つ人には、個人成績と組織の成績の比率を見直してみる)

3.期待成果の見直し
(例えば、営業職の場合であれば、毎月チームの成果300万円を達成する!というよりも、月間100万円を売り上げるスタッフを3名育成すること。という評価点を見直してみる)
などがあげられます。

詳細は、各企業様の理念や目標等によって変更点があると思いますが、考え方としては、上記3点をご参考になれば幸いです。

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では、また!